☆メルカートの動き
クレスポへの最後の攻撃。ラツィオはそれを行おうとしている。ロティート会長とロッシ監督はベネヴェント戦でマキンワを試験し、その後二人で会談を行う予定となっている。
クレスポ−困難は経済面にある。またクレスポ自身もラツィオから求められているにも関わらずネラッズーリに留まることを考えている。ロティート会長は数日以内にモラッティ会長の話を聞き最終的な決定を下すことになるだろう。
ペレ−彼に関する接触はクレスポとは別件となっている。ポルトガル人のペレは常にラツィオから狙われているが、インテル側はクァレスマ獲得交渉に彼を含むことを望んでいる。
フェルナンデス−彼の獲得もまだ有効なままとなっている。ただパスポートが到着する可能性は低下しており、ラツィオは別の選択肢を見回している。ラツィオ側はフェルナンデスを高く評価しているものの、待ちくたびれたようだ。
ブロッキ−ロッシ監督のシステムに融合できる特徴を持っており、ラツィオにとっては理想的な存在だ。ミランはレンタルでラツィオに譲渡するかもしれない。
グアーナ−ラツィオは彼も尾行している。そしてサバティーニDSは現在もロティート会長と良い関係を保っている。
Moti−最近は攻撃陣の補強が盛んに触れられているが、守備陣の補強が除外されたわけではない。ただ、Motiを獲得するにはステンダルドを放出する必要がある。Motiは現在と将来へ向けた投資となる。
フィルマーニ−出場機会を望んでいる彼がラツィオ退団を決意できていないのは、彼とラツィオが強く結ばれているからである。彼は近日中に去就を決定することになる。
放出−ベルニ(アルビーノレッフェとサレルニターナが欲しがっている)とクァドリは他クラブからのオファーを評価している。また、バローニオはアスコリ移籍に近づいており、ムタレッリは仲裁期間からの返答を待っている。
復帰−メルカート最後の1週間でラツィオは最も厄介な問題を片付けなければならない。現在も別グループでトレーニングを行っているシモーネ・インザーギは本グループに復帰することが運命付けられているようだ。(Corriere dello Sport)




☆カピターノはロッキ、代理はレデスマ、シヴィーリア
カピターノはトンマーゾ・ロッキとなり、代理1番手はクリスチャン・レデスマ、代理2番手はセバスティアーノ・シヴィーリアとなった。
カピターノの選択は選手たちの投票という方法で行った。そしてロッキはチームメイトたちから最も多くの票を獲得した。(Corriere dello Sport)




☆タブーを破りたいマキンワ&ケガ人情報
あまりにも長すぎる断食:今日まで公式戦で531日間ゴールなし。ラツィアーレでのマキンワの最後のゴールは07年3月11日までさかのぼる。彼はベネヴェント戦でこのタブーを破ることを望んでいる。
ケガ人−ベネヴェント戦ではロッキ、ダボ(筋肉の問題)、ベッレーリ、フィルマーニ、ラドゥが欠場する。ラドゥは昨日の朝パイディア病院で検査を受け、右大腿の打撲により血腫があることが判明した。(Corriere dello Sport)




☆サラテが背番号を変更:9から10へ
「サラテはFWではなくトレクァルティスタだ」。ロッシ監督はこのように宣言し、サラテは背番号を9から10へ変更した。(Gazzetta dello Sport)




☆ロッシ監督「ティフォージよ、我々を信じてくれ」
ロッシ監督は今夜ラツィオでの4年目を迎える。これはロッシ監督のキャリアにとって最長記録となる。なお、ラツィオのここ40年で4年間チームを指揮し続けていたのはマエストレッリ、ゾフ、エリクソンの3人しかいない。
昨シーズン終了後、ロッシ監督はクラブから去ることが有力視されていたが、最終的にはクラブに残留した。そして彼は以前よりもモチベーションを高め、より強くなった(メルカートの選択は彼が下した)。「今年は1つのサイクルが終えられたことや別の大きな要因があるため、我々は新たな1ページをめくらなければならない」。ラツィオは今夜コッパ・イタリアに参戦する。スタートの相手は弱小クラブ(少なくとも紙上では)だ。「たとえ下部のカテゴリーのクラブでも敵への敬意を忘れてはいけない。選手たちが試合に向けて正しいアプローチをしてくれることを望んでいる」。ラツィオは新シーズンもケガ人が続出しており、現時点ではダボ、フィルマーニ、ロッキ、ラドゥが負傷している。そのためベネヴェント戦ではリヒトシュタイナーが左SBで出場する見込みとなっている。(Gazzetta dello Sport)