・ボランチにケガ人続出、メア・ヴィターリなどにチャンス
メア・ヴィターリは懸命に練習に励んでいる。メアは一昨年までヴェネズエラのカラカスでプレイしていた。そして2004年8月にペルージャのガウチ会長、ナポリのグレグッチ監督などが獲得に向けて動き出そうとした。しかし成立には至らなかった。だが8月31日、メアはロティート会長によってラツィオにやってきた。しかしカーゾ監督はメアを起用することはなかった。そして1月になりメアの元にはセリエC1のソーラからのオファーが届いた。メアは始めはセリエC1でのプレイに難色を示していたが、最終的には移籍を選択した。余談だがメアの母はイタリアのフロシオネで生まれている。ソーラへ移籍したメアだが、最終的には移籍は失敗だったと言わざるを得ない。シーズンが終わり、メアは2007年まで契約を結んでいる(年俸は15万ユーロ)ラツィオに戻ってきた。そして05−06シーズンが始まった。しかしメアはプリマヴェーラと練習する日々が続いた。だがここに来て、ムディンガイ、リヴェラーニ、フィルマーニとボランチにケガ人が続出した。そのためロッシ監督はメアをヴィブリス戦でテストした。恐らくメアには今後ベンチ入りのチャンスが待っているだろう。しかしロッシ監督はメアだけでなく、プリマヴェーラのグレコ(U-17代表)、チアーニ、トッローニといった若手にも賭ける準備が出来ているのも事実である。