☆アロニカが移籍へ
レッジーナのDFサルヴァトーレ・アロニカはクラブを去ることになるかもしれない。アロニカにはパレルモが獲得に乗り出している。またラツィオも関心を示しており、アモルーゾ(ラツィオ入りが確実)と共にラツィオへ移籍することになるかもしれない。(Tuttomercato)




☆インテルがカンポーリを狙う
インテルはラツィオの下部組織に所属するU-16イタリア代表DFアレッシオ・カンポーリとローマの下部組織MFVerre('94)を狙っている。ラツィオは1ヶ月前に“ゴールデン・ボーイズ”のファラオーニ('91)、カヴァンダ('91)、トゥーイア('90)、マンチーニ('90)、メンディチーノ('90)と契約を結んでいるが、将来有望なカンポーリとはまだ契約していない。(senzariserve.it)



☆ターレと契約更新へ
アックァフレスカ、カヴァーニ、パッツィーニから再びターレへ。今夏で契約満了となるターレはラツィオとの契約更新合意が近付いている。
補強ではレッジーナの34歳FWニコラ・アモルーゾ獲得へ向けて動いている。最初の接触ではフォーティ会長が320万ユーロという高額な条件を求めたため、ロティート会長は選手のトレードによってアモルーゾを狙うという戦略に変更した。この交渉に含まれる可能性があるのはバローニオだが、レッジーナ側がバローニオで満足することはできないだろう。またフォーティ会長は金銭のみの交渉を望んでいるため、これを考えればアモルーゾがラツィオのユニフォームに袖を通すことは無いように見える。
ロッシ監督はアモルーゾに対して最大限の敬意を示しつつ、若手の獲得に期待している。つまり彼はパッツィーニ、カヴァーニ、アックァフレスカといった選手の到着を待っているのである。ターレの残留はロティート会長の選択だが、ターレがプロジェクトに含まれるかどうかは確かではない。アモルーゾについても同様と言えるだろう。ロッシ監督はCB、MF、FWにチームの潜在能力を変えることのできる補強を求めている。
一方、今シーズン素晴らしいカンピオナートを過ごしたナポリのドミッツィ獲得を巡ってローマデルビーが起こっている。なおナポリはロティート会長が非売品と宣言しているレデスマに対して1200万ユーロのオファーを出した。(Messaggero)



☆ベーラミの後釜にサバレタ、レデスマのバックアッパーにA・フェルナンデス
フェルナンデスとサバレタ。レデスマのバックアッパーとベーラミの後釜。ラツィオは再び南アメリカから補強を行うかもしれない。
アウグスト・フェルナンデス('86)はリーヴェルプレートに所属し、印象的なシーズンを送っている。ロティート会長とリーヴェルプレートはカリーソの交渉以降素晴らしい関係にあるが、フェルナンデスの移籍金は800万ユーロに上昇している。現在フェルナンデスは多くの欧州クラブに興味をもたれており、2日前にはスポルティング・リスボンが1000万ユーロオファーを出している。
サバレタに関してはエスパニョールとの契約更新を拒否し、クラブを去ることを望んでいる。移籍金は800万ユーロ前後と見られている。(Messaggero)




☆メルカートの動き
アモルーゾ、ビアンキ、ザウリ、パッツィーニの代理人を務めているティンティ氏はラツィオのメルカートの中心的人物となっている。
ロティート会長は現在アモルーゾの獲得を考えている。アモルーゾにはサンプドリアも獲得に動き出しているが、アモルーゾ自身はラツィオを好んでおり、彼は恐らくビアンキの後釜としてローマにやってくるだろう。
ビアンキに関してはティンティ代理人を通じて買い取りオプション額を800万ユーロに下げることを依頼しているが、本当の障害はビアンキの年俸にある。彼はマンチェスター・シティとは年俸200万ユーロ前後で契約を結んでいるのである。
ザウリに関する状況は明白なものとなっている。彼はロッカールーム、不可解な技術的な選択(ロッシ監督がラドゥとコラロフを起用)の問題を抱えており、フィオレンティーナ、ウディネーゼ、ユヴェントスが注目している。
パッツィーニについては美しい夢のまま終わるだろう。ラツィオはアモルーゾ獲得という重要な瞬間を迎えようとしており、レッジーナとは既に合意に達している。
新たなDSではアルビーノレッフェのトゥロッティ氏が候補に上がっている。(E Polis)




☆レデスマがインテルへ?
クリスチャン・レデスマがインテルへ。レデスマはイタリア人の女性を婚約しているため、EUパスポートを取得する見通しとなっている。それにより彼に興味を示すクラブは増えており、インテルが関心を持っている。
インテル側はロティート会長と交渉を行う準備ができている。レデスマとラツィオの契約は2010年までとなっているため、両者は現在契約更新の交渉を進めているが、レデスマ側はインテル移籍という夢を叶えるためにロティート会長へ移籍を望む用意ができている。
ラツィオとインテルが接触を行ったのはセーザルの移籍が最後となっている。(Gazzetta dello sport)




☆メルカートの動き
ビアンキはラツィオ退団が近付いており、ナポリが獲得に興味を持っている。そのためラツィオは後釜としてアモルーゾ獲得に動いている。レッジーナ側とは既に接触を行い、基本合意に達しており、アモルーゾへは年俸70万ユーロの2年契約、レッジーナへは300万ユーロの移籍金を準備している。現時点ではアモルーゾの合意だけが足りない状況にある。
DF陣の補強ではチュラムの獲得に動いているほか、ドミッツィにも注目している。その他のニュースではターレは2年間の契約更新にサインする見通しとなっている。(DNews)





☆サンプドリア移籍が近付いていたアモルーゾ
数日前、アモルーゾは恐らくサンプドリアのユニフォームを着ることを夢見ていた。しかし突然友人たちから「Nick、ラツィオが君を狙っているみたいだぞ」というスクープが届けられた。そしてアモルーゾはその後「ラツィオは大きなクラブだ。ロティート会長かロッシ監督と話をさせてもらいたい」とコメントした。(Gazzetta dello sport)





☆メルカートの動き
ニック・アモルーゾは新たなラツィオの1つ目の補強となる。ロッシ監督はDFの「リーダー」、ベーラミの後釜(ムディンガイ、ムタレッリが移籍した場合は彼らの後釜も)、新たなナンバー10、ビアンキの代役という補強を望んでいる。
守備陣では正GKがカリーソ、第2GKがムスレラとなる。バッロッタは今後もプレイし続ける予定だが、エミリアに戻ることになるだろう。DFに関してはロッシ監督がマテラッツィのようなリーダー的存在の獲得を望んでいる。ウディネーゼのフェリペはカリスマ性は無いものの、将来性がある。ウディネーゼ側は多額の移籍金を求めているが、500万ユーロに加えてザウリを譲渡するという形で交渉を終えることができるかもしれない。予想外の動きではチュラムの名前が挙がっている。ロティート会長はチュラムをローマに連れてきたがっているが、36歳のチュラムがラツィオ入りを受け入れるのは難しいと見られている。チュラムの他にはナポリのドミッツィが浮上している。SBではザウリが放出され、ベーラミはクラブを去り、ボネットとベッレーリはロッシ監督のプロジェクトに入っていなく、若手のラドゥ、コラロフ、デ・シルヴェストリだけでは十分ではないため、あと1人補強する必要がある。ロッシ監督はモッタを気に入っているが、Ratの獲得も提案されている。
中盤では長期に渡ってサバレタの後を追っている。23歳のサバレタはベーラミの理想的な代役と考えられており、800万ユーロで獲得することが可能となっている。他の選択肢ではスポルティング・リスボン移籍が近付いているアウグスト・フェルナンデスが居る。またムタレッリのバックアッパーにはアベライラスを300万ユーロで獲得するかもしれない。中央に関してはマルキジオがポールポジションに位置している。ロティート会長はコボッリ・ジーリと既に話をしているが、この交渉ではラツィオにとって理想的な存在であるアルミロンに関して触れられる可能性が常に存在しており、マルキジオかアルミロンはステンダルドとのトレードでローマにやってくることになるだろう。現有戦力ではレデスマとダボは残留、ムタレッリとムディンガイ(ポーツマスが1200万ユーロでオファー)は不透明な状態にある。新たな背番号10の補強では一時はリケルメ、バプティスタといった名前が挙がっていたが、現在のところはアイマールが標的となっている。
FWはロッキとパンデフが軸となる。そこにレッジーナからアモルーゾが加わることになるだろう。ロティート会長は水曜日にフォーティ会長との合意を見つけている。なおインテルはレコバとアドリアーノの放出をラツィオに提案したが、ロッシ監督は興味を示していなく、マキンワにもう一度チャンスを与えようとしている。(La Repubblica)





☆アモルーゾ獲得へ
レッジーナを去ることが確実となっているアモルーゾはビアンキの代役としてラツィオへやってくるかもしれない。ラツィオ側は2年間の契約を準備しており、レッジーナ側とはほぼ合意に達している。なおレッジーナ側はトレード要員としてバローニオかバッロッタの獲得に興味を持っている。
ティンティ代理人はアモルーゾのラツィオ移籍について「ラツィオとレッジーナからは合意に達したということは聞いていない」と語っているが、交渉はすぐに開始される運命にあるようだ。ビアンキに関してはラツィオを去る一歩手前に居る。
その他ではベーラミの後釜にサバレタの名前が挙がっている。マウリの状況については最も複雑なものの1つと見られており、少なくともあと1年はラツィオに残留するという見方がある一方でトリノやユヴェントスから興味深いオファーが届いている。
最後に、ムディンガイはレギュラーポジションの保証は無しにラツィオ残留の合意を見つけることができるかもしれない。(Tempo)



☆チュラム獲得に動く
ラツィオはチュラムを獲得しようとしている。バルセロナとの契約が満了するチュラムはこのままクラブを去る意向となっている。36歳のチュラムはEUROへ向けたフランス代表に選ばれており(ドメネク監督はメクセスよりもチュラムを好んでいる)、今もなお最も素晴らしいDFの1人であると考えられている。彼にはモナコ、PSG、アーセナルなどが興味を持っているほか、アラビアからは非常に魅力的なオファーが届いている。
オファーは多く、チュラムは自ら新たな目的地を決めなければならない。ラツィオ側は50〜60万ユーロのオファーを提示した。ラツィオはイタリアでキャリアを終えたいというチュラムの意向に賭けようとしており、このオファーはチュラムを引き寄せることができるかもしれない。動きは開始され、ラツィオは現在チュラムからのサインを待っている。
一方で、レッジーナのアモルーゾについてはバローニオ、デルネーロ、メグニなどがトレード要員に上がっている。その他ではビアンキの退団が濃厚となっており(ヴォルフスブルグ、モナコ、ベティスが狙う)、シモーネ・インザーギの復帰とターレの契約更新が実現するかもしれない。なおムタレッリとザウリはクラブを去る方向にあり、フィオレンティーナ、ユヴェントス、ミランが注目している。(Tempo)




☆アモルーゾの金銭取り引きを望むレッジーナ
ラツィオとレッジーナのアモルーゾに関する交渉は進行している。ただ、フォーティ会長はバローニオとのトレードに対して冷ややかな返答をしており、完全な経済解決を望んでいる。(Tuttomercato)