☆ゴラン・パンデフ
「Messaggeroは、僕にラツィオのティフォージへ挨拶する機会を与えてくれた。ローマでは5年以上の月日を過ごし、多くの友人も手に入れた。だけど、ここ最近は酷い時期が続いて、カルチョの世界には平和だけでなく偽善も存在していることを教わったよ。僕は、クラブから去る瞬間に間違ったコメントは残したくはない。フォルメッロに初めて到着した1日目のように、誠実にいたいと思っている。 いま、僕が言えることはたった一つだけ。2010年から、僕は敵になる。ビアンコチェレステとは別のユニフォームを着て、別のチームメイトを抱き締めることになるんだ。この街での最初の4年間のように、再び幸せを味わいたいと思っているよ。ここに到着したばかりの頃はまだガキだったんだけれど、それでも友人やティフォージはずっと励まし続けてくれた。そのような人たちと敵になることを受け入れるのは簡単なことじゃない。でも、僕らの道が分かれてしまった今、僕らは敵になってしまう。 これから、僕はローマではない別の街で、新たなユニフォームを着て、再び冒険を始めようとしている。近年、僕はしばしば『永遠にラツィオにいること』を考えていた。でも、それは可能じゃなかった。カルチョではよく起こることさ。理由は皆も知っているだろう。だけど、このような形で別れを迎えたことは残念だよ。美しいことではないよね。僕は裁判所で勝訴するんじゃなくて、ピッチ上でDFとGKをブチ破りたいんだ。なんで僕は弁護士と一緒に過ごしているんだ?難しい裁判を終えて、勝訴して、プレイするために復帰することが認められたけれど、このエピローグは僕自身好ましいものではないし、苦さを感じている。No、これ以外に方法はなかったんだ。 さようなら、ローマ。ラツィオの楽しい新年の幕開けを祈っている」(Il Messaggero)