☆ジェンティーレ弁護士がカリーソ問題を楽観視
ファン・パブロ・カリーソの問題について、ラツィオのジェンティーレ弁護士は間もなく解決されると確信している。
カリーソにはピエモンテのピネローロに住んでいた祖父がいるのだが、イタリアのパスポート取得に向けて提出した文書が認められず、現在は複雑な状態にあった。
しかし近いうちにこの問題は円滑に解決されるかもしれない。ジェンティーレ弁護士は「私は非常に楽観視している。解決の可能性をパーセンテージで表すことはできないがね。この混乱の原因はイタリアとアルゼンチンの間の伝達が上手くいっていないというところにある。問題となっているのは1800年にアルゼンチンへ引っ越したカリーソの親類である人物が、マルティンという名前に変えたことだ。名前は違うが、これは同一人物なんだよ。私は、月曜か火曜までにパスポート取得が明白なものになることを望んでいる」と語っている。
なおカリーソの取引に失敗した場合には、ロティート会長はアボンダンシエリ獲得に動くと見られている。(Channel4)



☆トリノ戦に向けて①
トリノとの開幕戦に向けて、コラロフが全体練習に合流した。ただトリノ戦のスタメンは右にデ・シルヴェストリ、CBにスカローニとディアキテ、左SBにザウリが予定されている。中盤では右にベーラミ、左にムタレッリが配置される予定となっており、トップ下にはデルネーロが入る。FWはロッキとパンデフが起用される。なおCL予備予選で退場したベーラミは2試合、ムタレッリは1試合の出場停止が決定している。
ケガ人については明日の午後にクリバリが練習に復帰する予定となっている。マウリ、ステンダルドはまだ別メニューを行っており、マウリに関してはCL予備予選に間に合う可能性はほとんどなくなっている。シヴィーリアは現在復帰へ向けたプログラムを進行しているが、復帰は遅れる可能性が高くなっており、ピッチに返ってくるのは9月末となるかもしれない。
メルカートについてはラツィオとレヴァンテはバローニオの移籍に関して合意した。しかし給料について問題が残されており、レヴァンテ側の会長はバローニオに犠牲を求めている。またカリアリがインザーギに関する情報を求めている。
DF補強についてはPetach-Tikvaに所属するブラジル人Marcio Fabiano Giovanini('78)の獲得を考えている。(Il Tempo SIMONE PIERETTI)



☆トリノ戦に向けて②
ラツィオがトリノ戦で起用できない選手はシヴィーリア、クリバリ、ステンダルド、マウリ、インザーギ、コラロフ…と非常に多くなっている。またベーラミ、ムタレッリ、ロッキもケガに関して若干の苦悩を抱えている。
しかしカンピオナート開幕は迫っている。ロッシ監督は守備の形成の準備ができていない。これまでロッシ監督はトリノとの開幕戦にはCBにザウリとスカローニを起用し、左SBにはコラロフを出場させる予定になっていた。しかしコラロフは肩の脱臼は治ったものの、筋肉の問題が発生してしまった。ただディアキテについては幸運にも明日起用できる状態にまで回復している。
中盤に関してはベーラミはケガを抱えており、明日ピッチに立つ可能性はほとんどない。そのためムディンガイが代わりに起用されることになる。(Messaggero)

☆vsトリノ予想スタメン
GK:バッロッタ
DF:デ・シルヴェストリ-スカローニ-ディアキテ-ザウリ
MF:ムディンガイ-レデスマ-ムタレッリ
MF:デルネーロ
FW:ロッキ-パンデフ