☆エディー・レヤ監督
「どんどん歳は重ねても、私は良い調子にあるし、十分に輝いている。私の望みはラツィオで長い時間を過ごすことだよ。 チームの再編成?多すぎる戦力を管理することは難しかった。何人かの選手は契約が満了したが、これからも誰かがクラブから去ることになるだろう。30-35人の選手を抱えて、全く起用されない選手が出てくるのは問題だ。選手の放出は我々にとっても、選手にとっても満足できる道なんだよ。私の願望は20-22人の選手にプリマヴェーラの若手を3-5人ほど加えるグループを作ることだ。 会長とは話しているか?10分前に話したよ。マルティネスのニュースも聞いた。ターレとロティートはマルティネス獲得についてすべての面で合意し、話を締結していたようだ。でも、それからユーヴェが到着したことで状態が複雑になり、マルティネスが別の選択を下したみたいだよ。 補強?我々には良いグループがある。戦術面とクオリティの面でこのグループに変化を与えることのできる3,4人の選手を獲得したいね。今シーズンは欧州での競争は欠席してしまうが、ラツィオは常に3つのカテゴリーで競争しなければならない。常に競争するには、同一レベルの選手を20人揃える必要がある。あらゆるポジションに2人の選手を集めて、より調子が良い選手をプレイさせるんだよ。 無名の選手ばかり挙がっている?我々は価値のない選手は迎えに行かないよ。我々の標的は、絶対的な価値を持ち、完全な信頼がある、将来有望な選手だ。ネームバリューは関係ないんだよ。名前については明らかにできないけどね。我々は30歳の選手は狙っていない。ラツィオは才能を持った若い選手たちと共に良い将来を迎えるつもりなんだ。このチームを、カンピオナートでトップ6-7に入れるような重要なグループにしなければいけない。デリオ・ロッシがCL出場権を得たシーズンを目指すのではなく、まずは結果に継続性を与える必要があるんだ。このチームは若いわけではない。コラロフとラドゥを除けば、適切な年齢を迎えた選手が多いだろう。だから、それらの選手たちはラツィオのティフォージに信頼を与えなければいけない。信頼は結果から生まれるものだ。そして、結果というのは彼らのような良い選手の力で得るものだ。ラツィオは良い選手たちを揃えている。あとは安定感を持つだけなんだよ。選手たちのモチベーションを高く持って行き、最大限の力を出させることが私の仕事だね。 レデスマ?彼に対しては既に、新シーズンも考慮する方針であることを伝えた。ただ、契約の問題は解決しなければいけない。契約更新で合意を見つけられないのであれば、彼はきっと移籍することになるだろう。その場合、我々は彼の後釜の解決策を見つける必要がある。 すべての状況がキャンプ前に定まることを願っているよ。雑音を持たずにスタートすることができれば何よりだからね。いま、私は穏やかな状態にある。我々はマルティネスの次のプライオリティーの補強を目指しているんだ。中盤にはいくつかの有効な選択肢を見つける必要があるが、それはコラロフ次第となっている。彼が移籍するのであれば、彼の移籍金を持ってメルカートに出ることになるだろう。 Belhadj?大きな潜在能力を持った素晴らしい選手だ。素晴らしいキックを持っているよ。守備よりも攻撃面に特徴のある選手だし、大きな興味を持っている。彼はこれまで4バックでプレイしてきたが、プレミアリーグの守備というのはイタリアとは異なるものだ。彼自身もラツィオに来たいという願望を明らかにしたね。 W杯で興味を持った選手?メキシコとチリには非常に良い選手がいる。 サラテ?ラツィオは彼に夢中になっている。昨年、マウロは若干の特徴を示したが、まだまだやれるはずだ。昨シーズンは彼にとって特異な1年になってしまったからね。シーズン中、私は選択を下す必要があった。そして、状況によって彼をベンチに座らせることも強制された。これに対して彼はナーバスになり、苦しんでしまったね。彼は常に決定的な存在になろうとしているが、望み通りにならないこともあるものだよ。新シーズンは、私が2年前に絶賛したサラテに会いたいね。そのためには、チームも彼を活かさなければいけない。皆が助け合う必要があるんだ。昨年のインテルはそれができていたよ。彼らのFW陣は守備陣を助けていただろう。これがインテルの強さなんだ。 エデルソン?彼のことは好きだが、それ以上のものはないよ。まだまだ改善の余地が残されているマルティネスは、あのポジションの補強の主要目標だった。我々はサラテとマルティネスを併用する構想を立てていたんだ。マルティネスはマウリートに似た選手で、途中出場でも非常に良いプレイを見せることができるからね。現在、我々はマルティネスと同様の価値を持った選択肢の模索に集中している。放出では、いくつかの状況を解決するために待機しているよ。コラロフのこともね。 チネッリの復帰?彼はまだ成熟する必要がある。セリエAで戦う準備はできていないから、セリエBで経験を積むことになるだろう。それでも、ラツィオは彼を考慮し、抱かなければいけない」(La Lazio siamo noi.it)