☆フスコ代理人(マトゥザレムの代理人) インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
マトゥザレムの買い取りはビアンコチェレステハウスのプライオリティーの一つとなっている。ラツィオはマトゥザレムのコンディションと潜在能力を評価したあとに、彼を買い取ることを決断した。裁判の判決が下されれば、状況の統制が解かれることになるだろう。マトゥザレムの代理人であるフスコ氏は今朝のTeleradiostereoに登場し、現状を説明した。



−ラツィオのティフォージは確証を待っている。
「残念だけれど、裁判の判決が下されるまで待っていて欲しい。状況は次の通りだ。マトゥザレムはシャクタールに移籍した3年後に、FIFA第17条を利用し、契約を解除することを尋ねた。そこでシャクタールは680万ユーロの移籍金を求め、FIFAに訴えを起こしたんだ。彼らは上訴したため、残念ながら判決が遅れている。ただ、これらの騒動が移籍金に影響を与えることはない。サラゴサがシャクタールに移籍金を支払わなければならなくなる可能性があるのは確かだが、ラツィオがマトゥザレムを買い取りたいのならば、この騒動とは別に合意を見つけることができるだろう」



−でも、既に設定されている移籍金はラツィオにとって障害なのでは?
「我々はサラゴサと素晴らしい関係を築いている。サラゴサは2008年7月にイタリアに帰りたがっていたマトゥザレムと会う必要性があることを理解していた。今後はまず判決を待ち、それからマトゥザレムの願望がどこにあるのかを理解する必要があるよ」



−マトゥザレムの願望について、現状を分析してもらえますか?
「彼はイタリアのカルチョでプレイできていることを幸せに感じている。恋しかったイタリアに帰って来れたのだから楽しくないわけがないだろう。ローマ、クラブ、環境、チームメイト、すべてに満足している。残念ながら今シーズンはいくつかのケガでブレーキをかけられてしまったが、彼はラツィオと結ばれることを望んでいる」



−ラツィオがレンタル延長を尋ねる可能性は?
「マトゥザレムが完全移籍を望んでいるのは明白だ。彼にとってレンタル延長は理想ではない。でも、今年の状況ではサラゴサはこの仮説を受け入れるかもしれない」



−フランセリーノはコッパ・イタリア決勝が出場停止となり、悲しんでいるのでは?
「トリノでの試合で、彼はチームの結果のために輝きのあるパフォーマンスを見せた。出場停止となってしまったことは本当に残念だ。彼はスタンド観戦に苦しむことになる。私は、彼に対する警告は厳しすぎるモノだと思っている」