☆シモーネ・インザーギ インタビュー(Messaggero)
シモーネ・インザーギは敵としてオリンピコへ帰還する。




−調子はどう?
「ここ3年はケガがすごく多くて、非常に難しい期間だった。でも今は全てを忘れ去り、再び本来の自分を見つけることができた。幸せだよ」




−今週ローマに戻ってくることになりますが、興奮している?
「うん。オリンピコで『僕のラツィオ』と対戦するのは初めてのことだし、奇妙で特別な試合になる」




−『僕のラツィオ』?どういう意味でしょう?
「僕はその言葉通りに感じているから、そう言っているだけだよ。ラツィオでは全てにおいて勝利を収めた。また僕の息子も8年間ローマで育った。だからローマは僕の都市なんだ。遅かれ早かれ、ローマで暮らすために戻って来るつもりだよ」




−でも息子トンマーゾはラツィオのファンではないようだね?
「彼はロマニスタに傾いているね。でも僕はラツィアーレだし、釣り合いは取れているんじゃないかな」




−ラツィオは現在怒りを秘めています。
「そのことは知っている。エンポリ戦でラツィオに起きた出来事は事故だったと思っているよ」




−つまり?
「次の日曜日からラツィオは良いプレイを見せると思っている」




−もしラツィオ戦でゴールを決めたら?
「喜ぶことができないのは明らかだよ。僕の心にはビアンコチェレスティカラーとラツィアーレが今も存在している」




−ラツィオ時代にCLで4ゴールを決めましたが、これはイタリア人としてはあなただけです。
「これは僕にとってはとても美しいことだけれど、それだけを回顧録にしてはいけないと思う。まぁ忘れる必要はないんだけど」




−ラツィアーレについては?
「昨シーズン、トリノ戦でピッチに戻ってきたときのことは今も覚えている。ラツィアーレ、そしてトリノの選手たちは僕を笑顔で迎えてくれたんだ。あの出来事はとても美しいものだったし、彼らには本当に感謝している」




−どうしてローマを離れたの?
「カンピオナート最高のコンビの1つであるロッキ-パンデフがいて、僕にはほとんどチャンスがなかった。だから移籍することを望んだんだ。CL予備予選前にケガをしてしまったんだけれど、ベルガモに来てからは健康だよ」




−ラツィオへ帰ってくることを考えてはいないの?
「6月にロティート会長とルッジェーリ会長が話し合うことになっている」




−アタランタはあなたを引き留めようとしています。
「素晴らしい満足感だよ。もしラツィオに戻ることになっても、アタランタが自分を必要としてくれたことは嬉しいことだ」




−ロッシ監督との関係は?
「常に良い関係にある。パンデフ-ロッキが居る中でもロッシ監督は僕を最大限に起用してくれた。彼とは良い関係にあるよ」



−今後ラツィオは2000年にスクデットを獲得したときみたいなチームに戻れる?
「僕はロティート会長が大きなプロジェクトを準備していることを知っている」