☆ロベルト・バローニオ
「アタランタが僕に接近した?一部のクラブが僕に関心を持っていることは知っている。だけどそれは僕が今、ラツィオで否定的な状況に居ることを明らかにしたからだと思う。現在僕はラツィオとの契約を解除する準備が出来ているし、代理人は既にその件についてクラブとの話し合いを始めた。僕は30歳だけれど、自分のことを『おじいちゃん』だとは思っていないし、もっとプレイしたいという意欲を持っている。僕の給料?減俸を受け入れる用意はできている。アタランタにはデルネーリが居る?彼とはしょっちゅう電話で話しているし、彼のことは愛している。キエーヴォ時代に彼は僕のことを重要な選手と見なしてくれて、僕を復活させてくれたんだ。そして彼のお陰でアズーリに戻る夢も叶えることが出来た。彼のやり方は知っているし、新たなグループに馴染むことは僕にとっては難しいことじゃない。彼の敷く4-4-2のシステムでは既にプレイしたことがあるし、彼の要求していることは理解しているからね。ベッレーリ?ベルガモについて、そしてアタランタというクラブについて話したよ。彼自身は非常にポジティヴな1年を過ごしたみたいだ。僕にも彼と同じような出来事が起こることを望んでいる...」(Tuttomercato)





☆ザウリのフィオレンティーナ移籍が合意
Skyによるとフィオレンティーナとラツィオは昨日の夕方にザウリの移籍に関して350万ユーロで合意した。ただ両クラブはダイネッリについても話し合いを続けている。ダイネッリにはトリノ、ジェノアも獲得に動いている。(Piazza della Liberta)



☆アクリが新DS就任へ
グリエルモ・アクリはペトラーキを追い抜き、ラツィオの新DSのポールポジションに浮上した。ロティート会長はアクリ氏との合意を正式なものとするために、まもなくバーリのフロントと話し合うことになるかもしれない。(Piazza della Liberta)



☆Andrea Iaconiが新DS就任へ
ロティート会長は新DSとしてアレッツォのアンドレア・ヤコーニDSを招聘することに決めたようだ。すぐに正式に決定するかもしれない。(Tuttomercato)



☆ステンダルド⇔ピンツィのトレードが浮上
ウディネーゼはザーポトチニーとシヴォクを放出したため、彼らの代役を見つけなければならない。
現在ウディネーゼのDFにはサパタ、フェリペ、コーダがおり、モッタも戻ってくることになると見られている。補強においてはアルゼンチンのモレノ獲得を締結させようとしているが、イタリア国内でも動いており、レッジーナのランザーロ、ラツィオのステンダルド獲得が浮上している。ステンダルドに関してはピンツィとのトレードの可能性がある(ピンツィにはトリノ、ナポリも獲得に動いている)。(Calciomercato.com)




☆サマラス獲得を狙う
ラツィオはFWの補強を完了させるために、サマラス獲得を狙っている。彼にはハル・シティも獲得に動いている。(Tuttomercato)




☆新DSのポールポジションにはペトラーキ
ラツィオの新たなDSはピサのペトラーキDSが有力となっている。(Tuttomercato/Gazzetta dello Sport)




☆メルカートの動き
ラツィオとナポリは4選手に関する交渉を行っている。そしてドミッツィとパツィエンツァはザウリ、ステンダルドと引き換えにラツィオにやってくるかもしれない。
ナポリはオーストリアのキャンプにドミッツィを召集しなかった。彼にはジェノアも獲得に動いているが、ビアンコチェレスティで育ったドミッツィ自身はローマ復帰を好んでいる。そこでレイヤ監督がザウリとステンダルドに興味を起こしたため、ラツィオはパツィエンツァを交渉に含むことを求めた。
両クラブともこの交渉を完了させたいという願望を持っているが、経済的バランスでの合意を見つけることはまだ難しい状況にあり、両クラブは明日にも再び会談を行う予定となっている。ザウリに関してはフィオレンティーナも獲得に動き、ダイネッリとのトレードが浮上していた。しかしロティート会長はダイネッリよりもドミッツィを獲得する道を選択した。様々なポジションをこなすことのできるドミッツィはロッシ監督にとって望み通りの選手と言えるのだ。
レデスマの契約更新については2013年までの年俸95万ユーロで合意する仮説が存在している。(Messaggero)



☆レッチェ、トリノ、ウディネーゼがステンダルドを狙う
ユヴェントスへのレンタル移籍が終了しラツィオに復帰したステンダルドだが、彼は自らの将来を決定するべく周囲を見渡さなければならない。現在のところ彼にはトリノ、ウディネーゼ、レッチェが守備陣の補強として興味を示している。(Tuttomercato)



☆ザンベッリ獲得が浮上
ラツィオはザンベッリに注目している。彼は右SB、中盤のサイドでプレイできる。(Tuttomercato)




☆メルカートの動き
7月12日にキャンプを開始するラツィオは1年前と比べ、守備陣が格段に強化されている。まずロゼフナルとラドゥを完全に買い取り、GKにはカリーソ(世界でベスト5に入るGKの一人と評価されている)が到着したのだ。彼らに加え、デ・シルヴェストリとコラロフという若手も在籍しており、クラブの将来は安定したものであると言えるだろう。
攻撃陣ではロッキ、パンデフというコンビにサラテが加わる。アルゼンチンのテクニシャンは土曜日にローマへ到着し、そこで移籍が決定するだろう。サラテは世界で最も重要なFWになることができるはずだ。これまでのラツィオには劣勢を跳ね返す想像性を持った選手が居なかったが、サラテがやってきたことによりこれは解決された。
中盤に関してはまだ確実性がない状態にある。現在のところフェルナンデス(ラツィオは彼のパスポート取得を待っている)、シンプリシオ獲得を検討しており、このポジションにも多くの投資が必要となるだろう。
新たなラツィオは形になり始めているが、まだいくつかの重要なものを解決する必要がある。それはレデスマ、パンデフとの契約更新である。ラツィオはベーラミのケースを繰り返すことを避けようとしており、もし彼らの契約更新が実現するのならば、ラツィオは希望ある将来を見ることができるはずだ。
ビアンコチェレスティファンは重要な信号を待っており、これらが実現されれば夢に戻ることも可能となるだろう。(Goal.com)




☆メルカートの動き
昔の話である。ロッシ監督は、監督としてのキャリアを開始した頃、ゼーマンのようにトリデンテを使用していた。そして彼はラツィオでも昨シーズン、ロッキ-パンデフ-ビアンキというトリデンテを敷いた。
現在、ラツィオはビアンキを放出した一方でサラテを獲得した。そこでロッシ監督はパンデフ-ロッキ-サラテという驚異的なスピードを持った予測できないトリデンテを作成するかもしれない。ベンチにはマキンワが座ることになるだろう。「他のFWは到着しない。FWはあまりにも多い」。ロティート会長はこうコメントしており、アモルーゾやボセッリの獲得の可能性は低くなっている。
一方でロティート会長はEU内選手になろうとしているレデスマと契約更新について話し合う準備が出来ている。D'Ippolito代理人は「もし契約更新が実現しないのならば、彼にはスペインのビッグクラブが獲得に乗り出すだろう。クリスチャンはカリーソ、サラテの到着に非常に満足しているし、彼らの順応を助けることができるはずだ」とコメントしている。またパッラヴィチーノ代理人はムディンガイに関して「サンプドリアはガビーを長い間気に入っているが、彼はラツィオに残る」と語っている。
新たなDSについてはSensibile、ペリネッティ、ディ・サントが候補に挙がっている。
最後に、北京オリンピック代表にオーバーエイジとして招集される見込みとなったロッキに関して、ロティート会長は「カシラギに電話をかけ、我々の最初のキャンプ中だけはロッキを残させてくれるよう要請する。ロッキがオーバーエイジとして召集されたのは誇りに思っているよ」と語った。(DNews)




☆ステンダルド+ザウリ⇔ドミッツィ+パツィエンツァ
ラツィオとナポリはステンダルド、ザウリ、ドミッツィ、パツィエンツァというトレードを考えている。ただ、パツィエンツァはナポリから去ることを確信していない。
ドミッツィはナポリのキャンプに呼び出されていなく、他のクラブへ移籍することが確実となっている。このトレードではお互いの選手の評価額を等しくする必要があるが、ラツィオ側は移籍金無しの等価トレードを提案している一方で、ナポリ側は移籍金を要求している。なおザウリに関してはフィオレンティーナも獲得に動いており、ダイネッリとのトレードが浮上している。
その他の動きではレデスマ、ターレと契約更新を話し合っている。またボセッリについてはレンタルでの獲得を狙っている。ヴィニャローリはPaok Saloniccoへ移籍することになるだろう。(Gazzetta dello Sport)



☆選手放出の動き
ロッシ監督は23,24人の選手に4,5人のプリマヴェーラの若手(キャンプにはトゥーイア、ファラオーニ、マンチーニ、メンディチーノを召集する見込み)を加える形でキャンプをスタートさせることを望んでおり、ラツィオは選手の放出に動いている。
まず、ヴァカンスを惜しんでフォルメッロにてリハビリを続けているディアキテはレンタルで放出されるかもしれない。またザウリ、バローニオ、ボネット、ベルニ、インザーギ、ムタレッリも放出される見込みとなっている。イタリアに留まることを望んでいるベルニには国外からのオファーが届いている。ザウリにはナポリ、フィオレンティーナが獲得に動いており、ドミッツィかダイネッリ(フィオレンティーナの放出リストに入っている)とのトレードが浮上している。そしてボネットにはキエーヴォとリヴォルノがオファーを検討しており、ラツィオがプルゼッティ獲得に動く場合にはトレードが実現するかもしれない。
ロッシ監督にとって厄介な存在となっている2人はフォッジャとステンダルドである。ラツィオはしばらくの間フォッジャの買い手を探し続ける予定となっている。ステンダルドに関してはロッシ監督のプロジェクトに入っていない。
補強では明日ロティート会長がMoti獲得についてBecali代理人と電話で話し合う。現在のところ順調に話が進められているようだが、まだ詳細を定める必要がある。(Tempo)





☆フェルナンデス獲得へ
サラテのあと、ラツィオはもう1人のアルゼンチン人を補強しようとしている。実際にロティート会長はリーヴェルプレートのアウグスト・フェルナンデスを手中に収めている。
本日、FIGCは第二のEU外枠登録を許可するかどうか決定する。もし許可が下れば、フェルナンデスはすぐにラツィオの選手となるだろう。
フェルナンデス自身はラツィオ移籍について次のようにコメントしている。「パスポート取得のために必要なことはすべてやり尽くしたし、今は答えが出るのを待っているよ。カリーソとは毎日話している。僕と彼の将来が結びつくのが待ちきれないよ。早く交渉が終わってほしい」。(CorrieredelloSport.it)




☆レデスマが契約更新へ
全ての準備は出来ている。若干の詳細を詰める必要はあるが、レデスマは7月12日のキャンプ前までに契約更新にサインし、最終的には落ち着きをもたらすだろう。ロティート会長はD'Ippolito代理人と会談を行い、交渉は一気に加速した。
今回の交渉でレデスマは2011年までとなっている契約を2013年まで延長することになる。現在50万ユーロとなっている年俸については100万ユーロ近い額が約束されている。かなりのアップとなるが、ここ2シーズン成長を続けてきた彼にはユヴェントス、インテル、ヴァレンシア(昨夏に2000万ユーロのオファーを出した)が注目しているのだから当然だろう。またラツィオにはベーラミのようにFIFAの条項によってレデスマを失う危険性があったこともこの動きと関係していたと言える。新たなプロジェクト-ラツィオはレデスマを軸に作られている。2013年にレデスマは30歳を迎えるが、その時彼にビアンコチェレスティ残留の考えがあれば、彼はラツィオでキャリアを終えることになるだろう。
なおレデスマにはアズーリ入りという可能性もあることをご存知だろうか。彼は2年前にイタリア人の女性と結婚したため、イタリアのパスポートを取得する権利があるのだ。現在パスポートを得るための手続きが行われており、7月以内、遅くとも8月上旬には完了されるだろう。この手続きが終わった瞬間から、レデスマはアズーリに入ることが可能となる。(Gazzetta dello sport)




☆フェルナンデスがラツィオ移籍へ
フェルナンデスに関して、ラツィオとリーヴェルプレートは6月上旬に420万ユーロ前後の移籍金で合意に達した。ただラツィオは現在フェルナンデスがパスポートを取得することを待っている。
フェルナンデス自身はラツィオ移籍について次のようにコメントした。「パスポート取得に向けて必要な書類全てを提出した。今は答えを待っているけれど、パスポート取得が実現することを信じている。ラツィオには友人のカリーソが居る。彼とラツィオで再び一緒にプレイできたら本当に美しいことだよ。ラツィオについて?カリーソのほかにレデスマが居ること、サラテの加入が決まったことを知っている。彼らは全員が偉大な選手だし、あのグループに属することが出来たら名誉なことだよ。僕たちはヴェロン、シメオネ、アルメイダなどが居た『アルゼンチンラツィオ』を再現できるかもしれないね」。(Gazzetta dello sport)