☆ベーラミの契約更新を交渉へ
ラツィオは2010年までとなっているベーラミとの契約を延長するために会談を行おうとしている。
現在のところロティート会長とベルトラーミ代理人の交渉はストップしている。両者は1月に会談を行おうとしたものの、ラツィオがメルカートでの活動を優先したため実現はしなかった。ただ数日前になり、ようやくラツィオとベーラミは契約更新について会談を行った。しかしベーラミの契約更新は最も複雑なケースとなるかもしれない。
現在のところベーラミとラツィオの合意は近くはない。ラツィオはヴェローナ、ジェノアへ移籍金を支払ってベーラミを獲得し、ベーラミがケガで離脱した際も見捨てずに支えてきたように、ベーラミを強く信頼している。ただベーラミ自身はラツィオの新たなプロジェクトをしっかりと確認しようとしている。ラツィオはロッキ、ステンダルド、ビアンキとはサラリーキャップの上限以上の額で契約を結んでおり、7月にはサラリーキャップの上限が吊り上げられる可能性があるが、年俸には納得できてもプロジェクトに納得できるとは限らない。
ベーラミにはスペイン、イングランドのクラブが獲得に動いており、再びCLでプレイするチャンスが与えられるかもしれない。これまでの間ベーラミの状況を追っていると言われているのはトッテナム、リヴァプール、ヴァレンシア、セヴィージャとなっている。ベーラミはFIFAの条項を利用すればわずか180万ユーロ前後(ベーラミの残りの契約期間の給料総額)で国外へ移籍することが可能となっているが、ベーラミ自身はFIFAの条項を利用する意向はなく、ラツィオに優先権を与えている。ラツィオとベーラミが合意を見つけるための時間は多く残されており、両者が合意を見つけることは十分に可能だろう。
ベーラミの価格を2000万ユーロと評価しているロティート会長はFIFAの条項によってベーラミを安価で流出させる意向はない。(Corriere dello Sport)





☆Cabaye、マヴバを狙う
ラツィオは新シーズンの補強に向けてフランスで動いている。土曜日、ラツィオの関係者はリールvsリヨンの試合を観戦した。ラツィオの目的はYohan Cabaye、マヴバ、Lichtsteinerだと見られている。ロティート会長とサバティーニGMは6月にこの3人を獲得することに興味を持っており、単純な調査を続けている。
CabayeはMFを本職としている成長途中の若手で、1月に22歳を迎えた。ここ3シーズン安定したプレイ(60試合8得点)を見せており、市場価格は500万ユーロと見られている。リールで背番号7を付けているCabayeは攻守に貢献できるムタレッリに似たMFと言える。Cabayeは現在リールとの契約を2013年まで延長するために交渉を行っているものの、このまま行けばシーズン後にフリーで移籍することが可能となっており、ラツィオはその隙に入り込むための活動を開始した。
なおラツィオはCabayeのほかにも二人のリールの選手を監視している。その1人目はマヴバである。マヴバも市場価格は500万ユーロほどと見られている。マヴバには昨年の春にユヴェントスが接近していたものの、夏になりヴィジャレアルへ移籍することが決定した。しかしリーガではわずか5試合の出場に留まり、失望の時期を過ごした。そして今年の1月になりヴィジャレアルはマヴバをリールへレンタルで放出した。ラツィオは先週ヴィジャレアルとジュゼッペ・ロッシ、リケルメに関する接触を行っており、マヴバに関しても容易に接触できるかもしれない。
ラツィオが監視している2人目の選手はスイス人DFLichtsteinerである。Lichtsteinerはリールと2009年までの契約を結んでおり、これまで65試合2得点という数字を残している。本職はDFだが、中盤でのプレイも可能な選手となっている。(Corriere dello Sport)




☆Carrasso獲得を狙う
マルセイユのGKCarrasso('81)にはラツィオ移籍が浮上している。Carrassoは代理人に対してイタリアへの移籍を尋ねており、ラツィオのほかにもパルマ、フィオレンティーナ移籍という話がある。(Piazza della Liberta)



☆フランスを視察
ラツィオの関係者は土曜日に行われたリールvsリヨンの試合を観戦した。
ラツィオの目当てはMFCabaye(22)と見られている。ムタレッリのポジションでプレイすることが可能なCabayeの移籍金は500万ユーロほどとされている。なおラツィオはこの試合ではその他にもマヴバ、Lichtsteinerを観察している。(Corriere dello sport )