☆インテルFWMARIO BALOTELLI BARWUAH('90) 06年12月の記事
セリエC1のルメッザーネにて、05-06シーズンに若干15歳でトップチームデビューを果たしたマリオ・バロテッリは現在インテルのベッレッティに所属している。
Corrado Balotelli氏が語る、マリオ・バロテッリのこれまでの歩みは非常に興味深いものになっている。「彼はガーナ出身の両親の下パレルモで生まれた。マリオはブレシアーノ訛りのイタリア語を喋る完全なイタリア人で、アフリカには一度も行ったことがない。彼は12歳の時にルメッザーネに渡った。そして05-06シーズンのセリエC1パドヴァ戦でデビューを飾り、ジェノア戦でもプレイした。その後06年のメルカート最終日にインテルが2009年までの契約にサインさせたんだ」。
バルセロナがバロテッリを探していたのは本当だったのだろうか?「本当だ。6月に実際にテストを受けるためにカンプノウへ行ったよ。そこでマリオは3試合で8ゴールを決め、バルセロナはマリオに熱心になった。しかし市民権の問題でバルセロナに入団することはできなかった。ちなみにバルセロナの他にもリヴァプール、チェルシー、トッテナムが情報を求めてきていたよ。イタリア国内ではフィオレンティーナも獲得を強く希望していた」。
フィオレンティーナ移籍はどうして実現しなかったのだろうか?「フィオレンティーナはマリオに対して本当に熱心だったが、マリオはフィオレンティーナ行きについては今後の機会を伺ってからという道を選択した。その後インテルからマリオが人間として成長できる場が保証されたオファーが届き、それを受け入れたんだ」。
ベッレッティでは10試合で11得点を決めている。「彼はプリマヴェーラでも既に45分プレイしている。インテルは若手を非常に上手く管理していると言えるね」。
マリオはどんなタイプの選手なのか?「187cmのすらーっとしたフィジカルを持っている。ルメッザーネではスピードを評価されてMFでプレイしていたが、ヘディングも強いよ」。
マリオがカルチョに求めるものとは?「彼はアイドルであるロビーニョやエトーのようになることを夢見ている。ただ彼自身もまだ自分がジョカトーレとして成長していかなければならないことを理解している」。(Tuttomercatoweb.com)


☆マリオ・バロテッリ
・1990年1月17日生まれ。パレルモ出身
・05-06シーズンにセリエC1ルメッザーネで2試合に出場。