☆DFの軸はクリバリ-シヴィーリア
ロッシ監督は新シーズンもDFの軸はシヴィーリアとクリバリにする方針となっている。
ステンダルドについてはユヴェントス側が完全移籍を狙っており、買い取りオプション額の再交渉を行ってラツィオとの合意を見つけようとしている。CBのバックアッパーについては左SBでもプレイできるラドゥがおり、もしロゼフナルを買い取らなかった場合にはディアキテが第4DFとなるかもしれない。ザウリとのトレードでフェリペを獲得するという夢はウディネーゼのレオナルディDSによって打ち消された。「フェリペはトレードできる選手ではない。彼はウディネーゼに留まる」。なおザウリについては左SBにコラロフとラドゥがいるため、移籍する方向で話が進んでいる。また右SBではベーラミが移籍することが確実なため、必然的にデ・シルヴェストリがレギュラーとなる運命にある。
最後に、フィルマーニは「僕はまだ30歳だ。ラツィオは僕のキャリアにとって最も高いピークだ」と語り、新シーズンもラツィオに留まる意向を示した(DNews)




☆別れが近付くビアンキ
ベーラミを失った後、ラツィオはさらにビアンキも取り逃すことになるかもしれない。マンチェスター・シティとの買い取りオプションの期限は6月15日に満了するが、ラツィオからの新たな働きかけは無く、ロティート会長は移籍金の減額かレンタル延長という選択肢しか考えていない。そのため現時点での唯一の選択肢は『さよなら』だけとなっている。
ロティート会長がプロジェクトを定めようとしている間に、ロランディーノにはドイツのヴォルフスブルグが魅力的なオファーを出そうとしている。またその他にもモナコやスペインの2クラブが関心を寄せており、1月にラツィオと獲得を争ったトリノも興味を失っていない。
ラツィオはビアンキを失った場合、禁じられた夢であるパッツィーニ獲得に動くかもしれない。彼以外にはカヴァーニの名前が挙がっている。(CorrieredelloSport.it)




☆ポテンザ+カーチア(共同保有)⇔ベーラミ
FIFAの条項行使へ向けた手紙を送ったベーラミだが、彼にはフィオレンティーナも獲得に動き出している。
フィオレンティーナのコルヴィーノDSは昨日クラブ内でメルカートの戦略を話し合った。そしてフィオレンティーナはベーラミ獲得のためにポテンザをラツィオへ譲渡し、カーチアもラツィオと共同保有する用意ができている。当初カーチアはヴァルガス獲得のためのトレード要員と見られていたが、昨日クラブは彼に対しラツィオに移籍するよう依頼し、本人も肯定的な返答をした。このトレードでのベーラミの価値は600万ユーロ前後となり、180万ユーロでベーラミを失う危険性のあるラツィオを誘うようなオファー内容となっている。ラツィオもこの移籍にサインする準備ができており、ベーラミ以外の関係者は既に合意している。
その他の話題ではバローネとマウリがトレードされる可能性がある。またフォッジャについてはカリアリ次第、ステンダルドについてはユヴェントス次第となっている。なおユヴェントスとの交渉ではザウリも含まれるかもしれない。契約調整を求めているレデスマについては、本日ロティート会長がミラノで代理人と会う予定となっている。(Tempo)




☆Joseph Reinetteを狙う
DF陣の補強に動いているラツィオはチスコ・ローマのJoseph Reinette('83)に関心を示している。かつてギャンガンでプレイしていたこともあるReinetteはフリーの身となっており、ラツィオのプロジェクトに入ることになるかもしれない。(Piazza della Liberta)




☆Jürgen Gjasula獲得が再浮上
12月にGjasulaに近付いていたラツィオだが、ここに来て再びこの話が再燃している。Gjasulaは現在フリーの身となっており、22歳という年齢を考えれば良い投資となるだろう。Gjasulaの代理人は「彼の将来はイタリアかドイツにある」とコメントしている。(calciomercato.com)




☆ザウリとムタレッリが移籍か
メルカートの動きは始まっており、ザウリは放出されることになるかもしれない。ザウリはもう『手を触れてはいけない』存在ではない。ザウリには実際に若干の重要なオファーが届いており、本人もラツィオを去るという仮説を評価している。
ザウリの穴は十分にカバーできるだろう。実際のところ、ロッシ監督は来シーズンはデ・シルヴェストリとコラロフを積極的に起用しようとしているのである。彼らは新たなラツィオのDFに値する若手たちと言える。また彼ら以外にもラドゥがおり、ザウリの穴は深刻な問題にはならないだろう。
ザウリだけでなく、ムタレッリも移籍する可能性がある。ムタレッリは現在年俸調整を求めているが、マッロナーロ代理人とロティート会長との会談は問題に直面しており、今後も関係を続けていくのか離婚するのか確かめる必要がある。
ザウリ、ムタレッリという突出した選手たちが移籍した場合、ラツィオはクラブを弱体化させないために十分な代役を用意しなければならない。現在メルカートは既に最も熱い段階に入っており、ラツィオは急ぐ必要がある。
なおロティート会長は本日ミラノで行われるレガ・カルチョ連盟の会議に出席することになっている。これは重要な交渉の場となるかもしれない。フィオレンティーナはベーラミ獲得に向けてポテンザ、カーチア(共同保有)という条件を提示している。(Messaggero)




☆サバレタ、バローネを狙う
ラツィオはベーラミ、ムディンガイの後釜としてバローネ(バローニオとトレードか)とサバレタ獲得を考えてる。
85年生まれのサバレタは1月のメルカートでフィオレンティーナに接近されていた。彼は右SB、中盤の底でプレイすることが可能で、アルゼンチンではハヴィエル・サネッティの後継者として考えられている。彼の保有権はエスパニョールとアルゼンチンの企業によって共同保有されているが、800万ユーロで移籍することができる条項がある。現在サバレタにはマンチェスター・シティやビルバオが関心を持っているためラツィオは急いで動き出さなければならない。
最後に、ウディネーゼのレオナルディDSはフェリペ放出を否定しているが、ラツィオ側は連絡を取るために動き続けている。(La Repubblica)




☆フェリペとザウリをトレードか
ラツィオとウディネーゼはトレードへ向けて動いている。ラツィオはウディネーゼのフェリペ(22)に惹きつけられており、ザウリをトレード要員として交渉に含めることを望んでいる。ウディネーゼ側は現在ドッセーナが移籍することが確実(リヴァプール行きの予定)となっているため、ザウリに興味を持つかもしれない。(Tuttomercato)

☆Felipe DALBELO DIAS DA SILVA
・1984年生まれ(ブラジル人)
・CB/左SB
・186cm/81kg


シーズン  クラブ     試合 得点 カテゴリー
02-03   ウディネーゼ         4       0        A
03-04   ウディネーゼ         16       0        A
04-05   ウディネーゼ         31       0        A
05-06   ウディネーゼ         35       3        A
06-07   ウディネーゼ         12       0        A
07-08   ウディネーゼ         22       1        A

☆メルカートの動き
ラツィオのフィルマーニにはギリシャのPaokが興味を持っている。またムディンガイについてもリヴァプール、ポーツマス、トッテナムが関心を持っており、移籍することが濃厚と見られている。なおベーラミはFIFAの条項を行使し、フリーで移籍することが確実となっており、セヴィージャとトッテナムが追跡を行っている。(ANSA)