・バローネ獲得が浮上
トリノのシモーネ・バローネには再びラツィオが接近しようとしている。一方でキエーヴォ移籍が濃厚となっているラツィオのマキンワにはトリノ移籍という仮説も存在している。
マキンワとバローネの代理人を務めるマルティーナ代理人は「バローネについては、私は彼の代理人であるにも関わらずここ数ヶ月何も話していない。ただ、彼は明らかに現状に満足しているし、移籍について話すことはないだろう」とコメントした。(toronews)



・メルカートの動き
もう1人のブラジル人を確証するラツィオ:エミルソン・クリバリのことだ。彼の名前は放出リストには含まれないことになった。ロッシ監督はシヴィーリア、ブレイクしたディアキテ、クリバリ、ロゼフナルの4人と共にシーズン終了まで進もうとしている。
クリバリはクラブ側に対し契約更新を尋ね、両者の間では実際にいくつかの接触と会談が行われている。ただ、ラツィオはシーズン終了後にはクリバリがFIFAの条項を行使することが可能となることを知っている。現在彼にはスパルタク・モスクワやサンプドリア(レンタル)が獲得に動き出しているが、クリバリの移籍がが1月に実現することはないだろう。ロティート会長は契約更新が実現しなかった場合、5月に完全移籍か共同保有で放出し、FIFAの条項行使を避けようとしているのだ。そのため、1月のメルカートでDF補強に動く可能性は低くなった。
中盤−ラツィオのメルカートで最も熱いポジションはMFとなっている。補強候補にはマンチェスター・シティのエラーノが浮上しており、買い取りオプション付きレンタルでの獲得を狙っている。その他ではイタリア国内の選択肢にオボド、ミリアッチョ、チガリーニ、アルゼンチンでの選択肢にリナウド、Bertolo、バタグリアが挙がっている。
ヴェローナ−放出に関してはマキンワのキエーヴォ移籍という仮説が暖かくなってきている。また、ベルニ、サンタレッリ、ベッレーリも放出されると見られている。マウリに関してはロティート会長は非売品としているが、オファーは事欠かない状態にある。ゼニト、ヴィジャレアル、ナポリはマウリ獲得に動く準備ができているのだ。(Corriere dello Sport)



・ロッキとデッセーナがトレード?
サンプドリアはロッキの獲得のためにデッセーナを提示する準備ができている。(Gazzetta dello Sport)



メルカートの動き
マキンワ-キエーヴォの交渉はSiに近付いている。キエーヴォ側はラツィオに対し、買い取りオプション付きレンタルでの獲得を求めている。
その一方でラツィオはスコットランドでプレイしているドナーティ獲得を検討している。(Messaggero)



・Sabbag代理人 インタビュー(la provincia)
ラツィオはメルカートを研究し、層を厚くする準備ができている。ロティート会長はマトゥザレムを強く信頼しているものの、それと同時に1月のメルカートで新たなMFを獲得するための模索を続けている。
ラツィオのメルカートのプライオリティーは恐らくMFにある。守備陣についてはロゼフナルの復活に加えてディアキテという真珠を再発見しており、シヴィーリアやクリバリも控えているため、層に問題はない。したがって、ロッシ監督はロティート会長に中盤の補強を尋ねたと見られている。今シーズン、ロッシ監督はマトゥザレムのケガによりダボ、メグニ、マウリを左MFとして起用してきたが、いずれも馴染むことができず、穴となっていた。
そこで、カリーソの代理人を務めるSabbag氏はロティート会長に対し様々な選手たちの名前を提案した。そして、Sabbag氏は最終的にラツィオにとって理想的な選手を見つけた。


−Bertoloの交渉が行われているというのは本当?
「No、Bertoloの交渉はない。彼は今シーズンのアルゼンチンリーグにおいて、最も素晴らしい活躍を見せた5人のうちの1人だ。彼の保有権はボカが所持しているが、現在はバンフィールドでプレイしている。私は1ヶ月前にラツィオにBertoloの移籍を提案したが、ロティート会長は興味を持たなかった。私は、今もBertoloがラツィオの選択肢に含まれるとは思っていない」



−あなたとロティート会長はBertoloのことだけを話したの?
「No,No...私はロティート会長に対し、3,4人の左MFを紹介した。Clujに在籍し、フランスのパスポートを所持しているSebastian Dubarbierなどをね。彼は非常に強い選手だ...」



−Dubarbierに関して、ロティート会長は興味を持ったの?
「すごく持っているよ。我々は交渉を開始している。ロティート会長は彼をすごく気に入っているし、1月の時点で彼を獲得しようとしている。ただ、レンタル移籍で獲得することはできない。Dubarbierは86年生まれの将来有望な若手だし、少なくとも共同保有という形で交渉しなければならない...」



−それは可能?
「私はそう思っている。私はまもなくロティート会長と再び話し合う予定だ...」