・マトゥザレムが練習に合流
ラツィオの午後のトレーニングが終わろうとしている。良いニュースはマトゥザレムがピッチに姿を現していることだ。マトゥザレムはサンプドリア戦でレデスマ(欠場の可能性あり)かブロッキに代わりスタメンで出場するかもしれない。
なおトレーニングでの布陣はDFがリヒトシュタイナー、シヴィーリア、ロゼフナル、コラロフ、攻撃陣がマウリ、サラテ、パンデフとなっていた。(Piazza della Liberta)



・センターフォワード、マウリ
トレクァルティスタかサイドアタッカー?いいや、さらに前線のポジションだ。親善試合でマウリはサラテ、フォッジャと共にパンデフのポジションでプレイした。ロッシ監督は全ての構想を乱すようにマウリをセンターフォワードで起用し、驚きをもたらした。
見せかけ−実際のところ、ロッシ監督は親善試合では中盤の形だけを試験していた。そのため全ての新たな発見を理解することは可能ではなかった。それでもマウリはフォッジャ、サラテのセカンドトップの中心となるセンターフォワードとして確かに良いパフォーマンスを見せた。彼はゴール前に張り付くのではなく、フォッジャとサラテがエリア内に入り込むスペースを作り、MFの位置まで戻りゲームメイクもこなした。彼の結果は1ゴール2アシスト(サラテへのもの)だった。
形−親善試合のフォーメーションは4-3-3ではなく、4-3-1-2のような形だった。3人のトレクァルティスタ(サラテ-マウリ-パンデフoフォッジャ)を並べる、ローマと似たようなこの布陣は3バックを敷くサンプドリアを困難に陥れることができるかもしれない。
変化−昨シーズンはブーイングを浴びせられていたマウリだが、今夏のコッパ・イタリアでは拍手を貰うパフォーマンスを見せた。彼の完全復活はラツィオにとって重要なものとなるだろう。2年前にラツィオが3位に入った際、マウリは重要な役割を担っていたのだ。彼は今シーズンの開幕戦のカリアリ戦では左MF、左セカンドトップ、左MFと3度ポジションを変更した。そしてこの試合でマウリはサラテのPKでのゴールを生むチャンスを作った。このプレイこそ、試合の流れを変える決定的なものであった。
契約更新−昨シーズン終了後、マウリの父がロッシ監督への怒りを示して以降、マウリは自らの立場を回復させ始めた。今夏のキャンプでは昨年の失望を取り返すために賢明にトレーニングに励み、それを見たロッシ監督はマウリに保証を与えた。そしてロティート会長は既に2,3ヶ月前から契約更新を提案しており、2013年まで契約を延長することになるかもしれない。ラツィオとマウリは合意を見つけたいという願望を持っているため、合意は近いと言えるだろう。(Corriere dello Sport)






・ファンタジーア溢れる布陣
ファンタジーア溢れるラツィオ。ロッシ監督は4人のタレントを同時に起用する準備が出来ている。サンプドリア戦に向けて、ロッシ監督はメグニ、マウリ、パンデフ、サラテを起用しようとしているのだ。彼らは予測できないプレイを連発させるかもしれない。親善試合では既にこのような布陣を試行しており、実際に彼らは良いパフォーマンスを見せていた。
その親善試合でメグニはレデスマとブロッキの傍でプレイし、3週間離脱していたのがウソのようなパフォーマンスを見せた。この親善試合はパンデフが代表戦によって欠場していたため、恐らくサンプドリア戦ではフォッジャがスタメンから外されることになるだろう。ロッシ監督はフォッジャをマウリの選択肢とは見なしていなく、サラテがこのままゴールを決め続ける場合にはフォッジャがスタメンを確保することは難しいだろう。(Messaggero)





・メグニ「試合に出たい。そのための準備はできている」
メグニには1つの目標がある。ラツィオの基本的な存在になることだ。昨シーズンは19試合の出場に留まった彼は今夏のコッパ・イタリアで負傷したものの、既に復帰を果たしている。「まだ小さな水腫があるけれど、問題はないよ。完全に回復した」。彼はレギュラーとなるためにアピールしようとしている。「準備はできている。監督にとって常に起用できるような状態をキープするつもりだ」。チーム状態に関して、このフランス人はラツィオが今シーズンのサプライズになることに疑いを持っていない。「僕たちは偉大な選手たちによって構成されたグループだし、周囲を驚かせることになると確信している」。
一方、ラツィオ育ちで現サンプドリアMFフランチェスキーニはラツィオへの愛の告白を行った。「ラツィオは常に夢だった。でも今僕はビアンカッズーロの11人の中でプレイしている。ここに居ることができるのはビアンコチェレスティのお陰だってことを忘れたりはしないよ」。(Leggo)




・順調に爆発するサラテ
Matias Zarateはますます多くのゴールを重ねている。昨日の親善試合において、彼は主役となった。このアルゼンチン人は多くのファンを魅了し、驚異的なプレイを見せた。
日曜日にオリンピコでの開幕戦を迎えるラツィオだが、布陣はまだ不明確なものとなっている。親善試合ではムスレラ:デ・シルヴェストリ-シヴィーリア-クリバリ-コラロフ:ブロッキ-レデスマ-メグニ:マウリ:サラテ-フォッジャというシステムで挑んだが、クリスマスツリー型の形にする可能性も残されている。クリスマスツリー型の場合にはパンデフとマウリoフォッジャをセカンドトップに配置し、サラテを中央に置くことになる。(Leggo)