☆ブダン獲得が浮上
ロッシ監督はビアンキの残留を待っているが、ラツィオ側は既に彼の代役を探している。
アモルーゾ獲得が近付いているラツィオは若い選手の補強も考えており、ブダンという名前が浮上している。ブダンはロッシ監督が好むような技術的な特徴を持ち、クロスに合わせる巧い動きも持ち合わせている。
ブダンは現在パルマとパレルモの間で共同保有されているが、ラツィオはパレルモの所有する保有権を買い取ろうとしている。ロティート会長とザンパリーニ会長は良い関係にあり、彼らがブダンについて連絡を取る可能性は十分にありえるだろう。ただ交渉は複雑なものとなるかもしれない。パレルモが獲得に興味を持っているフォッジャについて、カリアリ側が買い取りオプションを行使しない必要があるのである。パレルモとラツィオの間ではカヴァーニ(ロッシ監督が好んでいるFW)の取引が行われる可能性もあるが、ザンパリーニ会長はカヴァーニをアマウリの後釜として考えているため、実現は難しいだろう。なおブダンやカヴァーニ以外の選択肢ではボグダニの名前が挙がっている。
一方でアックァフレスカについてはラツィオ入りの可能性が低くなっている。ラツィオはアックァフレスカ獲得の希望を完全に失ったというわけではないが、実現は非常に難しいだろう。ジラルディーノの加入によってポジションを失う危険性があるパッツィーニに関しては、ラツィオは常に彼に近付こうとしている。
ラツィオは新シーズンに向けて競争的なチームを準備するためにFW以外のポジションでも補強を行わなくてはならない。そしてDFではフェネルバフチェとの契約が満了するTuraci獲得が近付いており、中盤ではシンプリシオとチガリーニに関心を持っている。ただし、ラツィオは補強を行う前に現有戦力を放出し、選手数を減らすことを考えなければならない。これは恐らく解決するのが難しい大きな問題となるだろう。(Messaggero)



☆メルカートの動き
経験豊富な選手と若手選手の融合。ロッシ監督はあらゆるポジションに2人の選手を補強し、将来のラツィオを作ろうとしている。
守備陣において安定した点にあるのはカリーソ、デ・シルヴェストリ、コラロフとなっており、ラドゥも中心的な存在となるかもしれない。そしてラツィオは彼らに加えてもう1人強力なDFを獲得しようとしており、サパタとフェリペを気に入っているほか、選択肢にはコーダも挙がっている。ロゼフナルについては500万ユーロの買い取り額に見合う活躍を見せられなかったため、ステンダルドの今後に関係なくクラブを去るだろう。なおラツィオはカニーニ獲得も検討している。
中盤ではレデスマだけが確固とした存在となっており、ベーラミはFIFAの条項を行使することが濃厚で、ムタレッリもロッシ監督との間に軋轢が生まれている。その一方でムディンガイは関係を修復する可能性が出ている。その他ではマンフレディーニとデルネーロはクラブを去ることが確実となっており、マウリとメグニについては今後に向けた調査を行っている段階にある。なお補強ではチガリーニとデッセーナを気に入っているが、最も刺激的な名前はリケルメとなっている。またベーラミに関するパレルモとの交渉においてはミッコリとのトレードが実現する可能性もある。
FWではパンデフとロッキが最も信頼できるコンビとなっているが、ラツィオはビアンキの代役を探さなければならない。ロッシ監督の夢はパッツィーニだが、彼のほかにもチェッリーノ会長が1000万ユーロと評価するアックァフレスカの名前が挙がっている。アックァフレスカに関してはカリアリとインテルの共同保有となっているため、このまま競売に持ち込まれることになるかもしれない。より簡単な交渉ではカヴァーニが居る。ラツィオが彼の獲得に向けてフォッジャを提示すれば交渉はスムーズに進むと見られている。レッジーナのアモルーゾについてはラツィオ側はバローニオとのトレードを望んでいるが、レッジーナ側は300万ユーロの移籍金を望んでいる。(Corriere della Sera)




☆記録男バッロッタが退団へ
記録の男はさよならに近付いている。これは公式なものではないが、マルコ・バッロッタのラツィオでの冒険は終わるだろう。
ローマを出発することが決定的となっているバッロッタはあと1年セリエBのモデナかサッスオーロでプレイすることになるかもしれない。
なおラツィオのメルカートではアモルーゾ獲得の合意が完了した。レッジーナへは300万ユーロを3年分割で支払うことになる。新たなDSではバリのアクリを調査している。(La Repubblica)





☆契約更新交渉
明日と明後日の間にロティート会長はムディンガイの代理人と会う予定となっている。またロティート会長はインテルに求められているレデスマの代理人とも近日中に会談を行うと見られている。
メルカートではアモルーゾ獲得に向けて、トレードではなく300万ユーロの移籍金を支払う方針となっている。(Gazzetta dello sport)