・激怒のロティート:Bengtssonは出場停止の危険性も(Corriere dello Sport)
中国時間の真夜中、爆弾が発射された。先週の金曜日にラツィオとの4年契約にサインしていたラスムス・Bengtssonが、ヘルタ・ベルリンへ移籍することが決定したのだ。ただ、BengtssonにはFIFAの議論によって出場停止となる危険性が出てきている。今回の流れについて、ビアンコチェレステは弁護士と共に規則と照り合わせた上で、連邦裁判所へ規則違反を報告しようとしているのだ。ロティートはCabrera代理人を法廷に持ち込む準備ができている。
Bengtssonのラツィオ移籍交渉は代理人によって破談となった。先週の金曜日、Bengtssonは大きな秘密の中でローマに到着し、フォルメッロで交渉を行った。そこで、両者は4年間の結婚で合意し、Bengtssonも幸せな感情を噛み締めていた。だが、この時点ではまだ交渉は完璧に締結されてはいなかった。ラツィオとTrelleborgsの間には合意が存在していなかったのだ。ラツィオはTrelleborgs側に20万ユーロを提示したのだが、Trelleborgs側は40万ユーロを要求していたのである。BengtssonとTrelleborgsの契約は2009年12月に満了を迎えることになっていたが、Bengtsson自身は予定を早めて移籍することを望んでいた。
その後、Cabrera代理人はサインを記したラツィオに対する別れの言葉もなしに、より良い条件を手にするためにBengtssonを競売にかけた。そして、最終的にBengtssonのヘルタ・ベルリン移籍を決定させた。「補強について、私が契約を預けるまでは何も話さない理由がわかっただろう。私は既にCabreraに対する報酬の手紙を作っていた。それから数日後に、我々は中国に出発した。その後何が起こったのかは知らないよ。私は、Bengtssonはラツィオと結婚したがっていると思う。だからこのままでは終わらせない」。Bengtssonのヘルタ・ベルリン行きを受けて、ロティート会長はこのようにコメントしている。現在、ラツィオはFIFAに対して提出すべき物的証拠は持っていない。だが、ラツィオには6人の証人が存在しており、この中にはスウェーデン人の弁護士もいる。



☆マッシモ・オッド(ミラン)
「ラツィオ行き?僕は何も知らない。誰からも連絡は来ていないんだ。僕は今はミランの選手だけれど、今後何が起こるのか見届けるつもりだ。ラツィオか別の道かは、将来何かが起きたあとじゃないと話せない」(Tuttomercatoweb.com)



☆セバスティアン・バタグリア(ボカ・ジュニオルス)
「僕たちは良い形でスタートできたし、良い形で準備を続けている。僕自身、調子はすごく良い感じだ。新シーズンもチームに貢献を与えたい」(Calcionews24.com)