☆リミニのレオナルド・アコリ監督を招聘へ
ロッシ監督のラツィオでの冒険は終わる。ラツィオはシーズン終了後、現在セリエBリミニを率いているレオナルド・アコリを新監督として招聘することになるだろう...
ロティート会長はデリオ・ロッシ監督の後任としてアコリの招聘に動くことを決断した。53歳のレオナルド・アコリ監督は02-03シーズンからリミニを率い、5シーズンの間に2度上位カテゴリーへ昇格している。リミニは数年前まではセリエC2に所属していたが、アコリの監督就任に従い上昇を開始し、現在はセリエA昇格を狙える位置に付けている。なおアコリのほかにラツィオの新監督として仮説に挙がっていたコラントゥオーノ氏については招聘の可能性は低くなっている。
ラツィオのロッシ監督に関してはシーズン終了後にナポリへ移るという見方が強まっている。現在ナポリを率いているレイヤ監督はデ・ランテンティス会長と合意の上、クラブを去ることになるだろう。(controcampo.tv)




☆レッジーナ戦予想スタメン(Agi)
GK:バッロッタ
DF:デ・シルヴェストリ-シヴィーリア-クリバリ-コラロフ
MF:ムディンガイ-レデスマ-マンフレディーニ
MF:マウリ
FW:ロッキ-パンデフ




☆ラツィアーレ『ターレを起用しろ!』
クラブ、監督との対立の後、ラツィアーレはレッジーナ戦で勝利に飢えたプレイが見られることを望んでいる。
ラジオ上でのラツィアーレの声は一点、「水曜日、ピッチ上でターレと共に戦う」というものとなっている。ターレは今シーズン、ロッシ監督から声を掛けられる度に最高の仕事を成し遂げてきた。パレルモ戦、コッパ・イタリアのナポリ戦は特に印象的なものと言える。ラツィアーレはターレを『ラツィオのために魂を賭けて戦う選手』と認めており、ターレはレッジーナ戦への挑戦に向けて準備が出来ている。(Piazza della Liberta)




☆ロティート会長はカリアリへ到着できずローマで試合観戦
ロティート会長はカリアリへ向かうために飛行機へ乗り込もうとしたものの、霧のため飛行機が欠航となってしまった。その後はベルガモからカリアリへ向かおうとしたものの、飛行機の時間には間に合わなかった。そのためロティート会長は午後にローマに戻り、TVで試合を観戦した。
次節のレッジーナ戦についてはベーラミが累積警告で出場停止となった。(Gazzetta dello Sport Ed. Roma)




☆ロッシ監督の時代の終わりを確信するラツィアーレ
ラツィアーレの多くはロッシ監督が去ることを望んでいる。彼らはロッシ監督のサイクルの終焉が来たと確信しているのである。カリアリ戦後のフィウミチーノ空港では60人のラツィアーレが選手たちの到着を待ち、罵声を浴びせた。(Leggo)




☆期待外れのビアンキ
ビアンキがラツィオに到着したとき、ラツィアーレは大きな熱意を持って彼を歓迎した。ラツィアーレはビアンキがUEFA杯出場権獲得に導くことを信じていた。しかしこれまでのところ、ビアンキへの期待は心からの失望へ変わった。ロッシ監督にとってもそれは全く同じことと言える。
ビアンキはロティート会長がラツィオにやってきて以来最も高価な補強となったが、これまでの結果は不当なものと言える。ビアンキがイングランドでベンチに居たことについて、エリクソン監督に責任はない。それでもラツィオのロッシ監督はビアンキの獲得を支持していた。そしてラツィオはロッシ監督の言葉によってビアンキを信じ、獲得を決めた。しかしロッシ監督はトレーニングに合流したビアンキを見て、まだトップコンディションにないことを確認した。
世間では新たに加入した選手がすぐにチームの戦術的に馴染むのは難しいと言われている。ただその問題を克服する方法を知っている選手こそカンピオーネと言えるものだろう。ビアンキはカリアリ戦でも悪い面ばかりが目立ち、彼がボールを触っても何も起こることはなかった。その一方でターレは積極的にボールに絡み、チームメイトを助けようとした。
ビアンキの獲得が取り沙汰されていた頃、ターレは素晴らしい時期を過ごしていた。ナポリとの2試合では最高の活躍を見せた一人となり、コッパ・イタリアでも価値の重いゴールを決めた。しかしビアンキの加入により、ターレのスペースはなくなり、皮肉にもそれによってラツィオは悪い状況へと追いやられてしまった。(Messaggero)




☆怒りのラツィアーレ
フォルメッロではラツィアーレがロッシ監督、ロッキ、マウリ、レデスマに対して激しく声をあげ、卵を投げるという行動に出る者も居た。
これに対してロッシ監督はラツィアーレと話し合うために突然トレーニングを中断した。だがすぐにロッシ監督はラツィアーレと対話できる状態にないことを察知し、トレーニングを再開した。そしてラツィアーレはその後も抗議を続けた。
練習後、ロッキは車の窓を開け、次のように語った。「全てのことを残念に思っている。対立したって結果を得られるわけじゃないんだ。でもとにかく全ては俺たち次第だと思っている」。
混乱の時期にあるラツィオだが、再びロッシ監督がシーズン後にナポリへ移るという説が強まっている。そしてロティート会長はロッシ監督の後釜を探すためにいくつかの接触を開始した。候補となっているのはコラントゥオーノ氏、アコリ氏などである。(Messaggero)




☆今季初の連勝を信じていたラツィアーレ
ラツィアーレは今シーズン初の連勝を確信し、サルディーニャへ応援に駆けつけた。しかしマトリのゴールが決まった瞬間、その望みは失望へと変わった。その後ラツィアーレは選手たちに激しい罵声を浴びせた。
2週間前のエンポリ戦後にラツィアーレはロッシ監督、ロッキと話し合いを行った。そしてラツィオはアタランタ戦で快勝し、ラツィアーレも心を少しスッキリさせていた。その矢先カリアリ戦で再びラツィオの悲惨な試合を目にすることをラツィアーレは想像できなかった。
フィウミチーノへ到着したラツィオの一同は飛行機の下まで迎えに来ていたバスへすぐに乗り込み、警察の援護を受けて空港を脱出した。(Messaggero)





☆ムディンガイは軽傷
カリアリ戦でフィーニから危険なタックルを受けたムディンガイは膝の痛みに耐え、プレイを続けた。あの場面はアーセナルのエドゥアルドが骨折したシーンに酷似していたものの、幸運なことにムディンガイの負傷は深刻なものではなかった。
レッジーナ戦に向けてはメグニの復帰に期待が掛かっている。メグニはまだ90分プレイできる状態にないことが明らかだが、コンディションは確実に上向いている。攻撃面ではビアンキがパンデフの傍でスタメン出場するかもしれない。またセンターバックのクリバリも次節は復帰できる見込みとなっているほか、レデスマのポジションにはバローニオが出場する可能性がある。ケガ人ではザウリはまだ30日、ムタレッリも少なくとも2週間、フィルマーニは1週間かかると見られている。(Messaggero)