・メグニがパレルモ戦に召集されなかった理由
パレルモ戦にメグニが召集されなかったことを疑問に思っている人はきっといるはずだ。メグニは金曜日の歓喜のトレーニングの時点で、既にグループを離れていた。彼は妻の出産に立ち会うために、パリへの直行便に乗り込んでいたのだ。(La Lazio siamo noi.it)



・Bronzetti「Grigioniはムスレラが素晴らしい選手であると私に言ってきた」
私は、ムスレラのストーリーを話そうと思う。昨シーズン、ムスレラが5失点を喫し、批判を浴びたミラン戦後のこと。私はTerniのレストランで2人の友人と食事をしていた。そのうちの一人はラツィオのGKコーチであるAdalberto Grigioniだった。
アダルベルトは私を見るや、すぐにこう言った。「私が今日、君に何を話そうとしているのかわかるか?ムスレラは数年以内には世界最高の5人のGKの中の一人になるだろう。ムスレラには大きなクオリティと強い性格がある」。この言葉を聞いた私は笑い飛ばしていた。うーん、これは1年半前の2007年10月8日の出来事だ。現在、私は友人アダルベルトが正しかったと言わなければならない。
ムスレラはまだ世界最高の5人のGKの中の一人にあるわけではないが、彼はGrigioniがあの夜に語った性格を既に示している。彼はカリーソからポジションを奪い取り、コッパ・イタリアではティフォージに狂った歓喜を与えた。また、カンピオナートでもジェノア戦やローマ戦で奇跡を作っている。私は、Grigioniはムスレラの成長にとって基本的な存在だったと思っている。Terniのレストランでのアダルベルトの適切な評価に、すべての誠意を込めて謝罪したい。(Caffe Bronzetti.com)



☆デリオ・ロッシ監督
「パレルモ戦?我々はいくつかの試験でポジティヴな結果を得た。今日の試合では多くの選手が起用できる状態になかったから、プリマヴェーラの選手たちを招集しなければならなかった」(Ansa)
「ロゼフナルは中盤で起用する必要性があった。彼はイングランドではあのポジションでプレイしていたしね。私は今後も試験を行うよ」(Corriere dello Sport)
「我々にとっては多くの試験となった。私は、コッパ・イタリア制覇から3日後のチームがどのように反応するのかを見たがっていたんだ。今日のプレイには満足している。規則的だったにも関わらず取り消されたゴールがあったしね。ロゼフナルの中盤起用?マトゥザレムとレデスマが居ない状況で、彼はダボとコンビを組んだ。ロゼフナルは過去にあのポジションでプレイしたことがあるから、私は彼を中盤に配置したんだ。メンディチーノとペルペトゥイーニのデビューは非常に誇りに思っている。大きなクラブは下部組織も大きいからね」(Gazzetta dello Sport)



・エットーレ・メンディチーノ
「僕は2,3回ほどボールを奪取し、勇気を得た。U-20代表とU-21代表?今、僕はカンピオナートの終わりまですべてを尽くさなきゃいけない」(Corriere dello Sport)
「30.000人の前でプレイするのは最高だった。本当に気持ち良かったよ。この可能性を与えてくれたロッシ監督と僕を助けてくれたチームメイトに感謝したい。ロッシ監督はパレルモにプレスをかけるよう指示してきた。リヴェラーニからボールを奪ったことは、僕が良い形で試合に入ることに繋がった。ベンチからの指示も、攻撃時における僕の動きに多くの影響を与えてくれたよ。U-21代表?絆を持った大きなグループだし、誇り高いね。いまが僕にとって、自分の価値を示し、自分が有能なジョカトーレであることを証明するためのカンピオナートのスタートであることを望んでいる」(Gazzetta dello Sport)



・メンディチーノのデビュー
将来は既に見えている。ミラノ出身の19歳、エットーレ・メンディチーノは初のスタメン出場を飾った。試合開始直後、彼はリヴェラーニからボールを奪い、すぐに試合に入り込んだ。「始めにリヴェラーニからボールを奪った場面は重要だった。これで落ち着いて、皆からの信頼を得ることができた。試合前はとにかく美しい感情を持っていたけれど、それは試合前だけだった。スタンドにいる多くの人々を見たら集中することができたよ。守備の指示をしてくれたロッシ監督、攻撃時の動きをアドバイスしてくれたロッキのお陰でもあるね」。
二人の先生の指示を受けたメンディチーノは次のように語った「試合後には皆が僕を褒めてくれた。僕たちはPKで失点したにも関わらず、高いリズムでプレイしていたけれど、後半からは少しリズムが遅くなってしまった。パレルモから受けた問題?うーん、ボーヴォのプレッシャーは僕にとって大きなものだった。あれには苦しんだよ。でも今、僕は自分の貢献をするためにとにかく無我夢中に働きたいと思っている。だから監督には準備ができていることをアピールしたい。残りの2試合でも多くのチャンスを貰えることを望んでいる」。魔法の瞬間を楽しんでいるメンディチーノはU-21イタリア代表にも招集されている。「召集は僕にとって喜びだ」。
また、昨日はペルペトゥイーニにとっても重要な一日となった。18歳の彼はダボに代わって途中出場し、セリエAデビューを果たしたのだ。同じ90年生まれのトゥーイアはベンチに残ったが、将来のラツィオは彼らから生まれるだろう。(Il Messaggero) 



・ペルペトゥイーニのデビュー
視野の広さと正確なボールでチームを回転させ、良いボールタッチ、素早いスピード、守備力といった才能を披露:パレルモの暖かい太陽の下で、リカルド・ペルペトゥイーニがセリエAデビューを飾った。ロッシ監督はコッパ・イタリアの英雄ダボに代え、途中からこの若者をピッチに送り込んだ。
プリマヴェーラのプレイメイカーは守備陣の前のポジションに配置され、興奮を見せずにシンプルにプレイした。ペルペトゥイーニとトゥーイアの召集は試合前日の午後になってから決まったため、すべてが大急ぎとサプライズで起こった。
トゥーイアは未だにセリエAでデビューを待っているが、ペルペトゥイーニはしばしばトップチームのトレーニングに参加してきた。ロッシ監督はペルペトゥイーニを気に入り、彼の特徴を評価している。1990年8月4日にラティーナのCisternaで生まれたリカルドは長年ラツィオの下部組織で育ってきた。彼はフォルメッロに近付くために、家族と別れ、Braccianoへと一人で旅立っている。ターレDSはペルペトゥイーニの将来に大きな期待を寄せており、彼と契約を結び、彼を包囲している。(Corriere dello Sport)



・パタルーカ「メンディチーノとペルペトゥイーニはラツィオの将来」
ヴォルファーノ・パタルーカ(ビアンコチェレステの優秀な才能の発掘者)はRadioseiのインタビューに応えた。「私にはネスタとディヴァイオといったジョカトーレへの強い感情があった。彼らのデビューは今も覚えている。彼らがセリエAに到達したことは、もちろん彼らの努力のお陰だ。でも、私は毎日を彼らのトレーニングのために捧げたFrancesca Gianniなどのスタッフの存在も忘れないでほしいと思っている」。現在、Pro Calcio Sabinaの役員を務めているパタルーカ氏はプリマヴェーラの価値を証明した。「セセーナは大きな監督だ。ラツィオは他のクラブから若手を探す必要のない、並外れた財産を持っている」。パタルーカの傷口は今も開いたままのようだ。「ロティート?No、彼はこれまで私を探したりはしなかった。私の家にはまだ多くの宝石があるのに、残念だよ。唯一の電話は昨日、選手の両親から大きな喜びを伝えられたことだ。これは言い表すことのできない気持ちだよ」。(Radiosei)