☆新監督にドナドーニも浮上
今シーズンはロティート会長がラツィオに到着して以来最も悪い1年となってしまった。
そのためラツィオは改革に動き出しており、サバティーニDSの辞任という最初の動きが起こった。彼の次にはロッシ監督がラツィオを去ると見られており、後任には多くの人物の名前が挙げられている。現在の環境を考えた上で最も適任とされているのはブルーノ・ジョルダーノ氏だが、マッザーリ、ノヴェッリーノ、アコリといった監督も浮上している。またその他にもアズーリでの将来がまだ定かではないドナドーニを連れてくる可能性もある。(Tuttomercato)



☆クラブ内部、メルカート情報
ロティート会長は混沌とした時間を過ごしている。ペルシチェッティ総務部長の辞任のあとサバティーニDSも辞任を表明したのである。ロッシ監督はシーズン後までロティート会長の決定を待つ予定となっているが、ラツィオの内部の革命は既に始まっている。そして近いうちに新たな進展が待っているかもしれない。新監督候補にはマッザーリ、ノヴェッリーノ、ジャンパオロ、ジーコ、コラントゥオーノ(招聘にはサバティーニDSが必要だっただろう)といった名前が挙がっている。なおサバティーニDSの後任には過去にラツィオのDSを務めていたチンクィーニ氏が復帰するかもしれない。
サラリーキャップ制度を敷いているラツィオの選手たちにはより高い給料を保証するクラブが狙いを付けている。特に現在契約更新の交渉を行っているベーラミは、ラツィオとの距離が縮まっていなく恐らく彼はシーズン後にクラブを去るだろう。移籍先はセヴィージャ、トッテナム、バイエルン辺りが有力と言える。
現在年俸45万ユーロで2010年まで契約を結んでいるパンデフに関してもバイエルンやヴァレンシアがオファーを出す準備を進めている。パンデフの市場価格は1500〜1800万ユーロと見られており、ラツィオはこの額を手にすればメルカートに投資することができるだろう。パンデフとの契約はあと2年残っているが、来年FIFAの条項を行使することが可能となるため、今年中に放出する手段もありえるかもしれない。
ラツィオが失う危険性を持ったもう1人の選手はムディンガイである。1月にダボが加入したことによりポジションを失ったムディンガイにはアトレチコ・マドリード、リヴァプール、フランクフルトが高額年俸をオファーする準備ができている。
最後に、ビアンキの未来も不安定な状態にある。彼の獲得には1050万ユーロが必要となっているからである。(Messaggero)





☆Toninho Cecílio氏(パルメイラスのスポーツディレクター)
「ラツィオはカヴァリエリのここ1年のパフォーマンスを尋ねてきたが、それ以降は何もしなかった。一部の欧州クラブが彼の追跡を行っているということは新聞で読んだよ。彼はすぐにパスポートを取得することになるかもしれないね」(Piazza della Liberta)
※カヴァリエリがパスポートを取得した場合フィオレンティーナ、ミラン、ラツィオが獲得に動く可能性。ラツィオはカリーソの合流にも関わらずさらにもう1人のGKを探している。