・ラツィオ:若手プロジェクト
ラツィオは若手に注目している。トップチームの危機とメルカート終盤の暗い話題の中で、プリマヴェーラからは明るいニュースが届けられた。
今週の始め、プレイオフ進出が濃厚となっているセセーナ率いるプリマヴェーラの4人の若手がプロ契約を締結させたのだ。アントニオ・チネッリ('89)とリカルド・ペルペトゥイーニ('90)は2012年まで、フェデリコ・セヴィエリ('91)とJacopo Sciamanna('90)は2013年までの契約で合意した。これらの若手は最低賃金でプロ契約を結ぶことになる。
ラツィオの下部組織は完全に軌道に乗ったようだ。サバティーニDSの3年に渡る仕事の成果を、ターレとクリアレージが引き継ぎ、素晴らしいプリマヴェーラとアッリエーヴィが生まれた。プリマヴェーラからは、メスから加入したデグレが既にトップチームに昇格しており、GrigioniGKコーチは彼に賭ける準備ができている。なお、リッチとルチアーニという財産についても、ラツィオは投資することを決意している。(Corriere dello Sport.it)



・Marcos Angeleriにオファー
ラツィオはエストゥディアンテスのサイドバック、Marcos Angeleri('83)にオファーを出した。イタリアのパスポートを所持しているAngeleriは2009年6月に契約が満了する予定となっており、いくつかの欧州クラブが標的としている。ただ、エストゥディアンテスのフロント陣は6月までAngeleriを放出しない意向となっている。
Angeleriにはこれまでのところ、インテルとパルマが300万ユーロのオファーを出しているが、エストゥディアンテス側はこれを拒否している。そこで、Angeleriはカターニャのメルカートのヒットになる可能性も出てきている。カターニャのロ・モナコDSがItasportpressに明かしたのだ。「彼は素晴らしいSBだ。フィジカルが強く攻撃力もあるし、インテルが近付いていたことがわかる選手だよ。彼の価格は600万ユーロ前後となっており、我々にとっては近付くことのできない額だが、代理人のイダルゴと話し合えば解決できるかもしれない」。(Itasportpress)