☆ジェンティーレ弁護士
「パンデフ?現時点では、ラツィオはいかなる公式書類も受け取っていない。通常、訴えはクラブ側に真っ先に送り、それから連盟にファックスされるものだ。パンデフの弁護士が本日この訴えを送ったとしたら、ラツィオには明日の朝か月曜日の朝に到着するだろう。ただ、我々は何も聞いていないし、内容もわからないよ。パンデフの運命はどうなるのか?契約解除ということかい?私は、Grassaniが何を書いているのかわからない。契約に関する見解は、『除外されていると感じた選手は、クラブ側に対して3日以内に返答しなければいけない警告的電報を送ることができる。それでも除外のような状況が継続されるのならば、選手は大きな違反があるのかどうかを仲裁裁判に尋ねることができ、違反が確認されれば返済額として総年俸の20%を受け取ることができる』というものとなっている。この点では、不満の要因はトップチームのトレーニングから除外されているというものでなければいけない。でも、実際にはパンデフはトップチームでトレーニングを行っているし、我々は違反を避ける正確な状況を保っている。他の選手たちも仲裁裁判に向かう可能性がある?それぞれの選手は、それぞれが望む行動に出ることができる。でも、私はこれらの選手たちが嘆願書を出すとは思っていない。これは監督に関連した問題でもあるからね。フィルマーニが居場所を得たというのが事実であるのならば、我々は幸せだし、ファビオが召集されることを望むよ。パンデフのストーリーが明かされるのはいつか?遅くても月曜日までにはわかるだろう。それから、10-20日前後で仲裁裁判の会合に召集されることになるはずだ。ステンダルドの状況?私は何も知らない...1月のメルカート?夏のメルカートでは最後の瞬間に消えた交渉があった。1月にはその消えた交渉を取り戻さなければいけない...ブラジル人か?ブラジル人、アルゼンチン人、その他だね...レデスマとパンデフを放出する?No、それはない。彼らはラツィオに必要な存在だ。彼らとは関係を近づけなければいけない。クラブとチームの中で誤解を作ることを避ける必要があるよ」(La Lazio siamo noi.it インタビューより一部抜粋)



・荒れるパンデフ!レデスマも続く(Corriere dello Sport)
パンデフは仲裁裁判に対して、2010年6月30日に満了を迎えるラツィオとの契約解除を尋ねた。昨日の午後、Grassani弁護士はこれらの要望をミラノの連盟オフィスに送付し、ラツィオ側は本日この原本を受け取ることになっている。その一方で、バッラルディーニの選択を待ち続けていたレデスマも動きを開始した。レデスマはクラブ側に対してトップチームに戻ることを求め、それが叶わない場合には仲裁裁判に向かうことを決断したようだ。バッラルディーニ監督が今後も戦術トレーニングからレデスマを除外し続けるのならば、今週中にもレデスマはパンデフと同様の行動に出ることになるだろう。
軽い攻撃−Grassani弁護士は8月18日の時点でパンデフをトップチームに戻すよう要求したが、ロティートはこれに対して『彼はラツィオと共にトレーニングしている』という形で応答した。ただ、パンデフはアウゾンロのキャンプ時から戦術的なテストにはほとんど参加できていない。先日、選手協会の干渉により、すべての選手は一旦グループに戻ったが、昨日の朝は再びクリアレージの下でトレーニングを行っている。
書類−Grassani弁護士は遅れを打破し、返済を求めるために15ページに及ぶ書類を完成させた。そのため、ロティート会長はこれらのプレッシャーにより1月のメルカートでパンデフを安価な額で譲渡することを強いられるかもしれない。
交渉−パンデフの法的処置は長い間予想されていた。夏のメルカートではナポリからゼニトまで、いくつかのクラブがラツィオにオファーを出していたが、これらのクラブはパンデフの頭にはなく、パンデフは移籍を受け入れなかった。その後、9月の始めにはインテルからの足音(アルナウトヴィッチの共同保有が交渉に含まれる案)が生まれており、これはラツィオが少なくともトレードを実現させることを許す解決となっている。
違い−パンデフは仲裁裁判にて契約解除を求めている。パンデフの目的は明白だ。彼は1月にフリーの身となり、自由に移籍先を選択しようとしているのである。昨年のムタレッリのケースを見ると、仲裁裁判の判決が下されるまでは2,3ヶ月の時間が必要となるだろう。ただ、パンデフはトレーニングに参加しているため、ムタレッリのケースとは異なっている。いずれにしても、ラツィオとパンデフの間の歴史は終わることは確かだろう。