☆ザンパリーニ会長(パレルモ)
「ステンダルド?彼のことは常に気に入っているが、現在我々には多くのDFがいる。それにロティート会長は実行不可能な移籍金を求めている。ミッコリのラツィオ移籍?ミッコリは移籍しない。シンプリシオ?我々には多くのMFがいるし、新たにリヴェラーニもやってきた。このままではスタンド観戦をしなくてはならない選手が出てくるだろう」(Piazza della Liberta)




☆バローネを獲得?
シモーネ・バローネはラツィオへ移籍するかもしれない。バローネはラツィオの標的となっており、トリノ側はオファーが届いた場合はそれを受け売れる意向となっている。
ただトリノ側がトレードでの獲得を望んでいるマウリに対して、ラツィオ側は非売品であることを明言しているため、ムタレッリかザウリが交渉に含まれる可能性がある。
なおバローネのほかにもミランのブロッキ獲得が浮上している。ミラン側がブロッキの年俸の一部を負担することを受け入れれば、この移籍は可能だろう。ブロッキにはサンプドリア、トリノも獲得に動いている。(corrieredellosport.it)



☆レデスマとの交渉開始
昨日の夕方、ロティート会長はD'Ippolito代理人と会談を行ったが、ラツィオ側はレデスマの年俸を現状の約2倍である100万ユーロにまでアップさせなければならない。
なおラツィオはFIFAの条項を使ってクラブを去ることが決定的なベーラミの後釜を模索しておりミランのアバーテの名前が浮上している。(corrieredellosport.it)



☆パラシオを巡る動き
ラツィオとボカ・ジュニオルスはパラシオの移籍に関して1400万ユーロの複数年分割払いで基本合意に達していた。しかしここにきてボカのPompilio会長がパラシオに対してバルセロナが関心を持っていることを明らかにし、ラツィオにとって危険な状況になりかけている。(Piazza della Liberta)



☆メルカートの動き
アモルーゾはラツィオに移籍するはずだが、状況はまだ黄色信号のままとなっている。レッジーナのフォーティ会長はアモルーゾのラツィオ移籍が合意したことを明言したが、彼のラツィオ移籍はまだ正式に発表されてはいない。レッジーナ側はアモルーゾの移籍金として320万ユーロを要求しているが、34歳のFWへ対するこの評価はあまりにも高すぎるものとなっており、ロティート会長が交渉にトレード要員を含めなかったことは理解できるものではない。恐らくロティート会長はまだアモルーゾ獲得を完全に確信できていなく、若手を獲得するという方向転換を評価しているはずだ。
一方でアモルーゾはラツィオ移籍の交渉がすぐに終わることを望んでいる。「フォーティ会長からはラツィオと合意に達したと連絡が来た。それで僕は代理人と話した。今はロティート会長と会わなくてはいけない。僕はラツィオ移籍に熱意を持っているし、経済的な問題は何も無い。交渉が遅れている原因は若干の詳細を詰めなきゃいけないからなんだ」。
ラツィオはアモルーゾ以外にもカヴァーニ、パラシオ、パッツィーニ、アックァフレスカ、ポッツィといった名前を追跡し、ラツィアーレも彼らの獲得を夢見ていた。恐らく、ラツィオはアモルーゾを獲得した場合でももう1人の若手FWを獲得することになるだろう。
その他ではミランのブロッキに関心を持っている。またパルマのチガリーニ、デッセーナ、パレルモのシンプリシオ、グアーナも追跡している。DFではラドゥの買い取りをまもなく完了するかもしれない。(Messaggero)




☆メルカートの動き
ニコラ・アモルーゾの将来はビアンコチェレスティに染められている。フォーティ会長は既にラツィオ側と合意に達したことを明言している。
そしてアモルーゾ自身もインタビューに答えた。「フォーティ会長はラツィオとの合意を見つけた。そして彼は僕に『今度は君がラツィオと合意する義務がある』と言った。ラツィオとはまだ合意はしていない。詳細に関する問題があるんだ。でも僕はラツィオに到着したいと思っているし、重要な経験が近付いていると感じている。ロッシ監督とはまだ話していないよ。レッジョカラブリアを去ることは本当に辛い決断だった。でも僕は自分の良心に問いかけ、新たな挑戦を行うことを選択した。僕はもう33歳だけど、今もなお良いプレイをしてゴールを決め続けたいという願望を持ち続けている」。アモルーゾの代理人であるティンティ氏は明日ロティート会長と会い、2年契約にサインし、この移籍は完了されるだろう。
一方アルゼンチンからは警告が届けられている。ボカ・ジュニオルスの会長が「パラシオにはバルセロナも関心を持っている。今のところ正式オファーは届いていないが、我々は重要な選手を放出するに値する額のオファーを待っている」と語り、パラシオに対するバルセロナからの関心を明らかにしたのだ。ロティート会長はボカ側へ1400万ユーロの4年分割払いを提案しているが、交渉は長引きそうな雲行きとなっている。(E Polis)



☆ニコラ・アモルーゾ
「今のところ僕はまだラツィオの選手ではない。でもビアンコチェレスティからのオファーには熱意を持っている。カルチョの歴史において中心的存在だったチームへ行けるのなら、とても名誉なことだ。ローマは大きな街だし、ラツィオにはイタリアで最高の監督の1人と言えるロッシ監督がいる。レッジョから去るのは簡単な選択じゃないけれど、ラツィオからのオファーを断るも簡単なことじゃないんだ。昨シーズンはシャクタール・ドネツクから魅力的な契約オファーが届いて、ルチェスクとも話したんだけれど、あの時はまだレッジーナに何かを与えることができると思っていたから拒否したんだ」(Apcom)
「僕は幸せだ。ラツィオのユニフォームを着るのが待ち切れない。早く契約にサインしたいね。1週間前、僕はフォーティ会長から『君をラツィオに引き渡した』という連絡を受けた。でも僕の代理人がロティート会長と会う必要があるし、まだ正式なものではない。だけど、本当に美しい出来事だよ。僕にとっては重要なチャンスだし、満足している。ローマは大きな街だ...僕がいつ契約にサインするのか、ラツィアーレに話すことはできないけど、サインは時間の問題だと信じている。身体的な状態は良好だよ。まだたくさんのエネルギーがある。ラツィオは欧州で最も重要なクラブの1つだし、大きなカンピオナートを作ることができるはずだよ。ロッキとパンデフ?問題は無いよ。彼らは技術的に素晴らしい、才能あるFWだ。ローマに行くって事で家族はすごく喜んでいる。ローマは僕たちファミリーの将来にとって理想的な都市と言えるね」(Leggo)



☆ベーラミ騒動
ベーラミとラツィオの間の愛はもう終わる運命にある。愛が憎しみへと変わることはしょっちゅうある出来事だ。しかし時折、それでも関係修復が実現することもある。
先日ベーラミに関して法廷闘争を起こすことを明言したロティート会長とは一転して、サバティーニDSは現在ベーラミとの関係修復へ向けて動いている。しかしロティート会長は先日ベーラミへの反撃を行うことを確かに示したため、動き出すのはあまりにも遅かったと言えるかもしれない。
なおサバティーニDSはマルティーナ代理人(バローネの代理人)とも会談を行ったが、ラツィオが中盤の補強として強く希望しているのはマルキジオとなっている。ユヴェントス側は中盤の補強を行わなかった場合はマルキジオを放出しない意向となっているが、最終的にはステンダルドとのトレードが具体化されるかもしれない。(Gazzetta dello sport)