・Bertolo獲得が合意に近付く
ラツィオとバンフィールドはBertolo('86)の移籍について合意に非常に近い状態にあるようだ。
Bertoloの代理人グループ(カリーソを首都にもたらした代理人たちと同じ)と良い関係を築いているラツィオは交渉を終えるために特使を派遣した。イタリアのパスポートを所持し、評価額は150万ユーロと見られているBertoloは2,3週間前に欧州移籍への関心を示している。「欧州は常に魅力的だ。欧州の重要なリーグでプレイすることを断念するのは誰にとっても難しいよ。ジョカトーレのキャリアはすごく早いものだし、飛躍のチャンスを掴む必要がある」。(Itasportpress)



・パンデフにすべての資金をつぎ込む
ラツィオにはリヒトシュタイナー、コラロフ、ラドゥ、カリーソ、ディアキテ、メグニといった若手が在籍しており、エリートクラブに戻るという願望を叶える基礎が整っている。
ゴラン・パンデフはカンピオナートにおいて少なくとも3年前から最高のFWとして安定した活躍を見せている、最も重要な選手となっている。そのパンデフの契約は2010年までとなっているため、FIFAの条項により来夏にも200万ユーロ以下でクラブから去ることが可能となる。契約更新はまだサインされていなく、論理的にはその危険性が存在しているものの、現実は非常にポジティヴなようだ。9月から現在に至るまで、クラブ側とパンデフ側は多数の会談を行ってきており、11月には大きな進展があった。このとき、ロティート会長は45万ユーロの年俸を130万ユーロに引き上げる5年契約を提示したのだ。両者の間に距離はほとんど存在していなく、1月にも大きな発表が行われるかもしれない。パンデフはサラテと一緒に2014年までラツィオとの契約を更新しようとしている。
しかし、彼らがラツィオにおけるバラのすべてではない。リストには2つのトゲがある。レデスマとデ・シルヴェストリのことだ。レデスマについては最も難しい状態にある。レデスマ側は150万ユーロ近い条件を求めているが、クラブ側は少なくとも50万ユーロという現在の年俸の2倍となる条件を提示しようとしており、両者は4月頃に話し合いを行うことになるかもしれない。この交渉は単純なものではなく、シーズン終了後に2つの道のどちらに進むかがハッキリするだろう。
ラツィオは下部組織出身の宝石にも注意する必要がある。デ・シルヴェストリはシーズン終了までに3年に及ぶ契約にサインしたがっている。リヒトシュタイナーの爆発によって簡単ではないスタートを切り、レンタル移籍も望んでいたデ・シルヴェストリだが、彼は現在クラブに留まることを望んでいる。
その他ではフォッジャは2014年までの新たな契約にサインするだけという状況となっている。その一方で2011年までの契約となっているマウリ(ゼニト、ユヴェントスが狙う)とクリバリ(サンプドリア、パレルモが狙う)については、ラツィオ側はまだ契約を延長すべきか考慮している段階にある。(Messaggero)



・評価を得たムスレラ
ロッシ監督はトレーニング中のムスレラの姿に気づいているはずだ。ロティート会長もムスレラがリヴェンジを果たしたいという意思を持っていることを理解している。
カリーソとムスレラの間には友情が生まれた。ムスレラはカリーソを助け、多くの批判からカリーソを守ろうとしたのだ。ただ、両者にプロとしての野心が存在していることは明白だ。今夏、ラツィオは選択を行い、カリーソのために重要な投資を行った。しかし、そのカリーソはイタリアに馴染むことに対していくつかの困難を抱えており、その一方でムスレラは沈黙と共に熟成している。
ムスレラは今シーズンこれまでのところカンピオナートでの出場がない。そのため、もしこの状況が続く場合には、ムスレラは来夏にも別の道を探すことになるだろう。これについてダニエル・フォンセカ代理人は明白な態度を示している。「ロティート会長とは既に話している。来シーズン、フェルナンドがラツィオに貢献できないのならば、他の場所にプレイしに行かなければならない」。(Corriere dello Sport)



・キエーヴォがマンフレディーニを狙う?
マンフレディーニはキエーヴォ・ヴェローナという古い愛を復活させるかもしれない。最近のニュースによるとキエーヴォはマキンワと共にマンフレディーニ獲得に動こうとしているようだ。(Lazialita.it)



・1月のメルカート放出候補
最初の容疑者はマキンワだ。彼はスペースを見つけるためにクラブから去ることを決断した。彼に関してはギリシャ、イングランドからのオファーが届いた後、キエーヴォとの交渉が形になろうとしている。キエーヴォは重量感のあるFWを探しており、マキンワが選択されるかもしれない。
放出リストに載るかもしれないもう1人の選手はクリバリだ。ラツィオと2011年まで契約を結び、クラブと強く結ばれているクリバリはビアンコチェレステに留まることを望んでいるが、クラブ側のプライオリティーとロッシ監督の選択は彼に対して他の提案を考えることを決意させるかもしれない。彼にはスパルタク・モスクワが調査を行っているが、ラツィオ側は1000万ユーロを要求しているため、レンタルで移籍することが現実的だろう。
その他ではベッレーリが手早くスーツケースをまとめる可能性があるほか、ブレシアがフィルマーニに関心を寄せている。ただ、フィルマーニはラツィアーレのユニフォームで全ての価値を示すことを望んでいる。
最後に、首都を出発することになるかもしれないもう1人の選手がステファノ・マウリだ。常にユヴェントスが注目している彼にはゼニト、ヴォジャレアル、ウェスト・ハムも求愛を行っている。(Tempo)



・ナポリがリナウドを狙う
アルゼンチンから届けられたニュースによると、ナポリはヒムナシアのMFリナウドに視線を送っているようだ。(tuttonapoli.net)



・ウディネーゼがムタレッリを横取り?
ムタレッリはボローニャでトレーニングを行っており、1月にも3年契約にサインする予定となっている。そのため、ウディネーゼがムタレッリを獲得することは不可能だと見られていた。しかし、大きな野心を持っているウディネーゼは最後の最後で交渉をひっくり返すかもしれない。(Tuttomercato)



・Genevier、エラーノ獲得を狙う
ピサのGenevierにはラツィオとジェノアが獲得に動いている。Genevierにはジェノアが最初にかすかな動きを見せたが、その後ロティート会長も行動を開始している。なおラツィオは中盤の補強としてエラーノにも注目している。(Gazzetta dello Sport)