・パンデフ:ユヴェントス移籍へ
ラツィオ-パンデフ、終焉:昨日、レオナルド・コルシ代理人は、ユヴェントスと既に合意に達したパンデフがシーズン終了後にラツィオを去ることを確認した。「ロティート会長とは近日中に会うが、私はパンデフの考えは既に明白となっていると思っている。契約更新の交渉は難しくなっているよ」。パンデフにはユヴェントスのほかにもフィオレンティーナ、バイエルン、トッテナムが獲得に動いている。トッテナムについては、既にロッカールーム内でパンデフ獲得の仮説が話し合われており、イタリア残留を望んでいるパンデフに対して1800万ユーロを準備していると伝えられている。近年、パンデフは契約に関しては沈黙し、常にクラブを尊重してきた。彼は、ラツィオが自らを成長させてくれたことを理解し、感謝しているのだ。
今後定めなければならない唯一の事項は、デ・シルヴェストリの情報も尋ねたユヴェントスとラツィオの間の合意だけとなっている。ラツィオはパンデフの移籍金として少なくとも2000万ユーロを要求しているが、パンデフはFIFAの条項を行使すれば170〜200万ユーロで移籍することが可能となっているため、要求額を下げる必要があるだろう。なお、ラツィオは高額な移籍金の他に、デ・チェリエの獲得も求めている。
一方でロティート会長は既に新たなパンデフを見つけたようだ。それはリールに所属する18歳のFWエデン・Hazardである。1991年ベルギー生まれのこのトレクァルティスタは2012年まで契約を残しているが、ロティート会長は昨夏にリヒトシュタイナーを獲得した際からリールのフロント陣との良い関係を築いている。彼にはバルセロナとアーセナルも追跡を行っているが、ロティート会長は来シーズン、171cm、67kgという小柄で素晴らしいスピードを持ったこの才能に賭けることを望んでいる。パンデフの後釜として、そして2人目のサラテを生むために。(Il Tempo)



・パンデフ:バルセロナも狙う
バルセロナはパンデフに狙いを定めている。パンデフの代理人はユヴェントス移籍を支持しているが、Goal.comによるとベギリスタイン氏はパンデフに対して契約を持ちかける可能性があるようだ。(Piazza della Liberta.it)



・パンデフ:チェルシーも狙う
欧州の新聞のタイトルにはパンデフの名前が何度も記されている。昨日はトッテナムが1500万ポンドのオファーを出したというニュースが届けられたが、本日にはチェルシーも獲得に動き出したと報じられている。(Piazza della Liberta.it)



・パンデフ:ラツィオに別れ
パンデフは契約を延長しない:「僕はロティート会長に話した。考えを変えることはない」。そこで、ラツィオはDzekoやイアクィンタを後釜に考えている。
パンデフの選択はこの2ヶ月で熟されたようだ。パンデフは新たな刺激を求め、環境を変える必要性を感じたのである。これはお金の問題ではない。それでも、すべてを尽くしたロティート会長は、今もパンデフを失うことに難色を示している。「私はまだ話すつもりだ。合意を探すよ」。(Corriere dello Sport)



・Daily Mirror:チェルシーがパンデフを狙う
Daily Mirrorによるとチェルシーはゴラン・パンデフのパフォーマンスに注目しているようだ。(La Lazio siamo noi.it)



・パンデフ:ラツィオに“さよなら”の準備
パンデフは別れを準備している。ラツィオ入りしてから5年後、彼はより野心的なクラブへ移籍することを望んでいるのだ。アレッサンドロ・コルシ代理人は次のように語った。「現在のところ、契約更新は複雑に見える。ロティート会長は可能な限りすべての努力をしたが、パンデフを残留させるためには、お金とは関係のない問題についても明白にしなければならない」。
つまり、他に考慮すべき問題があるようだ。「パンデフがいくつかの考えを既に作っているのは明白だが、我々は近日中にロティート会長と会うよ。パンデフは人生の選択に関して、いくつかの考えを作っている。我々はティフォージを動揺させたくはないが、状況はデリケートなものなんだ。パンデフが輝くには、刺激が必要なんだよ」。パンデフはおそらく、自らの評価を安定させたラツィオに留まるという考えも持っているだろう。しかし、それと同時にラツィオよりも野心的な目標を持ったクラブへ移籍するという選択に心を惹かれているようだ。
Tuttomercatowebでは、パンデフには多くの欧州のクラブが関心を持っていると伝えられている。これについてコルシ代理人は次のようにコメントしている。「ハンブルグとトッテナムはラツィオにとって最も関係のあるクラブのうちの一つだが、パンデフを狙っているのは彼らだけではない。欧州の多くのクラブがパンデフを獲得する用意ができているんだ。パンデフは技術的にも経験を積んできた。我々がロティート会長と会い、問題について話し合ったとしても、私はパンデフがラツィオから去るという考えを成熟させていると思う」。これは離婚の知らせのようなモノでもあるが、状況が変化する可能性がないというわけではない。「2,3日以内にロティート会長と会う。その場で、我々は状況の詳細を分析するよ」。
いずれにしても、完全な成熟に向かっているパンデフはラツィオから去る運命にあるようだ。彼にはバイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティ、フィオレンティーナ、ユヴェントスといった欧州中のクラブが獲得に動き出しているのである。特に、若返りに動いているユヴェントスは重要なオファーを用意している。この状況の中、ロティート会長はパンデフの放出で最大限の資金を得るという現実的な行動を取ることに納得する必要があるのかもしれない。本当にパンデフを放出する必要があるのならば、ティフォージは技術的な観点においてパンデフの穴を残念に思わない確実性を得ることを望んでいるのだ。(Il Messaggero)



・ラツィオ:パンデフの後釜を探す
ラツィオにとって、ゴラン・パンデフの代役を見つけることは単純な作業ではない。ロティート会長はパンデフを引き留めるために最後まですべてを尽くそうとしているが、それと同時にパンデフの後釜の選択肢も見つけようとしている。
現在のところ、主要な標的はマルコ・アルナウトヴィッチとなっている。パンデフがラツィオに多額の移籍金をもたらせば、ラツィオのアルナウトヴィッチ獲得の可能性は広がるはずだ。ただ、アルナウトヴィッチにはインテルなどのビッグクラブも獲得に動き出しているため、ラツィオの行動が遅れを取る恐れもある。アルナウトヴィッチの他では、スアーソ、チェヴァントン(ロッシ監督が続投するのならば、可能性がある)、ローゼンベルグなどの名前をリストアップしているが、パンデフがユーヴェに移籍する場合にはジオヴィンコやイアクィンタといった選手を交渉に含めることも可能となるかもしれない。
なお、ラツィオの考えはパンデフだけではない。マトゥザレムを巡るシャクタール・ドネツクとサラゴサの裁判は本日判決が下されることになっている。その一方で、既にファビアン・ヴァルデスの交渉を締結させたラツィオは常にアルゼンチンを注視しており、パストーレという真珠に目を付けている。パストーレを追跡している他のクラブは決して小さなクラブではないが、ロティート会長はフォルメッロに若い才能を持ってくるためにすべてを尽くそうとしている。(Il Messaggero)



・Corriere dello Sportのパンデフ後釜候補リスト
DZEKO (WOLFSBURG)
GIGNAC (TOLOSA)
FENIN (EINTRACHT FRANCOFORTE)
NOVAKOVIC (COLONIA)
HELMES (BAYER LEVERKUSEN)
IAQUINTA (JUVENTUS)
KURANYI (SCHALKE 04)
CRUZ (INTER)
HOARAU (PARIS SAINT GERMAIN)
ROLANDO ZARATE (B. GUAYAQUIL)