・Moti獲得交渉
ブロッキの後、ラツィオはMotiを獲得する。ディナモ・ブカレストの重役Borcea氏は数日以内にローマを訪れることになっており、月曜日に交渉が終わるかもしれない。ラツィオとディナモ・ブカレストは110-150万ユーロのレンタル移籍に400万ユーロの完全移籍オプションを付けるという条件で交渉を締結させるだろう。
しかし、ラツィオはMotiを獲得する前にステンダルドの状況を解決しなければならない。ステンダルドには昨日ウェスト・ハムが注目し始めたが、本人は国外移籍を受け入れようとしていない。
ルーマニア人−Motiは先日ラツィオに移籍する願望を明らかにした。「もしクラブが移籍を許さないのなら、カルチョを引退する」。Motiはこのような強引な言動で友人ラドゥのいるラツィオ移籍への欲求を示した。交渉が月曜日に終えられるのならば、Motiは明日の夕方がディナモ・ブカレストでの最後の試合となる。
ムタレッリ−トリノ移籍に近づいており、ラツィオは15万ユーロのレンタル移籍で譲渡することになるだろう。決定的な時間は迫っている。しかし、ムタレッリ自身は仲裁機関からの返答を待っている。
その他−ベルニのモデナ移籍交渉はまだ終えられていないが、合意は間に合うだろう。バローニオはアスコリかモデナへ移籍することになる。(Corriere dello Sport)



・フォッジャ:彼のためのカリアリ戦
パスクァレ・フォッジャは数年を経てラツィオに帰ってきた。ラツィオは彼のスピード、ファンタジーア、ドリブル、才能を使いこなすために復帰させることを決断した。2年前にパスクァリーノがラツィオに到着した際、ラツィオは4-3-1-2というシステムを敷いていたため、彼の入るスペースは存在していなかった。しかし現在ラツィオはシステムを4-4-2へと戻した。ロッシ監督は「多くの人々は私がフォッジャ獲得を望んだことを忘れている」と語っており、機は熟したようだ。
選択−ロッキのケガ、マキンワの不調という条件が重なり、ロッシ監督は戦術的な変更を行うことにしたようだ。昨日、ロッシ監督は親善試合で4-4-2を試行し、フォッジャを右サイドハーフで起用した。(Corriere dello Sport)




・インザーギ復帰の仮説に現実味
goleadorは家族の中にいた。「ラツィオはボクの家だ」。シモーネ・インザーギは大昔から常々こう語っている。除外されている彼は決して望みを失わずに過ごしており、ここに来てビアンコチェレスティでの第二の人生を開始する可能性が出てきた。
過去−シモーネは2年以上ケガに呪われていた。背中に問題を抱え、夜は眠れることもできなかったほどだ。しかし彼は強い精神力でこの逆境に立ち向かい、再スタートを切ることに成功した。昨シーズンはアタランタへレンタル放出された彼の夢。それはラツィオで再びプレイすることだ。
再生−今夏グループから除外されているインザーギだが、親善試合では多くのゴールを決めており、信頼を回復させている。インザーギは自らが生まれ変わったように感じていることだろう。彼の意思は不測の事態に立ち向かうことが出来るほど強かった。
夏−彼は暑い夏を過ごした。キャンプの召集リストから外され、フォルメッロに残されたのだ。その彼にはエンポリ、パルマ、ピサが獲得に動いたが、彼自身はセリエBへの移籍を拒否した。彼はまだラツィオに多くのモノを与えることができると信じているのである。
将来−様々なことがあったにも関わらずインザーギは穏やかな精神状態を維持しており、新たなイベントが起こることを待っている。そして昨日の親善試合でファンたちは後半までベンチで試合を見届けていたインザーギの姿を発見した。彼がラツィオに復帰するためにはまだ数日の時間が残っている。もしインザーギの復帰が実現すればそれは何よりも美しいことと言えるだろう。(Corriere dello Sport)



・メルカートの動き
ラツィオは現在もメルカートで動き回っており、今日と明日の間にもMotiの交渉を終えようとしている。ただ、Motiの加入はステンダルドの放出に依存されている。そのステンダルドに関してはボローニャのほかにウェスト・ハムからのオファーが届けられている。
その他の動きではベルニのモデナ移籍が難航している一方で、バローニオがアスコリ移籍に向かっている。ムタレッリについてはラツィオのフロント陣が放出に動いており、レンタルでトリノへ移籍することになるかもしれない。最後に、フィルマーニにはレッチェ、ブレシア、ベッレーリにはパルマが獲得に動いている。(Tempo)





・メルカートの動き
ブロッキは昨日の夕方にローマに到着した。移籍は定められ、ブロッキはミランで受け取っていた140万ユーロの年俸を放棄し、ラツィオと年俸85万ユーロで契約を結んだ。ミランのゼネラル・マネージャーを務めるブライダ氏は「全て解決した。ブロッキはラツィオに移籍する。彼のラツィオでの成功を祈っている」とコメントした。一方でミランのカカーはブロッキの移籍を惜しんでいる。「彼は素晴らしい人間だったし、ここから去ることになったのは残念だ。彼ならラツィオでも成功するだろう」。
ブロッキは長い間ロティート会長の哲学(長い間プロジェクトに含めることができる若手選手を獲る)に含まれていたわけではない。しかしロッシ監督が中盤の補強を強く望んだことが決定打となった。そしてダヴィデ・リッピ代理人はブロッキがラツィオでプレイしたいという願望を持っていたことを明らかにしている。「ブロッキは移籍のために大幅な給料カットを受け入れた。これが交渉をポジティヴに終える決定的な要因となった」。
中盤の補強を終えたラツィオは守備陣の強化も終えようとしている。標的は長い間接触しているMotiで、彼に関しては既に基本合意に達している。他の選択肢にはナポリのドミッツィも挙がっているが、彼を到着させるにはいくつかの障害がある。
FWについてはインザーギを復帰させるという仮説がますます現実味を帯びている。メルカートでの更なる出費を避けることやロッキ復帰後のことを考えれば、インザーギを復帰させることでロッシ監督の問題を解決することができるかもしれない。
最後に、フィルマーニとムタレッリは放出される見込みとなっており、トリノがこの二人に関心を示している。なおフィルマーニにはレッチェも近付こうとしている。(Messaggero)




・カルチョメルカート:ラツィオ、Motiとヴェントーラを狙う
ブロッキは正式にラツィオの選手となり、昨晩ローマに到着した。そして彼は本日ラツィオで初めてのトレーニングを行う。
一方、ラツィオはMotiの獲得に動いている。ディナモ側とは100万ユーロのレンタル移籍に500万ユーロの買い取りオプションを付ける条件で合意しており、ステンダルドの移籍が決まり次第到着することになる。そのステンダルドはイングランドのクラブと結婚するためにイタリアから出発する運命にあるようだ。彼にはウェスト・ハムとフルハムが獲得に動いている。イタリア国内でもシエナ、キエーヴォ、パレルモが関心を持っているが、最も現実味のある仮説はイングランド行きと見られている。
トーロとの交渉−ムタレッリの移籍先として最も見込みがあるのはトーロで、レンタルという形で交渉がまとまるかもしれない。また、トーロはフィルマーニにも関心を持っており、バローネとヴェントーラをトレード要員として提示した。ラツィオ側はこの2人の名前を入念に評価している。(Gazzetta dello Sport)





・メルカートの動き
ラツィオはブロッキ獲得(本日年俸100万ユーロにサインする見込み)が決定的となった一方でフィルマーニを放出することになるかもしれない。フィルマーニにはブレシアとレッチェ(レギュラーを保証する準備ができている)が関心を示している。また、トリノとはムタレッリとバローネのトレードが提案されているが、ロッシ監督はバローネには関心を示していない。
DFについてはステンダルドの移籍が決まり次第(ボローニャ、シエナ、パレルモ)、Motiが到着する。ステンダルドはドミッツィとのトレードが再燃する可能性もある。
FWではクレスポ獲得が消滅し、ボグダニもロッシ監督から拒絶されている。そしてロッシ監督はロッキの復帰を待ちつつ、マキンワの復活、サラテの成長を待つことにしたようだ。(lalaziosiamonoi.it)