・ブレイクの準備が整ったディアキテ
モビド・ディアキテは昨シーズン、スタメンとして開幕戦を迎えた。しかしその試合で彼は酷いケガを負い、長期離脱した。
今夏、ようやく復帰を果たしたディアキテはキャンプ初日からトレーニングに参加した。そしてロッシ監督は彼の急成長と好パフォーマンスに驚きを与えられた。
親善試合において、ロッシ監督はディアキテを右SBで出場させる試験を行った。どうやらロッシ監督はディアキテにSBとして必要な特徴すべてが備わっていると考えているようなのだ。ラツィオは夏のメルカートで最後までディアキテを放出せずに過ごしてきた。今シーズンはディアキテにとって決定的な一歩を踏み出す1年になるかもしれない。(Corriere dello sport)



・インザーギがグループ復帰
ラツィオはシモーネ・インザーギを復帰させた。長い間取り沙汰されていたニュースは昨日の朝、現実のものとなった。ロッシ監督本人が除外していた選手たちに対してグループ復帰の決定を伝えたのだ。追放されてからの約2ヶ月を経て、彼らはラツィオに合流することとなり、インザギーノは再びラツィオのジョカトーレとなった。昨シーズン、アタランタへレンタル移籍していたインザギーノだが、彼についてはまだ重要なFWであるという見方もあったため、今夏ラツィオに復帰することになった。
ただ、インザーギに関してメルカートでは交渉が行われていた。彼にはレッジーナが獲得に動き、セリエBのクラブもオファーを出していた。しかしインザーギは届けられたオファーをことごとく拒否し、クラブに残ることを望んだため、移籍は実現しなかった。そして彼はグループに復帰することを熱望しつつ、除外されていた選手たちのために行われた数少ない親善試合でゴールを量産した。決して反論を行わずにトレーニングを続けてきた彼は、ラツィオでキャリアを続けていく願望を持っており、自らがクラブに利益を与えることのできる存在だと確信している。
一方、ロティート会長は新DSとして昨シーズンまでバーリに在籍していたグリエルモ・アクリにオファーを提示する準備ができている。(Messaggero)



・除外されていた選手たちが復帰
昨日の午後、ベッレーリ、インザーギ、ムタレッリ、ベルニ、サンタレッリという除外されていた選手たちがトップチームのトレーニングに復帰した。
ムタレッリについては、仲裁機関からの返答が9月18日まで延期されることになった。しかしムタレッリはグループに復帰したため、訴えを取り消す可能性もある。(Gazzetta dello Sport)




・ラツィオの総年俸は2700万ユーロ
Gazzetta dello Sportによるとラツィオの総年俸は2700万ユーロで、セリエAのクラブの中で9番目に多い額となった。ラツィオの中で最高額を受け取っているのはロッキで、年俸は130万ユーロとなっている。
詳細→Gazzetta dello Sport http://www.piazzadellaliberta.it/2008/09/06/monte-ingaggi-lazio-nona-in-serie-a/