・Angeleri獲得会談が延期
ラツィオのAngeleri獲得を巡る会談は来週に延期された。ラツィオは2,3週間前にエストゥディアンテスと合意に達しているが、Angeleriの代理人とはまだハッキリとした決定に至っていない。
会談は横滑りした。そして、イダルゴ代理人は大きな声をあげている。「Angeleriがラツィオへ?私はそうなるとは思っていない。むしろ、私からすればラツィオ入りは難しい。両クラブは我々の意見は何も聞かずに合意を見つけたんだ...」。イダルゴ代理人の言葉はSkyによって伝えられた。
Angeleriを巡るストーリーの真実は次の通りだ。ラツィオとエストゥディアンテスは、両クラブの交渉に協力した仲介者によって、合意に達した。条件は2013年までの年俸60万ユーロというものである。ただ、アルゼンチン代表でデビューを果たしたAngelerの代理人であるイダルゴ氏は、エストゥディアンテス側との関係が良くない状態にあり、すべての提案を聞くことを望んでいる。さらに、イダルゴ代理人は2004年にラツィオを買い取り、すぐさまクラウディオ・ロペスをメキシコに放出したロティート会長に対しても反発的な意思を持っている可能性がある。要するに、これはゲームのようなものだ。このような状況の中でも、ラツィオは穏やかな状況を維持しつつ、Angeleriの獲得に自信を持っている。
一方でトリノ戦に向けては、中盤の底が非常事態となっており、現在ヴィアレッジョ・トーナメントを戦っているプリマヴェーラからチネッリを召集するかもしれない。(Messaggero)




・サラテは残留、パンデフは契約更新を交渉
ロティート会長の言葉:「パンデフとサラテはラツィオの将来だ。サラテについてはサインだけを見落としている」。3月10日にローマを訪れるセルヒオ・サラテ代理人もロティート会長と同様に保証を与えている。「ロティート会長と5年間の契約を結ぶことで合意しているのは事実だ。あとは小さな詳細だけが足りない状態だよ。ロティート会長がしっかりと動くのなら、マウロは100%ラツィオに留まる。でも、その前にラツィオはアルサッドからサラテを買い取る必要がある」。
将来−パンデフ?サラテとは異なる状況にある。ただ、両者は15日以内に新たな会談を行うことを予定しており、合意を見つける空気もしっかりと漂っている。つまり、状況はポジティヴなものだ。パッラヴィチーノ代理人は昨日「交渉を公にするつもりはない」と語り、今後もラツィオと良好な関係を保つことを選択した。要するに、両者はお互いに敬意を持ち、最終通告を行わずに交渉を続けるということだ。
サラテ−水曜日にコリエレ・デロ・スポルトの取材に答えたロティート会長は、若き宝石の獲得を保証した。「これまでの間、サラテの買い取りを疑ったことはない。基本合意は存在している」。それから、“El Raton”セルヒオ・サラテ代理人も同じように発言した。「マウロはローマとラツィオを気に入っている。彼は別のクラブで挑戦することは望んでいない。だから彼に関する情報を求めたクラブがいようと、プライオリティーはラツィオにあるんだ。ロティート会長にはサラテの買い取りに向けて4月30日まで時間が残っている。それまでに合意を見つけられれば、何の問題もない。でも、もしも合意できなければ、我々は他のクラブと話すことになるだろう」。
パンデフ−前向きな状態だ。ロティート会長はパンデフの給料をサラテ、ロッキと同等の額に上昇させようとしている。「彼がもっと多くのお金に値することを、私はよく理解している」。ロティート会長はこのように語っており、パンデフ側もロティート会長の良心ある努力をしっかり受け止めようとしている。(Corriere dello Sport.it)



・将来を計画するラツィオ
ラツィオはカンピオナートでの再スタートを図ると共に将来を計画している。そのラツィオの中で、ゴラン・パンデフは非常に重要な存在となっている。
このファンタジスタ・ラツィアーレはマケドニア代表の一員としてモルドヴァ相手にゴールを叩き込み、微笑みを取り戻した。そして、ロッシ監督は4連敗という否定的な結果のあとの再スタートに向けてパンデフに期待を寄せている。
11位という順位にも関わらず、勝利を得るプロジェクトを未だに信じているのはロティート会長ただ一人のようだ。そのロティート会長は、来週にもパンデフとの契約更新という問題に直面しなければならない。最も大きな欧州クラブも関心を示しているパンデフに対して、ロティート会長は年俸調整を行う準備ができている。なお現在のところ、ラツィオ残留以外の選択肢ではバイエルンが最もパンデフに近付いている。
パンデフはシーズン終了後にはFIFAの条項を行使することも可能となる。実際に、彼は既に『保護された期間外』にいるのだ。彼は年俸を公表し、年俸の係数を計算し、移籍金を算出することができる。ラツィオが重要な資金を失う危険性は非常に大きくなっている。(Tempo)



・Angeleri加入が破談?
悪いニュースの多い1週間。レデスマ、メンディチーノの負傷のあと、悪いニュースは今度はメルカートから届けられた。
ロティート会長がほぼ交渉を締結させていたと見られていたAngeleriの獲得について、あとはメディカルチェックを残すのみとなっていたAngeleri自身が最後の最後で心を変えたようなのだ。彼の代理人の言葉を聞く限り、両クラブ間の合意は、Angeleri自身の希望を無視したものだったと見られている。ロティート会長が交渉を再び軌道に乗せるために行動を起こす可能性は除外されていないが、Angeleriにはインテルとアトレチコ・マドリードも標的としている。(Leggo)