☆アルミロン⇔ステンダルド?
アルミロンとステンダルドのトレードの声は依然として消えていない。アルミロンはラニエリ監督の構想から外れており、一方のステンダルドはキエッリーニ、レグロッタリエのバックアッパーとして貴重な存在になると考えられている。(Tuttomercato)




☆ステンダルド⇔マルキオンニ?
ステンダルドがユヴェントスへ、マルキオンニがラツィオへ。ステンダルドはユヴェントスに留まることを歓迎すると見られているが、ロティート会長によって設定された買い取り額は1200万ユーロとなっており、これはユヴェントスにとっては非常に高いものとなっている。しかしロッシ監督の続投によりステンダルドの復帰は難しくなっているため、サバティーニDSはユヴェントスとの交渉はストップせずにマルキオンニの獲得を依頼するかもしれない。ロッシ監督も左右のMFをこなせるロマーノのマルキオンニを気に入っている。両クラブは来週に会談を行う予定となっており、パッラディーノの名前も挙げられている。
一方で、パルマのチガリーニとデッセーナ獲得に関してもパルマ側を納得させるための行動を怠っていない。ロティート会長とギラルディ会長は1月にもこの移籍を話したが、実際には何も起こらなかった。FWの補強ではフォッジャとアックァフレスカのトレードをチェッリーノ会長と話し合っているほか、カヴァーニの存在も無視していない。またビアンキについてもマンチェスター・シティと接触する予定となっている。レンタル延長という線はありそうにないため、ラツィオは移籍金割引に狙いを付けている。(Messaggero)





☆ロッシ・プラン
ロッシ監督はロティート会長との契約、プロジェクトに関する会談を待ちつつ、新たなチームの作成へ向けて動いている。若干の選手はロッシ監督に対して不満を持っているが、ロッシ監督は別れる前に全てをハッキリさせてロッカールームの問題を解決しようとしている。
先日、ロッシ監督はサバティーニDSへ選手のリストを渡した。リストには16-18人の選手の名前が入っていたが、全てを評価して決定を下す必要がある。このリストにはムディンガイの名前も入っている。ムディンガイはロッシ監督と難しい関係に陥っているが、この関係を修復できる可能性は残されており、ロッシ監督はムディンガイを説得しようとしている。なおリストにはムディンガイだけでなくベーラミ、ムタレッリ、ザウリの名前も含まれている。しかしこれらの選手もロッシ監督との関係に問題があるため、残留するかは難しい状態にあり、他のクラブからのオファーを受け入れるかもしれない。ただし、仮に彼らが去ったとしてもラツィオを弱体化させないレベルの高い選手を代わりに連れてくるだろう。
ロティート会長はロッシ監督の続投を宣言した。そしてロッシ監督に完全な信頼を寄せ、彼が必要とするジョカトーレを保証しようとしている。その証拠にロティート会長はビアンキを買い取る用意ができており、ロゼフナルについても可能な選択肢を視野に入れつつ獲得を考えている。遅れを取っていることが否めないラツィオは大急ぎで動き出さなければならない。(Messaggero)



☆メルカートの動き
トンマーゾ・ロッキは契約更新にサインしようしており、新生ラツィオが新たな一歩を踏み出そうとしている。ロッキはロッシ監督に誠実な人間であり、ラツィオのロッカールームにとって最も重要な選手の1人となっている。
ロッシ監督、ロティート会長、サバティーニDSは新シーズンへ向けての選手リストを作成しており、この中にはベーラミとムディンガイの名前も入っている。ただ彼らがローマに留まることは難しい状態にあり、この2人が移籍することは可能と見られている。放出のメルカートにはステンダルドも関係してくるかもしれない。ユヴェントス側はステンダルドの残留を望んでおり、ラツィオ側はマルキジオを求めている。ユヴェントスはパルマのチガリーニ獲得に成功した場合、マルキジオをレンタルか共同保有で放出することができるだろう。ラツィオとユヴェントスはステンダルドの買い取りオプション額を再交渉するために会談を行う予定となっている。(E Polis)




☆決まらない新DS
ラツィオはDF陣の補強としてプラターリを狙っている。エンポリはセリエBに降格したため、ラツィオはより安易に彼を獲得できるかもしれない。プラターリ自身も重要なクラブに移籍することを望んでいる。
ビアンキの状況については1200万ユーロという額に見合う活躍は見せられなかったため、オプション額を満額支払って獲得することは難しいと見られている。
新たなDSについてもまだ決定は遠い場所にある。(Tempo)




☆ロッカールーム再建に向けて
ロティート会長はロッカールームの再建とグループの強化のために動いている。現在のところ唯一確実と言えることはパンデフとロッキだけとなっている。ロティート会長が何としてでも放出を避けようとしているパンデフは現在契約更新の交渉を行っており、年俸が大幅に調整されると見られている。もう1つの安定した点はラドゥとなるかもしれない。1月にレンタルで加入したラドゥはラツィオをすぐに確信させた。最後に、レデスマは現在代理人を通じて契約調整へ向けてロティート会長へプレッシャーをかけている。(Tempo)





☆メルカートの動き
ロッシ監督との関係が4年目を迎えるラツィオは既にメルカートでの動きを開始している。DF陣ではカニーニに関心を示し、エンポリのプラターリ獲得についても話されている。中盤ではユヴェントスのアルミロンとマルキジオをリストアップしている。FWではビアンキが残留しない場合にはカラッチョロの獲得に再び動くと見られている。
そして、トレクァルティスタではアイマールの獲得が浮上している。スペインのパスポートを所持しているアイマールはスペインを去ることを望んでいる。ただサラゴサ側は移籍金1000万ユーロを要求している。(CorrieredelloSport.it)




☆ロッシ監督残留=主力数人移籍?
ロッシ監督が残留した場合、多くの選手たちの将来に影響を及ぼすかもしれない。昨シーズン、ロッシ監督との関係に悩まされたザウリ、ムタレッリ、ムディンガイはラツィオを去るかもしれないのだ。一部の選手とロッシ監督の関係が崩れているのは明確で、ムディンガイはハッキリとロッシ監督への不満を語っている。彼らにはロッシ監督と今後も共に過ごすという選択を検討する意思はなく、ロッシ監督が残留した場合はラツィオと共に歩み続ける願望もない。なおその他にも契約更新で合意を見つけられなかったベーラミが去る可能性が高くなっている。
パンデフについては契約調整の交渉を行わなければならない。またレデスマもパンデフと同様に契約調整を求める準備を進めている。マウリについてはラツィオに残ると見られている。レンタル組ではラドゥの買い取りは確定しており、ビアンキとロゼフナルに関しては現在検討の段階にある。(DNews)




☆プラターリを狙う
ラツィオに良い知らせが届いた。カリーソの移籍金の全てをリーヴェルプレートに支払ったのである。
なおラツィオはDF陣の補強としてプラターリ獲得を狙っている。エンポリはセリエBに降格するため、ロティート会長は300万ユーロで彼を獲得できるかもしれない。(Leggo)




☆ロッシ監督残留へ
ロティート会長はロッシ監督の残留を明言した。ただし、プロジェクトに関して合意できなかった場合にはジョルダーノやアコリといった名前を視野に入れている。
実際のところ、ロティート会長はロッシ監督ではロッカールームが安定しないとも考えており、ラツィオにとってロッシ監督が本当に最高の人材といえるのか確信できずに居る。つい先日のムディンガイの発言を見ればロッカールームの問題は明らかだろう。
メルカートについてはまず選手の数を減らす必要がある。カンピオナートとコッパ・イタリアを戦うには22人居れば十分だろう。メルカートのほかにも新たなDSの選択を緊急に解決しなければならない。
一方、本日トンマーゾ・ロッキは新たな契約書にサインする予定となっている。ロッキは今シーズン、パンデフと共に良い結果を残し、2月の時点で5年間の契約延長に合意している。パンデフに関してはイタリアや国外のクラブが関心を寄せているが、本人はローマで走り続けることを望んでいる。(Leggo)




☆フォッジャ、ステンダルドが復帰へ
ロティート会長はロッシ監督のラツィオでの将来を確約した。そしてロッシ監督とロティート会長は新たなラツィオを生まなければならない。
現在のところサバティーニDSはまだ活動を続けている。ただし彼がラツィオを去るのは事実であり、彼の後任を探す必要性がある。なおメルカートでは4つの補強を行おうとしており、フォッジャ、ステンダルドを復帰させ、ビアンキを買い取る予定となっている。4つの補強のうちの最初の1つはカリーソの到着となるだろう。ラツィオは彼の移籍金を全て支払い終えた。(Tuttomercato)




☆アイマール獲得が浮上
ロッシ監督にとって最も危険なライバルとなっていたマッザーリ監督はサンプドリアとの契約を2010年まで延長した。そしてロティート会長は最後の宣言を行った。「ロッシ監督はラツィオの監督だ。彼とは2009年まで契約を結んでいるし、何かを確かめる必要は無い」。
ただロティート会長は先週土曜日に行ったロッシ監督との会談で、ロッカールームに落ち着きをもたらすことが必要であることを伝えた。「ラツィオを到着点だと考えていない選手が居るのなら、ここから去ることになる」。
メルカートではカリーソの移籍金の支払いを完了した。当初は3年分割で移籍金を支払う予定だったが、ラツィオ側は小さな割引と引き換えに一括で支払うことを決断した。これによりカリーソの到着が決定したラツィオだが、ロッシ監督はカリーソに加え少なくとも3つの補強を行うことを求めている。その1つはトレクァルティスタ(背番号10)であり、新たな標的としてアイマールが浮上している。サラゴサは2部降格が決まったため、アイマールは現在メルカートに出されており、移籍金は800万ユーロ前後と見られている(ヴァレンシアからサラゴサへ移籍した際は1100万ユーロだった)。アイマールはスペインのパスポートを所持しているため登録に向けた問題は無く、本人もイタリアでプレイすることを望んでいる。ロッシ監督は恐らくパンデフ、ロッキの背後で彼を起用するだろう。
なおロッシ監督はビアンキの残留も求めたが、マンチェスター・シティ側が移籍金を400万ユーロ減額させることを受け入れるのは難しいと見られている。ビアンキと同じくレンタルで加入しているロゼフナルについてはラツィオは350万ユーロ(ラドゥの買い取り額と同じ)で買い取ることを考えている。ロゼフナルはシーズン終盤にDFのリーダーとしてプレイし、ロッシ監督を確信させた。(La Repubblica)




☆カリーソ獲得が完了、アイマール、Abelairasを狙う
ラツィオはカリーソの移籍金を全て支払った。当初は3年分割払いの予定だったが、一括で支払うことを決断し、移籍金を10万ユーロ割引させることに成功した。なおロティート会長はカリーソ移籍完了に加えて、同じリーヴェルプレートのAbelairasのレンタル獲得を狙っている。また、その他にもアルミロン(ステンダルドとのトレード?)やアイマール(移籍金は800万ユーロ)を気に入っている。(Gazzetta dello Sport)





☆カリーソ獲得が完了、バネガを狙う
ラツィオはカリーソの移籍金550万ポンドを全て支払った。そのためカリーソはラツィオの選手となった。
なおラツィオはヴァレンシアのバネガに視線を送っている。バネガは1月に1400万ポンドでヴァレンシアへ移籍したが、適応に苦しんだ。ヴァレンシアは現在資金を必要としており、バネガを放出することを検討している。(Channel4)





☆マッザーリがサンプドリアと契約更新
マッザーリ監督は2009年までとなっていたサンプドリアとの契約を1年延長した。(ANSA)




☆新DS候補
サバティーニDSが去ることが確実なラツィオは新たなDSを見つけなければならない。現在のところ候補は混乱しており、アクリ(バリのテクニカル・エリア)、ルポ(トリノ)、サレルノ(元カリアリ)、ロ・モナコ(カターニャ)、ザンツィ(シエナ)といった名前が挙がっている。また元ペルージャのカイラという選択肢も存在している。ウディネーゼのレオナルディDSに関してはロティート会長が連絡を取ったのは事実だが、ウディネーゼ側は手放すことを拒んでいる。レオナルディDSはウディネーゼと5年間の契約を結んでおり、本人もウディネに留まる意向となっている。(corrieredellosport.it)