☆メルカートの動き
「補強ではなく、放出する必要がある...」ロティート会長はこう語っている。
現在のラツィオは40人以上の選手によって構成されており、これはロッシ監督にとって悩みの種となっている。現在のところ最も緊急な状態にあるのはザウリである。彼に対してはフィオレンティーナ移籍が近付いていたが、ここにきてブレーキがかかり、今度はナポリ移籍が取り沙汰されている。またステンダルドについてもピンツィとのトレードが浮上しており、交渉のスピードを速める必要がある。ムタレッリに関してはサンプドリアが獲得に乗り出しており、サンプドリア側は今日と明日の間に交渉を終えたい意向となっている。そしてボネットはリヴォルノへの共同保有オプション付きレンタル移籍に向けてあとは発表を残すのみという状況になっている。
その一方で、ロティート会長はさらなる補強を保証した。そしてリストの一番上に挙がっている名前はアウグスト・フェルナンデスとなっている。彼の獲得については、レデスマのEU内パスポート取得が待たれている。なおレデスマの契約更新に関しては木曜日に会談を行う予定となっている。(Messaggero)




☆8月10日にポルトと親善試合
ラツィオは8月10日にポルトと親善試合を行う予定となった。(Messaggero)




☆カラヴェッロ代理人(マウリツィオ・ドミッツィ、ピンツィの代理人)
「マロッタDSはドミッツィに興味を持っていないと言った?彼らは昨年ドミッツィを譲渡したわけだし、驚いてはいない。フィオレンティーナ?少なくとも私自身は何も確認していない。ドミッツィの移籍先として可能性があるのはジェノア、ラツィオ、トリノだ。ラツィオとの交渉?ステンダルドとザウリはナポリへ移籍することになるかもしれない。今は両クラブが評価を下している段階だけれどね。マウリツィオはラツィオの下部組織で育ったし、ラツィアーレは彼を快く受け入れるだろう。ローマ?ドミッツィはプロだし、彼らのようなレベルにあるクラブからのオファーを拒否することは出来ない」(calciomercato.com

「ラツィオとボローニャがピンツィを狙っている?彼らのフロント陣は確かにピンツィ獲得という仮説を持っている。ただ、MFの補強を必要としているサンプドリアも興味を持っているよ。ウディネーゼで8年間プレイしたピンツィは新たな経験を欲している。契約は2012年までだから、その契約を尊重することになる可能性もあるし、全てをウディネーゼに任せていても問題はないと思っている。ステンダルドとのトレードは年俸が障害になる?年俸は確かに壁となっているが、全ての選手に同じ願望があるのならば克服できるものだ」(Calciomercato.com)





☆ベーラミのウェスト・ハム入りを否定するベルトラーミ代理人
「ありえない話」。ベーラミのウェスト・ハム移籍という仮説についてベルトラーミ代理人はこうコメントし、続けて次のように語った。「ベーラミの希望はブンデスリーガでプレイすることだ。だからプライオリティーはイングランドにはない。ドイツ、イングランドのクラブからは若干の話が届いているが、会談の予定は今のところないよ」。
また、ルーマニアのMotiはラツィオ移籍から遠のいている。「ヴァカンスは終わった。今、僕はディナモのことだけを考えたい気持ちでいる。ラツィオ移籍が実現していたとしたら、それが美しいことだったのか、悪いことだったのかは言いたくない。もうラツィオのことは考えたくない」。
放出の話ではボネットのリヴォルノ移籍が近付いている。ザウリについてはナポリがフィオレンティーナを追い抜こうとしている。一方でムタレッリはキャンプに召集されたため、残留することになるかもしれない。最後に、カリアリのチェッリーノ会長がフォッジャについてコメントした。「フォッジャはクラブを去ることを求めてきた。私は落ち着いているし、侮辱されたとは思っていない」。(E Polis)




☆カリーソが到着
ラツィオの新たなGKカリーソがローマに到着した。10人の熱心なビアンコチェレスティファンとマンツィーニ助監督が待ち受ける中、彼は9:20にフィウミチーノ空港に姿を現した。
カリーソはフィウミチーノ空港で多くのサポーターに対して、根気良くサインや写真撮影に応じた。(Messaggero)



☆メルカートの動き
GKとFWの補強が完了したラツィオは今度は中盤の強化へ向けて動いている。ただ、フェルナンデスについてはパスポート取得の準備が出来ていない状況にあることをロティート会長が明らかにした。「カリーソの経験は今も心に残っているし、即座に解決できない可能性のある状況でフェルナンデスを獲得することは出来ない。我々はフェルナンデスがパスポート取得を証明する文書を持ったときにだけ、彼を登録するつもりだ」。
一方で選手の放出では、ザウリはナポリ移籍が最も近い目的地となっている。バローニオについてはロティート会長が昨日パストレッロ代理人と会談を行った。彼に対してはアタランタが常に関心を示している。近日中に選手の放出が実現しなければ、ラツィオは40人以上の選手と共にキャンプへ出発することになる。(Tempo) 




☆メルカートの動き
「現在、我々は確実にグループを薄くしなければならない」。2人の新たな補強を約束しているロティート会長だが、現在のプライオリティーが選手放出にあることは明らかだ。
土曜日にキャンプ地Auronzoへ出発するラツィオには、現時点で40人以上の選手が在籍している。これまでのところザウリにはフィオレンティーナかナポリへの移籍が選択肢に挙がっており、フィオレンティーナに移籍する場合にはダイネッリがラツィオに到着するかもしれない。バローニオについては、昨日ロティート会長がパストレッロ代理人と移籍先を見つけるために会談を行った。
最後に、新DSについてはロティート会長がアクリ氏と来週にも会談を行う予定となっている。(Leggo) 



☆ステンダルド⇔ピンツィのトレード交渉
ラツィオはウディネーゼとステンダルド⇔ピンツィのトレードについて話し合っている。またザウリとフォッジャにはナポリが興味を持っており、ナポリ側に対してドミッツィ+移籍金という条件を求めようとしている。(Gazzetta dello sport)




☆メルカートの動き
インザーギとバローニオについて、ラツィオは契約解除へ向かおうとしている。
ザウリに関してはドミッツィかダイネッリとのトレードでナポリかフィオレンティーナへ移籍する可能性がある。パルマのデッセーナを巡ってはナポリとのデルビーを繰り広げている。なおその他にはフェルナンデス、トルコのKazim、ブラジル人DFの獲得を検討している。(Corriere della sera)