☆Gjasula獲得を狙う?
アルバニア人でありドイツのパスポートも所持しているMFJürgen Gjasulaはローマからのオファーを待っている。ただGjasulaにはラツィオも追跡を行っている。Gjasulaの代理人は12月にラツィオからの関心があることを明らかにしているが、ラツィオは急いで動き出しては居ない。(Piazza della Liberta)




☆怒りを消化できないラツィオ
ラツィオが怒りを消化するには24時間では不十分だった。だが新シーズンに向け、ロティート会長はより強いラツィオを築くことを明言し、ロッシ監督と共に再スタートを切ろうとしている。
ロティート会長はビアンキに対してサラリーキャップの限度額を超える年俸を払うという前例を作っているため、他の選手たちに対しても同様の努力をしなければならない。ロッシ監督はパンデフとベーラミの重要性を説いており、彼らのような若手を流出させてしまうことは避けなければならない。(Leggo)




☆パンデフ残留のために動くロティート会長
ロティート会長はカターニャ戦後の空港でパンデフと話し合いを行った。内容は将来に関してのもので、ロティート会長はパンデフを確信させるために交渉を開始した。そして近日中にパンデフの代理人と重要な会談を行うことになっている。ロッシ監督は「パンデフとベーラミは私にとっては地球と同じくらい大事な存在だ。彼らはラツィオに大きく貢献してくれたし、ラツィオの将来を背負っていける選手だ」と語りクラブ側へメッセージを送っている。
なおロッシ監督はムディンガイについても残留させることを望んでいる。ロッシ監督はロティート会長とはまだ会談を行っていないが、サバティーニGMとはコッパ・イタリア準決勝第2戦が終わった後にメルカートについて話し合いを行う予定になっている。(Repubblica Ed.Roma)




☆資金が無いラツィオ
ラツィオを強化するとしたら、資源はどこにあるのだろうか?ラツィオの現在の収益は2倍へ増えた。だが残念ながらクラブは1100万ユーロの大半を2009年度の分割払いに充てなければならない。
また1月にレンタルで獲得した選手を買い取る場合にも資金が必要となり、もしもロティート会長がビアンキ、ラドゥ、ロゼフナルを完全に獲得する場合には1900万ユーロ以上の移籍金が掛かる。特にビアンキに関しては1050万ユーロの移籍金に加え、200万ユーロの年俸を支払わなければならないと見られている。現時点で買い取りが確定しているのはラドゥだけであり、ビアンキについては高額な費用が必要となるため実現させるのは難しいかもしれない。ロゼフナルに関しては出場機会が少なく、自らの価値をほとんど示すことが出来ていない。なおその他にもボローニャとの共同保有となっているメグニを買い取ることが可能となっている。
ラツィオは補強以外に主力との契約更新も締結させなければならない。バッロッタ、ヴィニャローリ、ターレとは6月に契約が満了し、もしも彼らと契約を更新しない場合には270万ユーロの資金が浮くことになる。ただパンデフ、ベーラミ、レデスマ、ムディンガイといった飛躍を遂げている選手たちに対しては難しい年俸調整を行わなければならない。特にFIFAの条項を行使することも可能となるベーラミについて、ラツィオは契約調整に無関心で居ることはできない。新シーズンは既に始まっている。(Messaggero)