☆デリオ・ロッシ監督 記者会見(La Lazio siamo noi.it)
−デルビー後の非難に対して、何か答えは持っている?
「私には誰にも答える必要性がない。様々な記事は読んだよ。デルビーは特別な試合だ。我々は良い戦いをして試合に敗れた。彼らには何を望んでいるのか明らかにする権利がある。我々は試合に負けたことを本当に残念に思っているし、ティフォージがどれだけ落ち込んでいるかもわかっている。でも現在、我々は良い印象までも捨ててしまうという過ちを犯してはいけない」



−ラツィオは熟成を進展させるべきときに陥落してしまっている。
「私はラツィオが成長過程にあると思っている。我々には長い間過ごしたわけではない新たなグループがある。だから成長の問題があるのは当然だよ。我々の好スタートを忘れてはいけない」



−チームには十分な勇気がなかったのでは?
「私は選手たちが恐れていたとは信じていない。また、トレクァルティスタ無しの3トップでプレイしたことを恐れていたとも思っていない。試合の流れは別の次元で決まった。シエナ戦の方が内容は悪かったよ。デルビーではより良い結果を得ることもできた」



−デルビーではどこでミスを犯したのかな?
「我々はピッチを支配していたし、通常ならゴールを決められる場面もあった。うまくやれる可能性はあったが、そこで成功しなかった。恐らく選手たちは緊張していたんだろう。たとえばパンデフがドニにシュートを当ててしまったシーン。通常ならばあれはゴールしていたはずだ」



−トリデンテは危機?
「私はそうは見ていない。敗北はトリデンテに依存されてはいないからね」



−あなたには今季で契約満了という事実がある。これが影響をもたらしている部分は?
「そんなことは頭にないよ。ピッチに向かうとき、私は契約については何も考えていない。もちろん10年契約があったら安心はできる。でも今はこれについて話す時ではない」



−トリデンテは悩みの種になるリスクを冒している。
「我々は常に前線に3人を配置してプレイしてきた。私からすればそれは問題ではない」



−ラツィオは昨シーズン、デルビーで勝ち点3を得た。一部の選手たちはこの再現を信じきれなかったのでは?
「私はそうは思わない。我々が10人で同点に追いついていたとしたら、周囲は現在大きなラツィオについて語っていただろう。我々はデルビーでは結果を得られなかったが、今後も自我を保ちシーズンを送るつもりだ。そして二度目のデルビーに挑む」



−チームには何を話した?
「ビデオで分析した後、チームには『我々には現在ページをめくるという方法だけが存在している』と伝えた。選手たちはピッチに立ち、どれほどの価値を持っているのか示さなければいけない」



−サラテはどうして一枚イエローカードを受けていたトネットの近くでプレイしなかったの?
「サラテは自分がプレイしたい場所で動き回る選手だ。これは彼の強みでもある」



−シーズン開幕直後サラテはしばしばゴールを決めていた。しかしロッキが復帰し、サイドのポジションに移され、彼はゴールを奪わなくなった。
「それは事実じゃない。カターニャ戦で彼は45分間センターではないポジションでプレイした。彼は型にハマらないタイプで、ポジションを固定する必要のない選手だ」



−デルビーではパンデフが心配な状況に見えた。
「常に違いを見せることは簡単じゃない。パンデフは常に継続的にゴールを決めてきた。いくつかの試合で彼が標準レベルに戻ってもそれは深刻なことではない」



−1月のメルカートで補強する必要性はあると思う?
「1月は非常に遠いし、現在はこの選手たちと働かなければいけない。ここから去ることを望む選手がいるのなら、彼らを満足させるよ」



−ジェノア戦でも同じメンバーで挑む?
「どうだろうね。私には現在6,7人の代表選手がいる。デルビーから何かを変える必要があるとしても、それはトリデンテではない」