・各監督:Si o No(Corriere dello Sport)
☆アッレグリ
Si−今シーズンのサプライズ。アッレグリはカリアリから包囲されているが、ロティート会長は彼を招聘することを決めた場合にはアプローチを開始するだろう。ただ、ロティート会長とチェッリーノ会長の関係は、昨夏のフォッジャの移籍以降、冷めている。
No−問題は同じチェッリーノ会長にある。同会長はアッレグリを手放そうとはしていなく、その考えを変化させる準備もできていない。アッレグリ監督自身の願望がカギとなるだろう。



☆ジャンパオロ
Si−ロッシ監督のペスカーラ時代の愛弟子。そして、熱のある名前。彼は質のある試合を展開し、また多くの才能(フォッジャは、ジャンパオロ監督によって高水準の選手であることを示した)を開花させてきたように、若手と働く方法を知っている。シエナとの契約は残っているものの、ラツィオのようなクラブからのオファーを受ければ、フリーになるための困難はない。
No−ジャンパオロにはロッカールームの課題がある。ロティート会長は、ロッシ監督と決別した場合には穏健なロッカールームを建設したがっているのだが、ジャンパオロはカリアリ時代に若干の問題を抱えていたため、それがマイナス要因となっている。



☆ゼンガ
Si−世界を渡り歩いた監督。ここ2シーズンはカターニャを率いている。ロティート会長は彼のことを考えるかもしれない。
No−彼の性格は単純なものではない。経営面だけでなく、技術的な面も見ているロティート会長にとって、ゼンガの個性が自らの考えに融合するものなのか確かめる必要がある。



☆マッザーリ
Si−ロティート会長は昨年もマッザーリのことを考えていた。そして、実際に両者はローマで会ったが、結局はすべて消滅した。ただ、現在も彼の名前は有効なままとなっている。マッザーリはサンプとの歴史を終わらせている。
No−彼の年俸は軽いものではなく、100万ユーロ以上の額が必要となる。これは克服しなければならない主要な障害だろう。彼と契約を結ぶには大きな経済努力をしなければならない。



☆コラントゥオーノ
Si−ラツィオは期待外れのシーズンを挽回するために、攻撃的なカルチョを展開させようとしている。ラツィアーレはこの点でコラントゥオーノを支持している。コラントゥオーノは6月30日までパレルモと契約しているが、実際には無償で招聘することができる。彼は、ラツィオから考慮されている監督の中で唯一のフリー監督だ。
No−パレルモでは不振のシーズンを過ごしている。彼はザンパリーニ会長のプロジェクトを体現させることができなかったのだ。チャンスは2回与えられたが、問題のない手腕を見せることはできなかった。



☆マリーノ
Si−カターニャ、ウディネーゼでのポジティヴな結果。つい最近、彼はウディネーゼとの長期契約にサインしたため、彼が到着する可能性はほとんどない。
No−疑いは準備に関するものだ。彼が率いるチームはシーズンの半分を気の抜けた状態で過ごしている。この問題は、より多くの試合に挑まなければならないラツィオにとって考慮しなければならないことだろう。