☆フォッジャ:再スタートの準備万端
パスクァレ・フォッジャがアスコリからミランへ戻った際、ロッシ監督は彼を欲しがっていた。そして現在ラツィオに復帰したフォッジャはロッシ監督の信頼に応える準備ができている。「ミステルとの間には今まで何の問題もなかった。これまでは他のクラブで経験を送っていたけれど、今僕はビアンコチェレスティで素晴らしいシーズンを送る準備ができている」。今年のキャンプ前、フォッジャはメルカートに出される可能性があった。しかしロティート会長はこの小さなファンタジスタがクラブの期待に応えるであろうことを確信し、彼を抱くことにした。「ここに残れて満足している。僕は自分の価値を示すためにラツィオに戻ることを選択した。チームに大きな貢献を与えることができるよう願っている」。
キャンプ序盤から良いコンディションを整えていたフォッジャは親善試合ではトレクァルティスタ、サイドアタッカーとしてプレイした。「僕は多くのポジションでプレイすることができる。ポジションには簡単に適応するし問題はない」。ナポリ生まれのジョカトーレは今夏の補強において、代表的な存在となるかもしれない。技術的なセンス、才能、欲求。主役となる条件は揃っている。
このファンタジスタはロッシ監督のグループの可能性を信じている。「僕はラツィオで成功したいと思っている。それが実現すれば忘れられない経験となったアズーリに戻れるはずだ。僕はまだ25歳だし、アズーリでプレイするチャンスはまだまだあると思っている。でもアズーリに選ばれるためにはこのユニフォームで継続的に力を出さなきゃいけない。ラツィオに関して?昨シーズンはここには居なかったわけだから比較することはできない。でもラツィオが強いことは確かだし、ピッチ上でそれが証明されるだろう」。
31日には古巣カリアリを相手にカンピオナート開幕戦を迎える。「コッパ・イタリアと開幕戦は重要な試合になる。カリアリ戦?敵として帰ってくる僕を歓迎して欲しいと言うつもりはない。でもカリアリターナとは美しい思い出がある。僕はカリアリでアズーリに到達し、クラブはA残留も果たした。でも今はラツィオでの開幕戦だけに集中するつもりだ」。(Messaggero)