☆現状分析
DF陣においてはカリーソ、リヒトシュタイナー、シヴィーリアが安定したプレイを見せている。また中盤でもレデスマとマツザレムがゲームを作り、ダボとメグニがポジション争いを繰り広げている。メグニを起用すれば想像力と攻撃力アップが保証されるが、その分守備面での貢献は減ることになり、一方のダボは経験を基に高い戦術眼を持っている。
攻撃面ではパンデフが成熟しており、完全なカンピオーネになっていることを示している。その一方でサラテはまだコンディションが万全な状態にはなく、現在のところロッシ監督はマウリの方を好んでいる。サラテが調子を整え、ポジション争いを逆転させるにはあと2週間の時間が残されている。(Messaggero)





☆FW:ラツィアーレの新たな希望メンディチーノ
エットーレ・メンディチーノは確実のラツィオの一員として考慮されている。
キャンプ−理論的にはメンディチーノはミランのパロスキのようになることができるかもしれない。昨年から良いパフォーマンスを見せていたメンディチーノは本来ならばU-19イタリア代表でパロスキとポジション争いするはずだったが、ロッカ監督はメンディチーノをリストから除外した。しかしメンディチーノはこれによってラツィオのトップチームのキャンプに参加できることになり、失望は希望へと変化した。「ビッグクラブには5,6人の下部組織出身の選手がいる」。ロッシ監督はこのように若手たち(チネッリ、ファラオーニ、トゥーイア、メンディチーノ)への信頼を示した。(Corriere dello Sport)




☆マツザレム
「僕にとって昨シーズンはすごく難しいものだった。左ヒザを負傷し、3ヶ月離脱して。復帰後も簡単ではなかった。でもこれはもう過ぎ去った物語だ。今は過去を忘れるくらい美しいシーズンを過ごすことを考えている。ポジション?どこでプレイするかは監督が決めることだよ。レデスマとダボは大きな力を持った選手だし、僕は彼らとプレイできることを光栄に思っている。良い結果を残せることを望んでいるよ」(Gazzetta dello Sport)