・MFリヴァルド・ゴンザレス・キエーセ
2003年夏にラツィオの練習に参加し、その後ヴェネツィアと正式契約を結び、昨年までヴェネツィアに所属していたMFとFWをこなすパラグアイ人のリヴァルド・ゴンザレス・キエーゼ(87年生まれ)がトットナムの練習に参加している事が明らかになった。
リヴァルドにはミラン、インテル、ローマ、レアル・マドリード、マンチェスター・Uなども獲得に動いていたが、トットナムが他クラブに先んじてリヴァルドを捕まえ、現在トップチームの練習に参加させている。
リヴァルドは今夏のヴェネツィアのセリエC2降格に従い、これまでは故郷であるパラグアイのエル・ナシオナルでプレイしていた。リヴァルドはまだ17歳だが既にカラフルな経歴を持っている。
リヴァルドに最初に関心を示したのはラツィオだった。2003年夏にリヴァルドはラツィオの練習に参加し、チェルシーとの親善試合に出場し評価を高めていた。しかし親善試合に起用してしまったのがラツィオの間違いであった。この親善試合でリヴァルドの存在が知れ渡ってしまったのである。この時ラツィオはまだリヴァルドと正式契約を結んでいなかったため獲得戦争が始まってしまった。そして最終的にラツィオはヴェネツィアに破れ、リヴァルドはヴェネツィアに加入した。そして16歳で過ごした03−04シーズンに2試合、17歳で過ごした05−06シーズンには10試合に出場した。しかしシーズン後、ヴェネツィアの財政難によるセリエC2降格が決定しリヴァルドは故郷パラグアイのエル・ナシオナルに移籍した。だがリヴァルドは欧州に戻る事を望んでおり、トットナムとの契約に向け練習に参加している。トットナムは1週間リヴァルドを見る時間を与えられている。リヴァルドがこの1週間で1月のトットナム移籍を決定付ける可能性は十分にあるだろう。