☆ビアンキを買い取りへ
ラツィオはレンタル加入中のビアンキを6月に完全に獲得することを決断した。
ビアンキの完全移籍についてラツィオは1月にマンチェスター・シティ側とは移籍金1200万ユーロの3年分割払い、ビアンキ側とは2013年までの契約という協定を結んでいるが、ロティート会長は移籍金を800-900万ユーロまで下げることを望んでいる。(corrieredellosport.it)




☆Gjasula獲得を狙う
ラツィオはGjasula(22)獲得に向けて接触を開始している。ラツィオはGjasulaがサン・ガッロに所属していた12月にも追跡を行っていたが、現在Gjasulaはサン・ガッロを退団しフリーとなっているため、障害は存在していない。(Tuttomercato)




☆グリエルモ・ステンダルド
「ユヴェントスでは満足な経験を送ることが出来た。僕は欧州で最も大きく、最も評価の高いクラブでプレイすることが出来た。でも僕はラツィオと契約を延長した上でのレンタル移籍という形態でここに来た。ロティート会長とラツィオには感謝している。僕の将来?今シーズンの残り4試合をユヴェントスで過ごして、それからはローマで法律の勉強をするつもりだ。僕の保有権を持っているのはラツィオだし、僕の今後はラツィオに依存されている。ロッシ監督が残るとして、ラツィオに戻るか?僕はロッシ監督はイタリアで最高の監督の一人だと思っている」(Tuttomercato)
「僕のような選手にとってユヴェントスでプレイするということはとても誇り高いものだ。ユヴェントスに残りたくない選手がどこに居るんだい?ただ僕自身が自分の将来を決定することができないのはわかっている」(Channel4)




☆ダイネッリ、ブダン、アルミロンを狙う
現時点で新シーズンからラツィオに合流することが確定しているのはカリーソだけとなっている。ただラツィオは既に夏に向けた補強に動き出しており、DF陣ではダイネッリを標的としている。フィオレンティーナはバルザーリ獲得が近付いており、ダイネッリはポジションを失うリスクがある。そのためフィオレンティーナはダイネッリの放出に応じるかもしれない。
MFではアルミロンの名前が再浮上している。アルミロンは1月からモナコへレンタルされているが、夏にはユヴェントスに復帰する予定となっている。そこでラツィオとユヴェントスはアルミロンとステンダルドの1年間のレンタルトレードの実現に向けて動こうとしている。なおラツィオとユヴェントスはこれ以外にもマルキジオ、ベーラミに関する情報を交換し合った。
FWではパルマとパレルモで共同保有されているブダンの名前が挙がっている。パレルモはラツィオとの交渉でフォッジャ、ステンダルド、マキンワといった選手を求めるかもしれない。
またラツィオは主力との契約更新やレンタル加入中の選手の買い取りオプションについても取り組まなければならない。現在ロティート会長はベーラミ(実現は難しい)とパンデフ(実現は可能)と会談を行っているが、もしも契約更新が実現しなかった場合にはメルカートに出されることになるかもしれない。1月にレンタルで獲得した選手に関してはラドゥは既に買い取りオプションが行使されている。ロゼフナルについては500万ユーロの移籍金に見合うパフォーマンスを見せておらず、ラツィオはこの資金を他の補強に使うことになるかもしれない。最後にビアンキは移籍金が割引される仮説が浮上している。マンチェスター・シティ側は1100万ユーロの移籍金を設定しているが、ラツィオはビアンキにこの額を使うのならば、他の選手に対して費やすことを選択するかもしれない。
ただし、メルカートの行方についてはコッパ・イタリアの結末に大きく依存することになるだろう。(Gazzetta dello Sport)