☆1−0での勝利数記録
58年のコッパイタリア決勝のラツィオvsフィオレンティーナはプリーニのゴールでラツィオが1−0で勝利し初優勝した。74年のラツィオvsフォッジャはキナーリアのPKによるゴールでラツィオが1−0で勝利し初のスクデットを獲得した。87年のラツィオvsヴィチェンツァはフィオリーニのゴールでラツィオが1−0で勝利しB残留プレーオフ進出を決めた。同じ87年のラツィオvsカンポバッソはポリのゴールでラツィオが1−0で勝利しC1降格を回避した。99年ラツィオvsマンチェスター・ユナイテッドはサラスのゴールでラツィオが1−0で勝利しヨーロッパスーパーカップを制した。00年ユヴェントスvsラツィオはシメオネのゴールでラツィオが1−0で勝利しスクデットへの道を切り開いた。2007年5月6日のラツィオvsリヴォルノはヒメネスのゴールでラツィオが1−0で勝利しCL出場権獲得へ大きく前進した。恐らくラツィアーレにとって最も劇的で理想的な場面だったのは87年のヴィチェンツァ戦でのフィオリーニのゴールだろう。
今シーズン、ラツィオが1−0で勝利した試合はキエーヴォ、アタランタ、サンプドリア、メッシーナ、そしてリヴォルノ戦。これはラツィオの1シーズン最多記録となった。この美しいシーズン、ラツィオには小さな偉大な記録が生まれた。ラツィアーレは「 “Uno a zero, perché no?”(直訳すると『1−0、どうしてノー?』)」という歌をクルヴァ・ノルドで合唱した。。。(Messaggero)




☆CL出場による収入は1500万ユーロ
ラツィオはCL出場権獲得をほぼ手中に収めた。CL出場には多くの資金が絡んでくる。欧州で最も権威のあるこの大会では最低でも1300〜1500万ユーロの収入が見込まれている。まずUEFAからの放映料や広告収入分配によりおよそ500万ユーロの資金が転がり込み、成績によってこの額はさらに増える。またグループリーグ全試合に参加できれば800〜900万ユーロの収入もある。
CL出場によるスポンサーからのボーナスもあり、テクニカル・スポンサーのプーマ社は50万ユーロを支払う。Ina Assitaliatとは今季で契約が満了するが、既に契約更新に向けて話し合いを行っている。現在の契約では250万ユーロのスポンサー料となっているが、CL出場によってスポンサー料は400〜450万ユーロに上昇すると見られている。
また、ラツィオは選手の価格も高騰している。350万ユーロで獲得したパンデフは1500万ユーロ、200万ユーロで獲得したロッキは1000〜1200万ユーロに上昇した。ムディンガイとステンダルドについてはフリーで獲得しており、移籍金は一切払っていない。(Il Tempo FABRIZIO MARCHETTI記者)

☆クラウディオ・ロティート会長
「オッドの放出からこの成功が始まった。あなたたちはベーラミが素晴らしいSBになるのを目にするだろう。フィリッピーニの代わりとしてヴェローナからベーラミを獲得したのは正解だった。そうそう、私はムタレッリにはダボ2人分の価値があるとずっと言ってきた。それも私の言った通りになった」