・サラテがラツィオに完全移籍へ
マウロ・サラテはラツィオの選手だ。ロティート会長はサラテの買い取りについてアルサッドと合意に達した。これと同時にロティート会長はサラテとの5年契約の合意も見つけている。
サラテの買い取り確認により、ラツィオはメルカートの最初の大きなヒットを行った。ラツィオは技術的な財産があり、将来のチームの基盤となる才能を持ち、驚異的な将来性も持った要素を得たのだ。ロティート会長が共同保有という形ではなく、完全移籍でサラテとの交渉を終えたことは非常に重要なことである。ロティート会長が完全移籍でサラテを獲得することを決断したことにより、先週の火曜日に交渉の統制が解かれた。
ロティート会長は障害を発生させることなく難しい交渉を定めるために、1570万ユーロを一括払いすることを解決策とし、合意に辿り着いた。ロティート会長は他のクラブに対するドアを閉めるという意味も込めて、この解決策を受け入れた。現在のところ残すはサインだけとなっている。サインはクリスマス前になされると予想されており、すぐに正式発表されることになる。
ロティート会長はサラテとの5年間の契約についても合意している。サラテは現在80万ユーロの年俸を稼いでいるが、新契約では1年目は年俸110万ユーロとなり、最終的には150万ユーロへ上昇していく条件になっている。
ラツィオの才能を買い取った現在、ロティート会長は今度はパンデフを包囲しようとしている。パンデフの契約更新は恐らく最も厄介な問題といえる。しかしパンデフはラツィオに残留するという願望を持っており、これは合意を見つけることを容易にするはずだ。現在45万ユーロを稼いでいるパンデフの年俸は130〜150万ユーロに昇給する予定となっている。ラツィオは将来へ向けてクラブを豊かにし、より強い、より野心的なクラブにならなければならない。
最後にフォッジャは明日2013年までの契約更新にサインする。(Messaggero)




・サラテ、ラツィオに完全移籍へ
ラツィオのティフォージに穏健が訪れる。マウロ・マティアス・サラテは来シーズンから5年間ビアンコチェレステのユニフォームに身を纏うことになった。実際にロティート会長はサラテ、アルサッドとの合意を見つけた。サインは近日中になされる見込みで、サラテの保有権は完全にラツィオが買い取ることになる。「すべてにおいて合意している。我々は契約を守る」。ロティート会長が認めた。
セリエAで素晴らしいパフォーマンスを披露していたサラテは、レアル・マドリードを筆頭に一部のビッグクラブの標的となっていた。そのためロティート会長は1500万ユーロ前後の額を一括で支払うという唯一の解決策を取ることになった。なおマウリートはロティート会長によって提示された条件に「Si」と返答している。
サラテの交渉を具体化させたラツィオは今後パンデフの契約更新を解決しようとしている。(sportmediaset.it)



・ロッシ監督と契約更新か
ロティート会長はロッシ監督の契約更新に向けて動いていることを保証した。「デリオ・ロッシは我々のプロジェクトの軸なんだ」。ロティート会長はクリスマス期間にフォッジャ、パンデフ、サラテの契約に加え、ロッシ監督に対しても2,3年の契約延長を提示するかもしれない。そして契約更新は2009年の始まりと共に正式に発表される可能性がある。(Messaggero)



・ブラジル人DFミランダ獲得が浮上
最新の提案はまたも南米から届いた。サンパウロのセンターバックを務めているJoao Miranda de Souza Filho(24)である。ブラジル国内最高のDFと考慮されているミランダはラツィオに提案された。彼にはミランも接近していた経緯がある。なお先日名前が挙がったイヴァノヴィッチについて、ロティート会長は2,3週間前に会談を行ったが、それ以降動きは止められている。もし再び動き出すとしたら6月になるだろう。
フランス−ミランダは昨シーズン、サンパウロで24試合に出場した。3シーズン合計の成績は85試合4得点となっている。ブラジル代表でも1試合だけプレイしている彼は05-06シーズンにフランスのソショーに在籍していた。コリチーバで大きく成長した彼の市場価格は600万ユーロと見られている。
ポーランド人−ラツィオのDF補強の標的となる可能性があったロベルト・アヤラというアイデアは困難なものとなっている。彼は既に35歳という年齢にあるのだ。シーズン終了後までのレンタルで到着する可能性もあるが、アヤラがラツィオの大きなプロジェクトのための投資にならないことは確実だ。そこで、ポーランドのTomasz Jodlowiecという名前も浮上している。190cmという長身を持った古典的なこのDFにはナポリも接近していた。
ロシア−ロティート会長とロッシ監督はレギュラー奪取が間近となっているディアキテに期待を寄せている。彼以外のCBにはロゼフナルとシヴィーリアがいるため、クリバリはクラブを去るかもしれない。数日前にラツィオと契約更新について議論していることを明かしたクリバリには夏にフィオレンティーナが獲得に動いていたが、この際はロティート会長が800万ユーロを要求したため交渉は離陸しなかった。現在クリバリにはロコモティフが興味を持っているようだ。
エラーノ−マトゥザレムの状態に不安のあるラツィオは中盤の左サイドの補強を狙っていると見られており、エラーノに関心を寄せている。1月に買い取りオプション付きレンタルで放出される見込みとなっているエラーノにはラツィオの他にもエスパニョール、フィオレンティーナが追跡を行っている。(Corriere dello Sport)




・マウリにゼニトがオファーへ
ラツィオとの契約更新交渉(2010年に満了)を行っているマウリにはゼニトが関心を寄せている。マウリはシーズン後にはFIFAの条項を行使することが可能となるが、マウリ自身はラツィオとの契約更新に向けて積極的に動いている。
マキンワ−ラツィオは1月に選手の放出へ向けて動かなければならない。ラツィオはベルニとサンタレッリを放出しようとしているが、オファーはマキンワへ届けられている。彼にはPaok、エスパニョール、サラゴサ、ウェスト・ハム、エヴァートン、フルハムといったクラブが足音を近づけている。(Corriere dello Sport)