☆トンマーゾ・ロッキ
「俺はプリマヴェーラ時代も、プロになってからも、一度も勝利を収めたことはない。決勝はシーズンの中で最も重要な試合になるだろう。ユーヴェ戦?俺たちはユーヴェに勝つために、より多くの何かをしなきゃいけないことを知っていた。俺たちはすぐにぶつかっていく準備ができていたし、ユーヴェに対して何も与えない強い気持ちを持って戦った。俺たちはユーヴェをプレイさせなかったんだ。ユヴェントスは良いプレイを見せていなかったけど、それは俺たちのパフォーマンスによる影響もあったはずだよ。ティフォージ?ホームで戦っているかのようだった。彼らのために勝利を得られて本当に最高だね。サラテ?彼のお陰で俺たちは良い方向でプレイすることができた。彼のゴールにはすごく満足している。彼にはすごいシュートがあるよ。あまりにもボールを持ちすぎるという欠点があるのは事実だし、もっとチームメイトにボールを渡せばチームの利益になるんだけれどね。ピッチ上でチームの正しい解決策を見つけるために話し合うことは普通の行為だ。彼は大きな才能を持っているし、まだまだ成長できる。プレイすることで成熟して行くよ。チームへの犠牲心はすごく重要なことだけど、彼には多くの時間が残されている。今季はケガからのスタート?12-13年間のキャリアにおいて、1週間以上離脱したことは一度もなかったし、今季は難しい1年になった。俺は常にカンピオナートで35-37試合に出場してきたんだ。今シーズンあまり出場できていないのは、キャンプに参加できず、多くの身体的な問題を抱えてしまい、トップコンディションを維持できなかったことが要因だろうね。ベンチに座るということに慣れていなかったのは事実だ。でもスタメンでも途中出場でも、俺はいつだって最大のモノを与えようとしているよ。カピターノとして、重要な選手として、俺は常に不満を出さないようにしていた。自分の精神状態を周囲に明かしたことは普通の行為だろう。質問されて、『俺はスタメンでプレイできなくても満足だ』って答えたら、誰もがウソだと感じるはずだよ。ラツィオの今シーズン?継続性の欠如の話を解決するのは簡単じゃない。偉大な選手は、常に刺激と正しい動機付けを見つけるものだ。これは頭の問題なんだよ。大きなクラブと張り合うためにはどの点においても向上する必要がある。時間が経てばいろいろわかるはずさ。来シーズンの監督?ロッシ監督がラツィオの監督を続けるのかどうか、俺にはわからない。クラブは彼を抱くことを望んでいるようだけれど、今後がどうなるのかわからないってのは変な状況だよね。でも俺たちはプロだ。彼が残るのならば、俺たちは幸せだ。もし彼が残らないのならば、俺たちは別の監督と一緒に最大のモノを与えるよ。アブルッツォのためにラツィオのナンバー18のユニフォームを競売に出したこと?俺は小さな努力で、より高い金額が得られることを望んでいる。そして、この貢献が彼らに勇気を与えることを望んでいる」(Radio Erre2)