・サラテがレアルの標的に
サラテはレアル・マドリードの標的になっている。レアルはニステルローイの代役としてFW補強を模索し、クレスポ獲得に動いていたが、インテルとの交渉は突如座礁している。そこでスペインの日刊紙MarcaはレアルのFW補強リストにミリートとサラテが挙がっていると伝えている。(Leggo)




・欧州中のクラブが狙うパンデフとサラテ
彼らには欧州の多数のクラブが目を付けているが、彼らはロティート・ラツィオの現在と将来を示す代表的な存在となっている。マウロ・サラテとゴラン・パンデフのことだ。
サラテはラツィアーレに対してメッシーと比較する機会を与えている。彼がプレイし、シュートを打てば、ゴールが決まる。しかし、彼のゴールはレアル・マドリードという最も大きなクラブの目に留まってしまい、ビアンコチェレスティティフォージは穏やかな睡眠を送ることができない状況になってしまった。ただ、サラテの運命を決めることができる唯一のクラブは今季彼をレンタルで獲得しているラツィオである。買い取りオプション額は既に固定されており、ラツィオはこれを4月30日までに支払わなければならない。なおラツィオはサラテ側と既に契約更新をセットしており、セルヒオ代理人は1月に契約にサインするためにイタリアに戻ってくる予定となっている。
一方でゴラン・パンデフはシーズン終了後にトラブルを取り除き、他の場所へ行くことを決断するかもしれない。パンデフとラツィオの契約は2010年に満了するが、2009年7月からパンデフはラツィオを去ることを考慮する可能性がある。2004年にラツィオに到着したファンタジスタは2006年1月に契約を更新した。そのため2009年7月にはFIFAの条項を行使し、無償で移籍することが可能となる。これらの要因があるため、クラブ側は既にこの才能の代理人を務めるパッラヴィチーノと契約更新を協議し始めたが、現在のところ次の会談はまだ予定されていない。クリスマスパーティー前の会談を予想することは困難な状況だ:パンデフは穏やかに、プレイすることだけを考えている。パンデフは現在45万ユーロの年俸を受け取っているが、ドイツ、スペイン、イングランドの最も大きなクラブはその4倍,5倍の額を用意しつつ、パンデフがプライオリティーを置いているラツィオの動きを見守っている。ロティート会長はカンピオーネを納得させるためにハッキリと動かなければならない。現在のところ、パンデフの将来を予想することは不可能となっている。
パンデフと同じく契約が2010年で満了するステファノ・マウリにはユヴェントスを始め、ウェスト・ハムなど国外からのオファーも届いている。ウェスト・ハムのナニDSはブレシア時代にマウリと共に過ごしている。
また、デ・シルヴェストリの契約も2010年に満了を迎える。昨年3年間の契約更新を行ったビアンコチェレスティの才能は年齢がまだ若いため、FIFAの条項を行使することはできない。しかし、2009年7月になれば他のクラブが彼との合意を探し始めることが可能となってしまう。契約更新のリストは非常に長いが、選手たちは契約更新の前にクラブの将来のプロジェクトを把握することを望んでいる。
順調な状態が保たれている最後の選手はレデスマだ。シーズン開幕前の誤解のあと、レデスマ側はシーズン終了までは他のクラブからの話を受ける前にロティート会長の提案を聞く準備ができている。ただ、レデスマ側が納得できない条件が提示された場合には、必然的に両者は別れることになるだろう。(Tempo)



・パンデフ:ベンチと未だになされない契約更新
日曜日、ロッシ監督はロッキかパンデフをベンチに置くことを考えている。現在のところ、パンデフがベンチに座ることが疑われている。ジェノア戦では2トップの背後のトレクァルティスタにマウリを起用するという、これまで敷かれていた菱形の中盤で挑むと見られている。チームが順応できる戦術を使い、素晴らしい安全策を得るために。
ゴラン・パンデフは周囲の人々をデルビーで失望させた。トリデンテによってスペースが減ったため、彼の素晴らしい技術的な可能性を最大限に表現できなかったのである。パンデフはFWとしてプレイしてこそ、鋭さを発揮する。そのためロッシ監督は3人のFWのうちの1人を犠牲にしなければならない。そして今回はパンデフがスタメンから外されるという決定が下されるかもしれない。パンデフはカンピオーネであるが、このような場合、監督はいくつかの選択を下さなければならない。もちろんそれを不満に感じる選手もいるだろう。ただ、野心的なチームは選手たちが現実を見てチームへの関心を第一に置いてこそ生まれることを理解することが非常に重要だ。
一方、ゴランの契約については、予定されていた会談が延期されたため、来月まで先延ばしの方向へ向かっている。スタートのベースは簡単ではなく、ラツィオは意志を具体化させるために賢明に働きかけなければならない。パンデフ側の願望がラツィオとの関係を続けることにあるのは事実だが、経済的な部分には多くの難題が残されている。現在パンデフは年俸48万ユーロの2010年6月までの契約を結んでいるが、来年にはFIFAの条項を行使し、250万ユーロ前後で移籍することが可能となる。したがって、ラツィオは大急ぎで合意を見つける必要があり、ラツィオ側は年俸150万ユーロの5年契約をベースに新たな契約についての会談をスタートさせようとしている。パンデフにとって、これはキャリアの中で最も重要な交渉となる。これまで安価な額しか得られなかった後、彼が失われた過去を取り戻すために将来を利用しようとしているのは明らかだ。
パンデフには一部の重要なクラブが関心を示している。恐らくラツィオの中で最も強いジョカトーレと言える彼は少数の人しか想像しなかった継続性のある高レベルのパフォーマンスを見せており、欧州中からの関心を発達させているのである。これにより国際的な彼の市場価格は上昇している。これらの現実を見れば、ラツィオがパンデフとの2014年までの契約更新のために経済的な努力をしなければならないのは確実だ。この問題はクリスマスまでに合意が見つかることが願われながら、来月再び直面される。
最後に、Marcaによるとレアル・マドリードはマウロ・サラテに強い関心を持っているようだ。ただ、常に彼を買い取ると語ってきたロティートからサラテを引き離すことは難しい状況にある。(Messaggero)