☆クラウディオ・ロティート会長
「我々はチェッレリーノには興味を持っていないし、彼を迎えに行ってもいない。ラツィオは戦力の価値を上昇させることのできる選手だけを獲得するクラブだ。リヴォルノはフィルマーニを欲しがっている?我々は、ここでスペースを発見できずにいる選手に関する提案はすべて聞くつもりだ」(La Lazio siamo noi.it)



・スピネッリ会長「チェッレリーノは獲得できなかった」
チェッレリーノの騒動はビアンコチェレスティでハッピーエンドを迎えそうだ。La Lazio siamo noi.itに対して、スピネッリ会長はチェッレリーノがラツィオの選手であることを認めた。「我々は彼の獲得に成功しなかった。我々は彼を獲得しようとしていたが、最終的にはラツィオの方が早かった。我々は彼を気に入っていたよ。22歳ながら多くのゴールを決めているしね。ラツィオからは彼を強奪しようとしたのだが、ラツィオは既に350万ユーロの移籍金、5年契約を保証していた。ロティート会長とは話したよ。彼がチェッレリーノを獲得するのなら、私はチェッレリーノを信じる。クラウディオとは月曜日か火曜日にミラノで会って、フィルマーニについて話し合うことになるはずだ。我々は彼に関心を持っている。我々は中盤の選手を必要としているし、フィルマーニは我々の構想に入るかもしれない」。
したがって、不透明だったチェッレリーノの状況は解決された。あとはラツィオ移籍の正式決定を待つのみとなったのだ。(La Lazio siamo noi.it)



・リヴォルノがチェッレリーノ獲得へ
リヴォルノはチェッレリーノ獲得に動き出し、チェッレリーノはリヴォルノとの4年半の契約にサインした。
チェッレリーノはラツィオ移籍に近付いていたが、ラツィオ側が買い取りオプション付きレンタルでの獲得を提案したため、交渉がストップされていた。そこで、リヴォルノのスピネッリ会長はクリスティアーノ・ルカレッリのような重量感のあるFWを獲得することになった。(calciomercato.com)



・パンデフ-バイエルン、パラシオ-ラツィオ
過去に好きだったモノは決して忘れない。これはバイエルン・ミュンヘンも同じだった。バイエルンは再びパンデフの獲得のために動き出した。そして、ラツィオはパンデフが移籍した場合に向けてパラシオ獲得を準備している。
パンデフの代理人であるカルロ・パッラヴィチーノ氏は契約更新の状況について不満を示している。「我々はパンデフの状況を再会談する準備ができている」。
一方でロティート会長もバイエルンからのオファーの額がどれほどのモノなのか考慮するかもしれない。ラツィオは300万ユーロでパンデフを獲得しているが、現在のパンデフの価格は1800万ユーロとなっているのである。(sportmediaset.it)



・ラツィオ:パンデフが全て
最近言われていること。『パンデフが不調ならば、ラツィオは苦しむ』。パンデフが、チームの誰もが認めるリーダーであることは明らかだ。PKを蹴ることなくこれまで8得点を決めているパンデフは、ゴールだけでなくチャンスメイクでも貢献しており、イタリア国内外のクラブから関心を持たれている。
パンデフの契約更新に対して、パッラヴィチーノ代理人は甘い言葉を使いながら状況を説明した。「我々はパンデフの契約を会談する準備ができている。これまで、私はゴランから移籍のための連絡を受けたことはない。彼はローマとラツィオに満足している」。
状況は明白だ。パンデフは3年間連続で二桁得点を決めているが、年俸は40万ユーロという馬鹿げた額となっている。それでも、パンデフは他のチームメイトと同等の条件を要求したりはせず、FIFAの条項を行使することを示唆したりもしていない。
そして、クラブ側もできるだけ早く2014年までの契約更新交渉を終えることを望んでいる。ビアンコチェレステは楽観視しており、バイエルンの脅威も恐れていない。「我々は選手とクラブを満たす解決を見つけるために、合意へ向けて動いている」。(Tempo)