・1月のメルカート:レヴェルだけではなく、レデスマとパンデフの代役も(Il Messaggero)
ラツィオは既に1月について考えている。ブラジルでレヴェル獲得の任務に励んでいるターレDSには、明確な考えがある(ターレは来週始めに南米から帰還する)。
まずは、守備陣の2つの補強:主な標的はレヴェルとイプサだ。現在、ターレDSはグレミオと戦うためにブラジルに滞在している(レヴェル獲得への唯一の手段は6月に買い取る形でのレンタル)。レヴェルはスピードはあまりないものの、非常に堅い守備を持った有力なDFとなっている。その一方で、スピードを特徴としたCBであるクロアチア人のクリスティアン・イプサについては、ラツィオ側は6月に200万ユーロで買い取る形でのレンタル獲得を望んでいる。ターレDSは南米から帰ってきたあとに、イプサ獲得を締結させるためにデンマークに向かう準備ができている。なお、イタリア国内ではジェノアとの難しい足音も存在している。バッラルディーニが必要としているボッケッティに関する談話だ。ボッケッティ獲得に向けてレデスマを提示しようとしているロティート会長は、フォッジャをも犠牲にする用意ができている。
中盤の補強:レデスマとの状況改善の余地は非常に狭くなっているため、ラツィオはTolosaのMoussa Sissoko('89)獲得を考慮している。500万ユーロを評価されているSissokoは、テクニックと守備力に優れた187cmのモダンなMFだ。ターレDSはここでもフランスに飛ぶ用意ができている。Sissoko以外には同じくTolosaに所属しているレジスタ、Etienne Capouè('88)がラツィオの要求に見合う存在となっているほか、ナポリとはレデスマ-チガリーニのレンタルトレードの可能性がある。マッザーリ監督はクラブ側へレデスマの獲得を求めているのだ。しかし、この交渉は単純ではないと見られている。
FWの夢:マルコ・アルナウトヴィッチ。イリ・ターレDSにとって、アルナウトヴィッチはシンボル的な存在となっている。だが、アルナウトヴィッチが所属しているインテルは、1月に彼を900万ユーロで買い取らなければならないのだが、買い取りオプションを行使する意向は持っていないようだ。それでも、アルナウトヴィッチをやみくもに信頼しているラツィオは、彼をパンデフの交渉(500万ユーロ+アルナウトヴィッチ)に含めることを望んでおり、アルナウトヴィッチ自身も既にラツィオ移籍にOKを与えている。
新たな動き:テクニカルエリアの強化を考えているロティートは、サンプドリアのファビオ・パラティーチ氏の招聘を選択した。決定は差し迫ったようだ。