・買い取りと契約更新:サラテ、パンデフが最終局面
決定的な時間は固定された:3月10日火曜日、セルヒオ・サラテ代理人はローマに到着し、契約の詳細を閉じる。ロティート会長とサラテ側は5年契約に関してすでに基本合意に達している。「ロティート会長と5年間の契約で合意しているのは事実だ。あとは詳細だけだよ。我々はこの方針を変えるつもりはない」。セルヒオ代理人は先週このように語っている。ただ、ラツィオは何よりもまずアルサッド側との問題を解決しなければならない。それでもサラテの買い取りは秒読み段階となっており、アルゼンチンの宝石がフォルメッロに留まる可能性は高まっている。
ゴラン・パンデフに関しても結び目は緩和されてきている。パンデフのケースでは、サラテとは異なり経済的な合意はすべての面でまだ整えられていないため、時間がかかるだろう。だが、あまりに長い時間は必要ないはずだ。彼の代理人は誠意を持って静かに過ごすことを選択しており、1週間以内に新たな会談が行われる見通しとなっている。つまり、傾向はポジティヴなものだ。パンデフ自身も昨日交渉が良い点にあることを明言している。「僕は穏やかだ。ここ最近、僕の代理人がロティート会長と交渉を行っている。5年契約のサインはすぐに到着するよ」。
最後に、レデスマの物語は沈黙を保っている。D'Ippolito代理人はFIFAの条項を行使することを示唆しているが、真実は5月に明かされることになるだろう。ラツィオとレデスマは5月に正式交渉を行う予定となっているのだ。現在のレデスマの年俸は50万ユーロとなっているが、ロティート会長がこの4倍の条件を基に合意を目指すのならば、契約更新が実現するかもしれない。(La Lazio siamo noi.it)



・ラツィオ:将来のプロジェクト
シーズン終了後にはベンチが交代する。ロティート会長とロッシ監督の長い結婚生活は終わるのだ。お互いに忍耐した上で(ロティート会長はロッシ監督を解任することにより2人の監督に給料を払うことになる事態を避け、ロッシ監督は国外のベンフィカ行きを確信できなかった)関係を延ばしてから1年、両者が離婚することは避けられない状態にあり、6月にはベンチの変更がなされるだろう。
後任については、長い間ティフォージがラツィアーレハウスに美しい記憶を残したシメオネの帰還を望んでいる。チョーロには多くのメリットと一つの欠点がある:彼はパーソナリティよりも、大きな性格で注目を集めているだけなのだ。そこで、ラツィアリタを基に新たなプロジェクトを考えているロティート会長はアコリ、ドナドーニ、マッザーリの名前をリストアップしている。
マッザーリ監督はサンプドリアとの契約が1年残っているが、彼はシーズン終了後にはドリアーノを去ることになるだろう。ドナドーニに関しては、これまでセリエAのクラブを率いてシーズン終了を迎えた経験はなく、賭けを意味している。(Tempo)