・かけがえのない存在
ラツィオで唯一これまでの8試合すべてにフル出場したカピターノレデスマ。彼はピッチ上でラツィオのアクセルを踏む役割を担っており、ロッシ監督は彼に決して休憩を与えていない。ロッシ監督は彼の存在がチームのバランス、経験、個性、結果を保証すると確信しているのだ。
ロッシ監督はラツィオに到着した際からレデスマの獲得をクラブ側へ依頼していた。しかしクラブ側はレデスマが価値に見合うレベルにあるのか疑問を持っていた。それでも最終的にロッシ監督はレデスマを手にすることに成功した。そして今夏、ロティート会長とレデスマの関係が崩壊し、ロティート会長がレデスマの放出を検討した際、レデスマの放出を踏み止まらせたのはロッシ監督だった。
Messaggero紙のレデスマの平均採点は6.3となっている。これは明らかにポジティヴなものといえる数字だ。今夏にクラブとの関係が崩壊し、D'Ippolito代理人がラツィオとの離婚を発表したにも関わらず、ロティート会長からの評価を得られていないという将来の不確実性がある状況にも関わらず、クリスチャンはチームへ貢献するために最大限のパフォーマンスを見せ続けている。彼のピッチ上でのプレイは常に信頼できるものだ。
クリスチャンはサラテがチームに馴染むことについても決定的な存在だった。ローマに到着した最初の日から手本といえる姿勢を見せ続けてきたレデスマは同胞の若手の世話という任務を受け入れ、実行したのだ。
レデスマの次の目標は今シーズンのカンピオナート初ゴールを決めることである。問題については口を閉ざし、彼は現在も穏やかな状態を維持している。ロティート会長との厳冬のあと、両者が距離を再び接近させ、問題を解決することは可能かもしれない。ロッシ監督はラツィオで唯一のかけがえのない存在の立場をはっきりさせることを求め続けている。(Messaggero)



・90万ユーロ回収へ動き出す
ラツィオ−収益。今度はルーマニアから90万ユーロの資金が到着するかもしれない。興味深いニュースはステファン・ラドゥ獲得の部分から出てきた。ラドゥの譲渡の際、ディナモ・ブカレストはラツィオに対してIVA(付加価値税)の支払いを求めていたのだ。そしてラドゥに対して500万ユーロを支払ったラツィオは9月になり、ルーマニア当局にIVAの支払い返済を求めた。(Messaggero)




・ロッシ「レデスマはラツィオに残る」(calciomercato.com)
レデスマはラツィオの新たなリーダーとなった。彼は誰とも取り替えることのできない存在なのだ。サラテがグループに馴染むのを手助けし、これまで全試合にフル出場した彼は6.3という平均採点を誇っている。(Messaggero)
ロッシ監督はラツィオのスクデットについて答えた。「3月になったら見つめる。春になって、我々がまだその位置にいるのならばタイトルを狙うことができるだろう。しかし、新聞上では我々よりも強いチームが5個ある。スパレッティはローマで非常に良く働いているが、私は私のラツィオが好きだ」。(Corriere dello Sport)