☆Moti獲得交渉
ラツィオは1週間以内にMotiを獲得することになるだろう。ディナモ・ブカレストとは既に先週の火曜日に話し合っており、買い取りオプション付きレンタル移籍で基本合意に達した。ロティート会長は水曜日に再びBecali代理人と会談することになっている。(Corriere dello Sport)



☆余剰人員たちに関する動き
40人という選手数はあまりにも多い。そのためプリマヴェーラの若手たち(グレコ、メリーニ、カポーニャ、サンタレッリ)はキャンプ前にクラブを去ることになるだろう。ザウリ、ムタレッリ、ステンダルドの状況は不確かとなっており、一部の若手たちはセリエCへ移籍する可能性がある。バローニオ、ベルニについては苛立った状況にある。
ベルニ−これまでのところウィスラからしかオファーが届いていないようである。彼がこれ以上クラブに留まることは、両者にとって有害となるだろう。移籍先については10日以内に見つけることを望んでおり、セリエBの出場機会を望めるクラブを探している。
ベッレーリ−今シーズンはアタランタで20試合、1342分間プレイした。彼はデ・シルヴェストリのバックアッパーと考えることも可能だが、ロッシ監督は構想に入れていない。そのためラツィオは再び彼を放出しようとしている。
ステンダルド−アルミロンはラツィオ移籍に興味を持たず、ユーヴェにとって1200万ユーロという買い取りオプション額はあまりも高い額となっている。それでもロティート会長はセッコDSからの新たな動きを待っており、合意を見つけることを望んでいる。ユヴェントスの他に移籍先として挙がっていたパレルモはカロッツィエリを獲得し、ナポリも興味を持っているようには見えない。また国外への移籍に関してはステンダルド自身が拒否している。彼はロッシ監督との問題を抱えているため、ラツィオに復帰することは難しい状況にある。ステンダルドは1月に約100万ユーロで契約を更新しており、ユヴェントス移籍が消滅した場合は非常に複雑な状況となる危険性がある。
アルティポリ−ロティート会長はサンプドリアとの共同保有を更新したが、彼はフォルメッロに残らないだろう。ラツィオは現在アルティポリを成長させるために、出場機会が望めるクラブを探している。
ザウリ−1年前、彼はラツィオとの契約を更新した。しかし今シーズンが終わり、ロッシ監督とクラブ側はザウリを構想から外そうとしている。原因?ロッカールームでの影響力である。ただ、彼の移籍先に上がっていたフィオレンティーナ、トリノは実際には接近しようとはしていない。最新の情報ではナポリが獲得に動いているようだ。
ムタレッリ−ザウリと同様にクラブを去る可能性がある。しかし、どのクラブも彼を迎えに行くための決定的な動きは開始していない。
バローニオ−ビアンコチェレスティとの10年に及ぶ関係はまもなく終わる。彼は2010年までの年俸65万ユーロで契約を更新したが、ロッシ監督の下ではほとんど継続的な出場機会を得られなかった。現在、彼はクラブ側と話し合っており、ブレシアは結果を待っている。
クァドリ−インテル下部組織出身の彼はペルージャで良いシーズンを送った。ただラツィオは彼を再び放出しようとしており、セリエBのトリエスティーナ、アルビーノレッフェ、モデナ、ピサが関心を示している。
ボネット−ボローニャでは21試合に先発出場した。ラツィオ側はメグニとの交渉の際にボネットを完全移籍で譲渡しようとしたが、合意はしなかった。ボネットは選択肢に含まれることを望んでおり、ザウリがラツィオから去るのならば、彼はコラロフとポジションを争うことが出来る。しかし、ロッシ監督は彼を構想に入れることは考えていない。メルカートでは既にレッチェ、カターニャ、リヴォルノが獲得を尋ねている。
コレア−昨年の1月にカリアリとの争奪戦に勝ち、ラツィオが15万ユーロで獲得した。その後は半年間ルッケーゼへレンタル移籍し、今シーズンはガッリポリへレンタルされていた。シーズン後、コレアはラツィオのキャンプに参加することを望んでいるが、ロッシ監督はまだ時期尚早だと考えている。ルーカスは自らの力を示すチャンスすら貰えていないため、完全移籍か共同保有で移籍することを求めている。つまり3度目のレンタル移籍には難色を示しているのである。彼に対してはシエナ、リヴォルノ、ペスカーラが情報を尋ねている。
インザーギ−アタランタでは19試合、440分間プレイした。本人はラツィオに残ることを望んでいるが、同時に自分の居場所が狭いということも知っており、メルカートの扉は開かれている。現在ウェスト・ハムがちょっとした興味を持っているが、交渉には進展していない。(Corriere dello Sport)





☆クラウディオ・ロティート会長
「サラテ獲得?契約を締結しなければ何も起こらない。移籍金?メディアでは様々な額が書かれているが、現実味はないものだ。サラテはメッシーよりも良い選手だし、合意の条件は2500万ユーロ前後となるだろう。彼の獲得が重要な投資であることは確かだ。私が選手獲得の交渉を終えるとしたら、その選手のことを信じていることを意味している。サラテはまだ21歳だし、ラツィオの現在、そしてラツィオの将来を表す選手となるだろう」(Corriere dello Sport)




☆セーザル復帰の可能性
ラツィオから強く抱き締められていたセーザルが、インテルと結婚するためにビアンコチェレスティのユニフォームを捨てた時、ラツィオはたいへん失望していた。
ただ、セーザルが現在フリーの身となったことを考えれば、ロティート会長が彼の復帰に動き出す可能性があると言えるだろう。セーザルの高額な年俸は問題と言えるが...ちなみにセーザルにはミランなどの他のクラブも関心を示している。(Tuttomercato)



☆サラテ獲得へ
サラテは自らがラツィオの選手であると考えることが出来る。たとえ若干の詳細を改善する必要があるとしても、アルサッドとの困難な交渉は定められた。
アルサッドは昨日の19:45にVilla San Sebastianoへファックスを送り、ラツィオからのオファーに同意する意向を伝えた。両クラブの経済合意は次の通りとなっている。まず1年間のレンタル料300万ユーロを支払い、2009年5月に550万ユーロを支払って保有権50%を買い取る。そして2010年には850万ユーロを支払い、サラテの保有権を完全に買い取るという内容である。移籍金総額は1700万ユーロで、これはロティート会長がラツィオにやってきて以来最も高価な額となっている。
サラテ側との契約については、昨日年俸95万ユーロの5年契約で合意した。セルジオ・サラテ代理人はこのオファーに「Si」と答え、他のクラブが横槍を入れる前に交渉を終えた。
カリーソが昨年の時点で獲得が決まっていたことを考えれば、マティアス・サラテは今年のラツィオのメルカートにおいて最初の補強となる。パラシオの獲得も考えていたラツィオだが、ロティート会長はパラシオよりも7歳若いサラテを好んだ。
ブエノスアイレス近郊でヴァカンスを過ごしているサラテは交渉について次のように熱く語った。「全ては定められた。僕はラツィオに行きたかったし、幸せだよ。多くのアルゼンチン人がプレイしてきたラツィオの一員として、欧州での新たな冒険をスタートさせるのが待ちきれないよ」。
サラテの獲得により、アモルーゾとパラシオのラツィオ入りの扉は閉められた。実際に、ラツィオはアモルーゾへの関心を失っているのである。1ヶ月前にロティート会長とフォーティ会長は300万ユーロの移籍金で合意していたが、その後ロティート会長は300万ユーロの移籍金を支払うべきか再考し、最終的にサラテ獲得へと方向転換した(アモルーゾは恐らくサンプドリアへ移籍することになるだろう)。サラテは美しい将来性のある選手である。(Messaggero)




☆アルゼンチン化するラツィオ
ラツィオはますますアルゼンチンとなる。カリーソの加入決定、サラテ獲得が目前に迫ったあと、ロティート会長はマティアス・アウグスト・フェルナンデス獲得も準備している。フェルナンデスについてはサバティーニDSが特に気に入っており、1年間追跡を行ってきた。そしてサバティーニDSはフェルナンデスがレデスマの近くで非常に良いプレイを見せることが出来ると確信している。
フェルナンデスはムタレッリ、ベーラミの後釜となるだろう。彼はスピードあるダイナミックなスタイルを持ち、攻撃面に貢献する方法とボールを奪う方法を知っており、移籍が濃厚な2人と似た特徴を持っている。ラツィオとリーヴェルプレートは既に400万ユーロ前後の移籍金で合意している。現在彼はまだEUパスポートを取得していないが、手続きがまもなく完了されることを誰もが保証している。1週間前にサバティーニDSはブエノスアイレスを訪れ、フェルナンデス本人、フェルナンデスの代理人と会談を行い、そこで両者を安心させることに成功した。
なおラツィオは若干の選択肢も考えている。例えばパルマのデッセーナ、パレルモのシンプリシオなどである。ただし、デッセーナについては800万ユーロという高価な価格にある。また彼らのほかにもウディネーゼのピンツィの名前が挙がっている。
DF陣の補強ではロティート会長が今週中にMoti獲得を定めようとしている。(Messaggero)




☆サラテ獲得交渉完了へ
マウロ・マティアス・サラテはラツィオへ移籍する。ロティート会長は昨日19時に交渉を終え、残すはサインだけとなった。アルサッド側とも口頭での合意が整っている。
移籍形態については、今シーズンは300万ユーロを支払ってレンタルで獲得し、2009年5月30日までに550万ユーロを支払って保有権50%を買い取り、その後2010年に850万ユーロを支払って完全に獲得するという内容となっている。総額は1700万ユーロとなるが、サラテが長い間ラツィオに留まるかは、サラテが残す結果次第となる。
「僕は幸せだ。夢が実現する」。イタリアのパスポートを所持し、アルゼンチンの友人と共にヴァカンスを過ごしているサラテはこうコメントした。ラツィオとは年俸100万ユーロの5年契約を結ぶ予定となっており、7月8日にもメディカルチェックを受けることになるかもしれない。サラテは兄弟であり代理人でもあるセルジオに喜びの気持ちを伝えた。(corrieredellosport.it)
http://dailymotion.alice.it/video/x3vse2_goleador-mauro-zarate_sport
Mauro Zárate, “tatan-tatan gol!”




☆ドミッツィ獲得に動く
ラツィオは現在もDF陣補強に動いており、ジェノアが狙っているドミッツィを標的としている。
ルーマニアのMoti獲得も浮上しているラツィオだが、彼らはまだ“中心的DF”を模索している。そこでドミッツィ獲得を考えており、ナポリはザウリではなくステンダルドに関心を持っていることから、この2人がそれぞれの故郷に戻る(ステンダルドはナポリ生まれ、ドミッツィはローマ生まれ)トレードが実現するかもしれない。(Piazza della Liberta)