☆マツザレム インタビュー(Corriere dello Sport)
「ラツィオと共に素晴らしいシーズンを送ることを夢見ている...」。
マツザレムの様子を見ていると、彼は幸せそうに見える。「幸せだよ。探し求めていた喜びを見つけたんだ」。そして彼はピッチ上でも、すぐにラツィオに馴染みつつある。「予想以上に良い状態にある。僕自身も驚いているよ」。ファンタジー溢れるマツザレムはレデスマと共に中盤のセンターを形成する。「僕たちは美しいカルチョを演じている。良いスタートを切らなきゃいけない」。
ブラジルに生まれ、13歳まではヴィトーリアで過ごしていた彼はU-17ブラジル代表で世界一になり、U-20ブラジル代表ではカピターノを務めていた。またブレシアではバッジョと共にプレイした。「彼は最も偉大なカンピオーネだ...」。ピアンチェンツァではクラブ史上初の外国人選手となったマツザレムのアイドルとは?「ロマーリオ」。



−マツザレム、ラツィオと共に素晴らしい挑戦に挑む準備は出来ている?
「僕たちはカンピオナート上位に到着できると考えている。僕はこの素晴らしいグループがモチベーションに溢れ返っているのを見た。僕たちは大きな満足感を得られるシーズンを過ごしたいと思っている」



−ユーヴェには元チームメイト(ナポリ、ピアチェンツァ時代)のアマウリがいます。
「ユヴェントスのユニフォームを着た彼と再会するのは驚くようなことじゃない。僕は彼の技術的な才能を全て知っていたし、近年はフィジカル的にすごく飛躍した」



−ローマがバプティスタを獲得したけど、何か意見は?
「彼とはスペインで対戦した。すごい選手だったよ」



−ロティート会長からの関心はいつ頃知ったの?
「スペインのリーグが終わってからだね。他のリーグに移籍する可能性もあった。でもローマという大きな都市を本拠とするラツィオは素晴らしいクラブだし、ラツィオに来たのは正しい選択だ」



−イタリアの試合は見てた?
「イタリアのカンピオナートの試合は見続けていた。ラツィオの試合はしばしば見ていたし、ローマを破ったデルビーも観戦していた」



−セリエAに復帰することは想像できた?
「僕は常にイタリアに帰ることを考えていたし、イタリアに帰ることは僕の望みだった。ただ、まさか4年間の時を経てラツィオに到着することになるとは想像していなかったよ」




−ブレシア時代のあなたは凄かった。スーペルブレシアの一員だったあの頃...
「あの頃の僕たちは偉大なブレシアだった。バッジョ、グァルディオラ、アッピアー、トニという凄い選手たちが居たんだ。ロベルトは最も素晴らしいジョカトーレだよ。彼からは多くのことを学んだ」




−その後はウクライナへ行ったんだよね?
「そうだね。ウクライナではCLに出場するなど素晴らしい経験を得ることができた」




−UEFA杯ではセヴィージャ相手にサソリのような体勢でゴールを決めたね。いったいどうやってやったの?
「あれは僕自身もわからないよ...(笑)」



−ウクライナを経て、今度はスペインでの経験
「サラゴサは大きなチームだった。良い選手たちが居たよ。でも残念ながら問題があった」



−なぜ?
「試合に勝てないことが大きなプレッシャーへと変化していったんだ」



−ラツィオの話題に戻ろう。レデスマと君は中盤の底の想像力だ...
「僕と彼の関係はOKだ。レデスマは偉大な選手だし、始めから良い感じでできている」



−チーム内ではどう?
「チームメイトとは良い関係を築いている。全員良い人間だよ」




−戦術的にはどう?
「シャクタール時代に3人のMFの一角としてプレイしたことがあるけれど、まだ慣れていない。もっと改善しなきゃいけないね」




−ラツィオが君を買い取るかはわからない。つまり、君はロティート会長を確信させなければならない...
「僕はここに残りたい」




−子供の頃のアイドルは?
「ロマーリオだね。あとロベルト・バッジョのことは今も忘れられない」




−ロナウジーニョよりも?
「バッジョほど僕に感銘を与えた選手はいない。彼と共にトレーニングし、試合でも一緒にプレイできたのは喜びだった」




−2010年のW杯にブラジル代表で出るのが夢なんだよね。
「目標はそれだよ。この目標に向けて必要なことはラツィオで最高のパフォーマンスを見せることだ」