☆カストロマンが復帰の可能性
ラツィオにはカストロマンの復帰が浮上している。カストロマンは夏にメキシコのクラブへ移籍したが、フリーでメキシコを去る可能性が出ている。なおラツィオはバラルディ・プランに関してカストロマンへの給与未払いがまだ残っている。(Corriere dello Sport)




☆ストラーリはカリアリへ?
ラツィオが接近していたストラーリだが、カリアリとサンプドリアが獲得レースをリードしている。ただビアンコチェレスティへの移籍も可能となっている。(Piazza della Liberta)




☆トレヴィサン獲得に動く
ラツィオはかつてペルージャからフリーで獲得し、成長させたステンダルドの例を繰り返すために、将来へ向けてDFを補強しようとしている。
現在名前が挙がっているのはピサでプレイしているトレヴィサン(24)となっている。186cmの長身を持つトレヴィサンは今シーズンこれまで14試合に出場しており、ラツィオが追跡を行っている。トレヴィサンは現在ピサとヴィチェンツァの間で共同保有されているが、ラツィオはすぐにフォルメッロへ到着させることを望んでいる。
ステンダルドに関してはラツィオはレンタルの放出以外は受け付けない意向となっており、現在ロティート会長はガッリアーニとシミッチとのトレードを話し合っている。
またラツィオはアルゼンチンの市場を模索し続けている。シルヴェストレとバタグリアについては夏に一旦移籍が決定しかけていたものの、バタグリアの妻が移籍に反対したため破談となってしまったが、ロティート会長は1月のメルカートで再び彼らの獲得に動くかもしれない。バタグリアの移籍金は400〜500万ユーロほどと見られている。(Corriere dello Sport)





☆ミランテ獲得が浮上
ラツィオは現在ユヴェントスからサンプドリアへレンタルされているミランテ獲得が浮上している。
ラツィオは既にミランテについてサンプドリア側との話し合いを開始した。ただミランテ以外にもアリアルディ、アッビアーティ、デ・サンクティス、アヴラモフ、ロボント、カルデローニの名前が挙がっている。
ミランテは1983年に生まれ、2000年にユヴェントスへ引き抜かれた。その後はユヴェントスのプリマヴェーラでプレイし、セリエBクロトーネへレンタルされ、05-06シーズンにシエナでセリエAデビューを果たした。ラツィオはバッロッタ、ムスレラ、ミランテの3人のGKで今シーズンを乗り切ることを考えている。ムスレラについてはトレーニングを通して成長することに期待しており、シーズン後までは評価を待つ予定となっている。ロッシ監督はミランテとバッロッタの2人のGKが居れば5月までは穏やかに過ごせるかもしれない。
一方でトンマーゾ・ベルニの状況は解決しなければならない。ベルニにはアリアルディとのレンタルトレードやラッジ、プラターリ獲得のオプションの引き換えとしてエンポリへ移籍する可能性がある。
FWの補強ではサンプドリアで居場所を見つけられていないカラッチョロ獲得の会談を開始しようとしている。ラツィオはアフリカカップのため2月まで欠場することになっているマキンワをレンタルで放出することを考えており、後釜にはパパ・ワイゴやディヴァイオを獲得しようとしている。トリノのヴェントーラについては獲得の可能性を破棄した。
DFの補強ではロティート会長がビアーヴァ、リナウドの情報を求めたものの、ザンパリーニ会長は彼らを非売品と宣言している。ザンパリーニ会長はディアナの放出なら受け入れる姿勢となっているが、ビアンコチェレスティ側は興味を示していない。
最後にステンダルドはシミッチとのレンタルトレードが話し合われている。(Corriere dello Sport)





☆GK補強にアッビアーティが浮上
ラツィオの一番の問題はGKとなっている。ラツィオはシーズン前のメルカートからGK補強を一つのテーマとしている。
最新の情報ではアッビアーティとカリーソをレンタルでトレードするという可能性が浮上している。アトレチコ・マドリードで出番がなく不満を募らせているアッビアーティについて、ロティート会長は再び獲得に動こうとしている。ただ新たな正GKを獲得する場合には第2GKをバッロッタにするのかムスレラにするのかという問題が発生することになる。論理的に考えれば経験豊かなバッロッタを第2GKにすることになるが、そうなった際にはムスレラをどうするのか決めなければならない。
GK以外の話題ではステンダルドの問題がある。ステンダルドは1月に放出される運命にあるが、ラツィオ側はレンタルでの放出を望んでいる。現在ラツィオはステンダルドに対して契約更新を尋ねているものの、ステンダルド側が大幅な年俸アップを要求する可能性もあり、実現させるのは難しいかもしれない。なおステンダルドにはイタリア、イングランド、スコットランドの一部のクラブが獲得を狙っており、セルティックは150万ユーロという年俸を用意している。
ラツィオはステンダルドをレンタルで放出する場合には新たなDFを補強しなければならない。そこでピサのトレヴィサン、ボカのシルヴェストレ、パレルモのビアーヴァを気に入っている。スカローニをCBで起用するという案は非常に危険となっている。
中盤の底の補強ではフォーゲルの獲得を検討している。ベティスはフォーゲルを放出することを決断しており、ラツィオは移籍金なしでフォーゲルを獲得することが可能となっている。
FWではカラッチョロの獲得に動くかもしれない。(Messaggero)




☆ダッラボーナを獲得?
パスクァリン代理人はダッラボーナに対してレンジャーズが興味を持っていることを明らかにした。ただ数日前にはラツィオに対してダッラボーナの移籍を提案しており、サバティーニGMは獲得を検討している。サバティーニGMは数日以内にダッラボーナの獲得に関する結論を出すと見られている。(Piazza della Liberta)




☆ステンダルドの後釜にコロットを狙う
ロティート会長とサバティーニGMはステンダルドの慰留に成功しなかった場合にはコロットを獲得しようとしている。コロットの移籍金は200万ユーロほどと見られている。コロットは現在高額な給料を受け取っているものの、減給を受け入れてローマにやってくる熱意を持っている。(Piazza della Liberta)