☆クラウディオ・ロティート会長 インタビュー(La Lazio siamo noi.itより『Radio Radio』の内容)
−あなたにとっては3ヶ月で2度目のタイトルとなりました。
「謙遜の姿勢を持ち、低い位置から飛ぶ。これらの要素があるときにだけ、我々は結果に達することができる。成功というものは個人で得るものではない。最近、一部の選手についてだけ話されているのは残念だよ」



−デ・シルヴェストリ、レデスマ、パンデフはUEFA杯の登録メンバーに含まれませんでした。
「選択というものは確信に満ちたものでなければならない。確実性のある関係を持たなければ、結婚はできないんだ。これらの状況があるときにだけ、甘い話をすることができる。我々は本当の魂を持った、傭兵ではない戦える選手を必要としている。選手たちは経済面は二番目だと思わなければいけない。ラツィオは、選手たちが行きたがっている所に連れて行くタクシーではないんだ」



−レデスマについては修復可能だと言われていますが、会談は…?
「私には誰とも会う予定はない。アウロンゾでの会談ですべてをハッキリしているからね。このとき、彼らは7月31日までに移籍先が決まらなければメルカートという選択肢を除外すると言っていた。でも、結局はこの通りにならず、終着時間は延長された。私は選手たちに、人生の選択としてラツィオを選んでくれるよう求めている。彼らにはそのようなモチベーションはないようだし、ラツィオの財産には興味がないようだね」



−もし8月31日までにオファーが届かなかったら何が起こるのでしょう?
「何も起こらないよ。彼らがラツィオに残るだけだ。ラツィオには43人の選手がいるし、UEFAのリストは24人中4人は若手にしなければいけないから、彼らを除外した。我々は周囲が話している選手たち抜きで、北京で勝利を収めている」



−ルガーノについて、メディアは日曜日にサインすると伝えていますが?
「日曜日にラツィオによって契約が記される可能性はあるかもしれないが、現時点では何も結果はない。私はティフォージに予想を与えたくはない。ラツィオはチームを改善するために、するべき行動を取るよ」



−コッパ・イタリアとスーペル・コッパ、どちらの満足感が大きい?
「2つとも異なる満足感を与えてくれた。コッパ・イタリアの場合、一番の目標は名誉挽回にあった。一方でスーペル・コッパの場合では、更なる満足感のために勝利を目指していた。ただ、どちらの舞台でも我々はこのような飛躍を信じていたすべてのティフォージに満足感を与えることだけを考えていたよ。これらのタイトルは情熱と勇気を持っていたすべての人々に捧げたい」



−ラツィオはサラテとマトゥザレムの面倒な交渉を終えた...
「別のクラブは、同じ額を費やして他の選手を迎えに行った。でも、ラツィオはサラテに2000万ユーロを支払うことが勝利だと感じていた。マトゥザレムに関しても、判決を考えたら比較的安い金額で獲得することができたし、私はもう一つの重要なヒットを得ることができたと考えているよ。ラツィオは誰も信じなかった特別な選手を手にし、評価を安定させた」



−ロティートのストーリーによると、スクデットへのアプローチもいずれ出てくる?
「我々は宣言や仮説は言わない。ラツィオはチームの潜在能力を向上させるため動いているが、我々が手を伸ばした際にどのようなラインに到達できるかは様子を見なければいけない」



−目標は?
「北京での精神を持って戦うことができるのならば、どこが相手だろうと競争することができるだろう。問題は、継続性を維持し、成熟する必要があることだ。我々は、もっと自分たちの力を意識しなければいけない。私は、このチームはどこが相手だろうと競争することができると信じている。頭とハートがある場合だけの話だけどね」



☆クラウディオ・ロティート会長
「“反体制派”?このチームはこの3人だけのものではない。彼ら抜きで、我々は初めてインテルに勝ち、スーペル・コッパを得た。私は戦う選手を理想としているし、傭兵は欲しくない。レデスマ?誰も私に会談を求めて来てはいない」(Agi)
「イタリアには敗北の文化がない。これはスポーツの正当な価値を示していないよ。評価は結果に縛られるものだ。モウリーニョに対して、私は『今日我々は2つのタイトルを手に入れた』と話すことができる。我々は、今すぐタイトルを獲得することができるとは思っていないが、多くの満足感を得たいと思っている。北京での精神で戦うことができれば、どこが相手でも競争することができるだろう」(Ansa)
「パンデフ、レデスマ、デ・シルヴェストリが確信した上で結婚するのならば、ラツィオは彼らを復帰させることに満足するよ。これらの場合のみ、私はこの3人を再び抱き締める。我々と彼らは、7月31日までに妥当なオファーが届かなければ、ラツィオに残るということで合意していた。でも、結局レデスマ、デ・シルヴェストリ、パンデフは8月31日まで寝ずに待つことを決断した。私からすれば受け入れがたい振る舞いだよ。我々は彼ら抜きでスーペル・コッパに勝った。我々には43人の選手がいるし、選択は監督が下す。重要な選手は誰もいないんだ」(Ansa)