・クリバリ代理人「サンプドリア移籍はない」 
ロティート会長の否定にも関わらず、クリバリはラツィオのロッカールームで不満を抱いている選手の1人となっている。そのクリバリにはサンプドリアなど、セリエAの一部のクラブが接近している。ただ、彼の代理人を務めるDavide Torchiaはサンプドリア移籍を否定した。「エミルソンがサンプドリアへ移籍する?噂だけだ。接触は何もないし、話し合う予定も全くないよ。我々は移籍を尋ねたりはしていない。むしろ、ラツィオとの関係をさらに長いものにしたい、と依頼したんだ。彼はローマで快適に過ごしているし、長い間ここに残ることを望んでいる。もちろん、プレイできなければ不満が溜まるということは否定できない。でも彼は4,5人のCBとの競争に勝ち、レギュラーを獲得するために常に汗を流している」(Noiaquilebiancocelesti.com)




・マンフレディーニ代理人「キエーヴォ移籍はない」
キエーヴォはロティート会長にマキンワとマンフレディーニのレンタル移籍を尋ねた。
マキンワのキエーヴォ移籍という仮説が存在していることは、昨日マルティーナ代理人が認めている。一方でマンフレディーニについては、マンフレディーニの代理人であるRo­berto Petrinが「キエーヴォ移籍は考えていない。彼はラツィオに居続けることを望んでいる」とコメントした。
さようなら−マキンワはクラブを去る。彼は実際に移籍を求めたのだ。ロティート会長はパレルモからマキンワを獲得した際に支払った額(750万ユーロ)を少しでも多く取り返さなければならない。
国外−マキンワの移籍では、国外からラツィオに資金が転がり込むかもしれない。マキンワ獲得に向けて最初に動いたクラブはPaokだが、その後はスペインのエスパニョールとベティス、イングランドのエヴァートン、トッテナム、フルハムが動き出そうとしている。
ベルニ−ブレシア、トリノ、パルマが興味を持っていたフィルマーニは残留する。また、契約が満了に近付いているインザーギも同様にラツィオに残ることになる。その一方でベルニはアヴェッリーノ、ピサ、チッタデッラのいずれかのクラブへ移籍するかもしれない。なお、夏のキャンプでトップチームに召集され、評価を高めたプリマヴェーラのFWエットーレ・メンディチーノ('88)にはパドヴァ、カヴェーゼ、ソッレントが獲得に動いているが、彼はラツィオに残留するだろう。そして彼はシーズン終了間際にデビューを果たすかもしれない。(Corriere dello Sport)



・エラーノが第一候補、次点はアルゼンチン人
マトゥザレムの復帰が未定となっているラツィオは新たなMFを模索しており、イタリアのパスポートを所持しているエラーノ獲得に向けて進もうとしている。
アルゼンチン人−もちろん、エラーノだけが唯一の選択肢ではない。ラツィオは再びバタグリアをチェックするかもしれない(バタグリアは2007年にラツィオ移籍に近づいていた)。その他にもヒムナシアのリナウド、バンフィールドのBertoloが候補に挙がっている。
チガリーニ−イタリア国内でも2本の滑走路が存在している。一つ目はウディネーゼのオボドで、メグニとのレンタルトレードが提案されている。ただし、ロッシ監督はメグニに信頼を寄せており、メグニはラツィオに留まることになるだろう。二つ目はルカ・チガリーニだ。ロティート会長はチガリーニの保有権の半分を所持しているパルマと電話で接触しようとしている。
Genevier−ラツィオはジェノア、レッチェと共にピサのフランス人MFGael Genevierにも関心を持っている。Genevierは6月に契約が満了するため、ピサは1月のメルカートで彼を放出しようとしている。(Corriere dello Sport)



・サンプドリアがクリバリを狙う
サンプドリアはDF補強にプライオリティーを置いている。
そして、'Gazzetta dello Sport'によるとサンプドリアはラッジとクリバリ獲得を狙っているようだ。クリバリについてはラツィオ側が共同保有の放出を考えている一方で、サンプドリア側は買い取りオプション付きレンタルで獲得することを検討している。
クリバリとロッシ監督の間には衝突こそ起きていないが、両者の関係は冷えてきており、状況は先週さらに悪化している(ロッシ監督はパレルモ戦でクリバリではなくロゼフナルを起用した)。(La Lazio siamo noi.it)