☆ラツィオ、レデスマが移籍へ
修復が難しい崩壊。ロティート会長はクリスチャン・レデスマをメルカートに出しており、レデスマはラツィオから去ろうとしている。正しいオファーが届けばレデスマは譲渡されるだろう。もしレデスマが放出されれば、ロッシ監督はチームのアイデンティティを失うことになり、戦術を変更することを迫れることになる。
崩壊−今夏中の契約更新が実現しなかったレデスマは2009年にクラブから去る意向をほぼ固めている。D'Ippolito代理人は、ラツィオ側の意志は関係無しに契約更新の期限を7月12日までに設定していたのだ。
評価−昨夏、レデスマにはヴァレンシアから1900万ユーロのオファーが届いた。しかしラツィオ側はこれを拒否し、ヴァレンシアは結局バネガを獲得した。ラツィオは現在もレデスマの移籍金として1900万ユーロの額を望んでいるが、インテルやフィオレンティーナにこの額で放出することは難しいだろう。またユヴェントスも既にポウルセンを獲得しており、レデスマの必要性は薄れている。これらのことを考えれば、レデスマの移籍先はスペイン(セヴィージャ?)かイングランドになるはずだ。
選択肢−レデスマの譲渡が実現すれば、ロッシ監督は彼の代役を見つけなければならなくなる。現状ではレデスマの傍で起用する予定だったマツザレムをレデスマのポジションに配置することになるかもしれないが、その場合にも中盤の底の補強は必要となる。
レンタル−ロティート会長はステンダルドをインテルへレンタル放出しようとしており、そのトレード要員としてペレを獲得しようとしている。ラツィオにとってペレはムタレッリの後釜として理想的な存在となっている。(Corriere dello Sport)





☆ペレ50%、フェルナンデス10%、グアーナ40%
多くの交渉。今週はラツィオにとって何度目かの重要な1週間となるはずだ。ロティート会長はロッシ監督を満足させる方法を探しており、DFとMFの補強を行おうとしている。だが、これは単純なものではない。
MF補強の最初の目的はインテルのペレとなっている。ロティート会長はモラッティ会長と既に会談を行っており、ステンダルドの放出と引き換えに買い取りオプション付きレンタルでペレを獲得しようとしている。インテル側は若いペレの放出についてレンタルの場合のみ受け入れる方針となっているが、DF補強の必要性も存在しているため、現在慎重に状況を評価している。なおラツィオはMoti獲得に関しても大急ぎで動いている。ディナモ・ブカレスト側とはほぼ交渉が完了されているが、すべてが終えられているというわけではない。
ラツィオとインテルが話し合いを行っている間、ミランもDF補強としてステンダルド獲得を検討し始めている。トレード要員にはブロッキが提示される可能性があるが、彼がラツィオのプロジェクトに含まれるかどうかは疑問が残る。
ペレの他の選択肢としてこれまでに名前が挙がっていたのはピンツィ、グアーナだった。ピンツィの獲得が難しい状況にある一方でグアーナに関してはラツィオは2年前から彼を欲しがっており、ロッシ監督の構想にも合う存在となっている。そして現在道は再び切り開かれるかもしれない。パレルモのサバティーニDSとロティート会長はしばしば話し合いを行っており、両クラブの関係は素晴らしいものとなっている。そしてパレルモが欲しがっているムタレッリ−グアーナというトレードが浮上する可能性がある。
最後の選択肢にはマティアス・アウグスト・フェルナンデスがいるが、彼は現在もパスポート問題を抱えている。Sabbag代理人はすぐに解決できることを保証しているが、彼の加入についてはパスポートの状態に依存されるだろう。(Messaggero)




☆ステンダルド代理人「ミランから接触があった」
「正式なものは何もないが、ラツィオとミランからはステンダルドについて接触したと聞いた」。ガエターノ・フェーデレ代理人がTuttomercatowebに語った。ステンダルドはインテル(ペレとのトレード)、ミラン(ブロッキとのトレード)の可能性がある。「大きなクラブへの移籍は可能だと確信している。選択?いいや、まだだよ。両クラブとも大きなチームだ」。(Tuttomercato)




☆ラツィオ-モデナ:クァドリに関する交渉
モデナはラツィオのMFアルベルト・クァドリ(25)獲得へ向けた交渉を行っている。昨シーズン、ペルージャで素晴らしいシーズンを送ったクァドリにはソッレント、ヴェネツィアも獲得を望んでいる。(Corriere dello Sport)




☆ステンダルドがインテルoユヴェントスへ移籍か
ウディネーゼとボローニャのあと、ナポレターノのDFにはインテルかユヴェントスへの移籍という道が浮上した。ウディネーゼ移籍に関してはピンツィとのトレードが既に破談となっているが、ステンダルドにはビアンコネロに戻るか、イタリアのカンピオーネ・インテルへ移籍するか、という快適な選択肢が挙がっている。
ラツィオはレデスマをすぐに放出する可能性があり、もう1人のMFを補強する必要がある。そこでインテルとユヴェントスはラツィオが望むMFをトレードに出す準備ができている。ユヴェントス(アンドラーデ負傷によりDF補強を模索している)はマルキジオ、アルミロン、チアゴを用意している一方で、インテルはロティート会長とロッシ監督が好んでいるペレを提示しようとしているのだ。なおインテルからはスタンコヴィッチを獲得するというファンタメルカートも浮上しているが、これに関しては多くの障害が存在している。第一に、スタンコヴィッチはモウリーニョ新監督の構想に見合う存在で、同監督は彼の放出を引き留めようとしているのだ。(Piazza della Liberta)




☆2つの補強に動く
まだ十分ではない:ロッシ監督は有力なDF、品質と量を兼ね備えたMFの獲得を望んでいる。既にリストは作成されており、ロティート会長はすぐに交渉を行わなければならない。ただ、新たな選手を獲得するにはまず現有戦力を減らす必要がある。(Tempo)




☆ロッシ監督の賭け
昨年、否定的なシーズンを送った3人:マキンワ、マウリ、メグニはロッシ監督にとって新たな賭けを意味しており、ロッシ監督はキャンプ終了後にこの3人と話し合いを行った。
マキンワは身体的な問題を抱え、ローマではこれまで最高のパフォーマンスを見せられずにいたが、今夏にレンタル先のレッジーナから復帰した。彼はレギュラーの座を獲得してはいないが、ケガを完全に関知させており、ロッキやパンデフの代役として有効な存在となるだろう。
昨夏ボローニャからやってきたメグニもビアンコチェレスティでの1年目は好不調の波が激しく、明るい内容にすることはできなかった。それでもCLのブレーメン戦では試合の結果を左右するプレイを見せており、ロティート会長はムディンガイのボローニャ移籍と引き換えに彼の保有権を完全に獲得した。
最後にマウリは昨シーズン、自身のキャリアの中で最も否定的な1年と言える時期を過ごした。しかし現在彼は微笑みを取り戻し、グループと共に順調に過ごしている。
なおメルカートではロティート会長がケーキの上のイチゴを探しており、ペレ獲得を検討している。(Tempo)




☆700人のファンがフォルメッロに駆けつける
8月3日。ローマの人々が海に行っているという方程式は間違ったものだと証明された。ラツィアーレはフォルメッロにおり、700人にも及ぶファンが新シーズンの開幕へ向けて選手たちへ拍手を送った。ただ、レデスマに対しては一部のファンがブーイングを浴びせていた。
ムタレッリ、バローニオ、インザーギ、ステンダルド、ベルニ、サンタレッリに関してはフォルメッロで練習を行っているが、現在もなおグループとは合流していない。(Gazzetta dello sport)





☆Moti獲得の前にステンダルドを放出へ
Motiについて、ラツィオとディナモ・ブカレストは長い間合意が整っている。100万ユーロのレンタル移籍に550万ユーロで完全に買い取るという条件である。ただ、ロティート会長は交渉を終える前にステンダルド(ペレとトレードでインテルへ?)の放出を具体化したがっている。(Gazzetta dello sport)




☆インザーギがレッジーナ、ステンダルドがボローニャへ
ラツィオは選手放出に関して決定的な1週間を迎えることになるだろう。
ロッシ監督は現在DFとMFに1つずつ補強を行うことを望んでいる。MFではフェルナンデス獲得の状況が凍結しているため、ロッシ監督が好んでいるインテルのペレを狙い始めている。そしてロティート会長はインテルに対してステンダルドを提示しようとしているようだ。ただ、ステンダルドにはボローニャが常に獲得を目指している。ステンダルドの放出が定められれば、Moti(ロティート会長によって長い間手中に収められている)が到着することになる。
その他にはインザーギに対してレッジーナが関心を示しており、バローニオにはスペインのクラブ、ベルニにはピサが興味を持っている。
契約更新についてはパンデフと9月に決定的な会談を行う予定となっている。パンデフ自身はロッキと同等の条件を提示されればすぐにでもサインする意向となっており、ロティート会長もパンデフに対し努力を行う準備ができている。(Corriere della Sera)